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ゲリラ豪雨の意味と定義は?増えた原因・対策を簡単にわかりやすく!

最近、よく耳にするのがゲリラ豪雨という言葉です。

あまり響きのいい言葉には聞こえませんし、このゲリラ豪雨による災害は甚大なものにつながるケースが多いようですね。

このゲリラ豪雨のゲリラとはどういう意味・定義なんでしょうか?

また、最近ゲリラ豪雨が増えてきた原因は何なのでしょうか?

被害が大きくなりやすいだけに対策も知っておかないと不安です。

今回は、ゲリラ豪雨の意味・定義と増えた原因・対策などについて見ていきます。

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ゲリラ豪雨の意味

ゲリラ豪雨も見舞われると、ここが日本ではないような気になりますよね。

急にドシャ降りの雨が降り始めて、雨量が急激に増え始め、河川も決壊寸前、ひどい場合は決壊することもあります。

いつ頃からか梅雨の雨もしとしととした雨ではなく、強い雨が多くなったような気がします。

ゲリラ豪雨と言う言葉が使われれはじめたのは1970年代からで、ゲリラ豪雨とは予測が困難な集中豪雨を表す言葉です。

このゲリラ豪雨のゲリラとは、もともとは軍事用語で、スペイン語で小戦争のことをいいます。

スペイン内乱の時に反フランコ勢力が考え出した戦法で、待ち伏せや不意打ちなどで突然敵に襲いかかり、敵が反撃してくる余裕を与えずに逃げ去る戦法をいいます。

他にパルチザン、遊撃戦とも呼ばれます。

つまり、予測するのが難しいという意味があって、突然・突発的な現象、神出鬼没な様子を「ゲリラ」「ゲリラ的」と例えられるようになりました。

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ゲリラ豪雨の定義

続いてゲリラ豪雨の定義ですが、ゲリラ豪雨という言葉はメディアが作り出した言葉で、実はゲリラ豪雨自体は正式な気象用語ではありません。

したがって、雨量などによる定義も定められていません。

気象庁でも天気予報でゲリラ豪雨という言葉を用いることはなく、集中豪雨局地的大雨、または短時間強雨などの用語を雨量などに応じて使い分けているのが現状です。

なので、ゲリラ豪雨は集中豪雨のひとつで、さらにパワーアップした豪雨というふうに考えられると思います。

集中豪雨と局地的大雨、短時間強雨と少し意味がわかりにくいですが、それぞれの定義は以下の通りです。

局地的大雨

単独の積乱雲によってもたらされる雨で、雨量は数十分の短時間に数十mm程度です。
かなり強い雨が降りますが、積乱雲が単独なので、その寿命が来れば、大雨も過ぎ去ってくれます。

集中豪雨

連続した積乱雲によってもたらされ、局地的大雨が連続音して降る雨です。
数時間に渡って強く降り、雨量は100mmから数百mmにもなります。
局地的大雨がパワーアップしたようなもので、大きな災害になりやすいでのはこちらですね。

局地的大雨

雨の降る範囲に関係なく短い時間に多くの雨が降る現象をいいます。
上記2つに似ていますが、集中豪雨の中で使われることが多いようです。

参考:「降水」(国土交通省・気象庁)
⇒ https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/yougo_hp/kousui.html

ゲリラ豪雨が増えた原因と対策

では、なぜゲリラ豪雨が増えているのでしょうか?

それは異常気象や地球温暖化などによって日本の気温が上昇しているのが原因と考えられます。

気温が高くなると、空気中に含まれる水蒸気の量が増えます。

簡単に言うと気温が上昇すれば、ひとつの雲に含まれる水蒸気の量が増えて短時間により多くの雨を降らせることができるようになります。

雲の水蒸気が凍れば、雪になりますが、そういえば昨今は暖冬の割に大雪が多いのはこのことが影響しているのかもしれませんね。

ゲリラ豪雨の原因が地球温暖化とわかれば、対策は簡単です。

地球温暖化を防止すればいいのです。

しかし、言うのは簡単ですが、やるのは難しいようですね。

各国の利害関係が絡んで、なかなか話が前に進みません。

しかし、突発的な自然現象で予測も困難なことから、そうも言ってられないのが現状です。

年々、雨による災害も多くなってきていますし、地球規模の話ですからなんとか効果的な対策を講じてもらいたいものです。

まとめ

今回は、ゲリラ豪雨のゲリラの意味・定義と増えた原因・対策などについて見てきました。

ゲリラ豪雨のゲリラの意味とは、予測するのが難しいという意味で、突然・突発的な現象、神出鬼没な様子を表します。

また、ゲリラ豪雨自体は正式な気象用語ではなく、雨量などによる定義も定められていません。

ゲリラ豪雨の原因は地球温暖化で、対策は温暖化防止が最有力です。

各国の利害関係を越えて対策をしなければならないレベルまできているような気もします。

将来の地球が安心して暮らせるようになるといいですね。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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