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雨と湿度の関係はどうなっている?100%になることはある?

が降ると湿度が上がります。

日本の夏は高温多湿ですが、梅雨入り以降の湿気は不快そのものですよね。

しかし、どんなに大雨が降っても湿度が100%になったのを見たことがありません。

雨と湿度の関係はどうなっているのでしょうか?

今回は、「雨と湿度の関係はどうなっている?100%になることはある?」と題して、雨と湿度の関係について見ていきます。

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雨と湿度の関係はどうなっている?

一般的に湿度とは、空気中の水分量のことをいい、空気中に入れる水分量は気温に比例します。

つまり、気温が高い方がより多くの水分が入ることができるということになります。

というわけで、同じ水分量であれば気温が高ければ湿度が低くなるわけです。

このように湿度には気温が密接に関係しているので、単純に雨が降ったから湿度が高いというわけでもないのです。(もちろん基本的には晴天時よりは高いですが…)

雨が降る状態では当然ですが、上空に水蒸気を含んだ雲がきています。

この水蒸気が雨となって地上に落ちてくるわけですが、水蒸気量が一定ならこの時の地上の温度が高いか低いかで湿度が決まるともいえます。

雨と湿度の関係は気温によって左右されるのです。

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湿度とは何か?~簡単にわかりやすく

湿度とは、空気中の水分量のことと説明しましたが、もう少し詳しく見てみましょう。

湿度には、相対湿度絶対湿度があります。

私たちが普段、湿度と呼んでいるのは相対湿度で、天気予報で使われる湿度も相対湿度です。

相対湿度とは、その気温において空気中に含むことができるる水分量(飽和水蒸気量)に対して、実際にどれだけの水分が含まれているかという量のことをいい、次の計算式で表すことができます。

相対湿度(%)= 水蒸気量(g/㎥)÷ 飽和水蒸気量(g/㎥)× 100

一方、絶対湿度とは、空気中にどれだけの水分が含まれているかという量のことをいい、1㎥中の空気に含まれている水蒸気の量(g)で表します。

相対湿度と絶対湿度の違いは、%かgで表すか、気温に左右されるかどうかです。

雨が降って室内の湿度が100%になることはある?

では、雨が降ると室内の湿度は100%になるのでしょうか?

結論としては、通常は部屋の湿度は100%になることはありません。

気温の低い上空であれば湿度は相当高くなりますが、地上は上空より気温が高いので湿度は100%よりも低くなるのが普通です。

通常の雨だと湿度は80~90%ぐらいで、かなりのどしゃ降りの雨でも90%を超えるぐらいです。

室内で湿度が高い場所といえば、お風呂があげられますが、お風呂でも100%にはならないぐらいですから。

ただし、強い雨が降っている時に急激に気温が下がってきた場合には、かなり100%には近づくことはあるでしょう。

それでも100%はかなり厳しいと思います。

例えば、エアコンのクーラーをガンガンかけて室内の温度を下げている時にスコールのような強い雨が降った場合です。

これでも湿度100%にはならないはずです。

湿度100%になるとどうなる?

では、仮に湿度が100%になるとどうなるのでしょうか?

湿度が100%の状態とは、水蒸気が空気中に入り込む余地がもうない状態です。

この状態になると水蒸気は水滴となって現れ、自然界では、室内では結露となります。

また、湿度100%が水中と同じ状態と思われるかもしれませんが、これは意味がそもそも違っていて、空気がなければ湿度というもの自体が成立しません。

湿度が空気中の水分量を表す考え方だからです。

なので、水中と同様に真空も空気が存在しないので湿度自体が成立しません。

雨と湿度の関係~まとめ

今回は、「雨と湿度の関係はどうなっている?100%になることはある?」と題して、雨と湿度の関係について見てきました。

雨と湿度の関係は、気温によって左右され、気温が高い方がより多くの水分を含むことができるため、同じ水分量の雨なら気温が高い方が湿度は低くなる傾向があります。

また、通常の雨で室内の湿度は100%になることはほとんどなく、通常の雨で湿度は80~90%ぐらいで、どしゃ降りの雨でも90%を超えるぐらいです。

湿度は100%になると水蒸気は水滴となって現れ、自然界では霧、室内では結露となります。

一見、関係なさそうですが、湿度には気温が大きく関係しているのですね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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