ゴルフでは国内では数千万円、海外では大きな大会になると数億円の優勝賞金を獲得できる大会もあります。
テニスではすでに男子と女子の賞金額に差はありませんが、ゴルフでは違いはあるのでしょうか?
日米の男子・女子ツアー別に賞金配分表を比較してみました。
また、これまでの最高賞金額の大会も気になります。
今回は、ゴルフの賞金配分表と男子と女子の賞金額の差・違いや最高賞金額の大会などを見ていきます。
ゴルフの賞金配分表
ゴルフの賞金配分はツアーによって若干の違いが見られます。
賞金配分表で日米男子・女子のツアーを例に比較すると、優勝者への配分が最も高いのが国内男子ツアーの20%、最も低いのがアメリカ女子ツアーの15%、国内女子ツアーとアメリカ男子ツアーはその間の18%が基本となっています。
ZOZOチャンピオンシップ、TOTOジャパンクラシックなど予選カットがない大会もあり、配分率は大会によって違いがあります。
また、予選を通過できなかった場合は基本的に賞金はありませんが、全米オープンでは予選落ちした選手にも賞金が支給されています。
ツアー別のゴルフの賞金配分表(10位まで)は、以下の通りです。
ゴルフの賞金配分表
順位 | 国内男子 | 国内女子 | 米男子 | 米女子 |
1位 | 20% | 18% | 18% | 15% |
2位 | 10% | 8.8% | 10.8% | 8.6% |
3位 | 6.8% | 7% | 6.8% | 6.8% |
4位 | 4.8% | 6% | 4.8% | 5.1% |
5位 | 4% | 5% | 4% | 4.1% |
6位 | 3.6% | 4% | 3.6% | 3.3% |
7位 | 3.3% | 3.5% | 3.35% | 2.8% |
8位 | 3.05% | 3% | 3.1% | 2.4% |
9位 | 2.82% | 2.5% | 2.9% | 2.2% |
10位 | 2.62% | 2% | 2.7% | 2% |
※配分率は大会によって異なる場合があります。
ゴルフの賞金~男子と女子の差・違い
ゴルフの賞金額は男子と女子では差があり、現時点では日米どちらのツアーも女子より男子のほうが高額です。
国内での近年の傾向を見ると、国内女子ツアーの人気が高まっており賞金額の上昇とともに試合数も増加しています。(2022年は38試合)
逆に国内男子ツアーではかつては40試合以上あった試合数が27試合(2022年)まで減少するなど、男女の違いがはっきりと出ています。
平均の賞金額では男子のほうが高額ですが、最高賞金額の大会は男子より女子のほうが高額の大会が現れました。
一方、アメリカツアーでは男子・女子ともに賞金額は年々増額されていますが、男子のほうが高額であることは以前と変わりません。
日米ともに賞金額では男子と女子に差がありますが、傾向には大きな違いが見られています。
ゴルフの賞金~男子と女子の最高賞金額の大会
では最後にゴルフの最高賞金額の大会を男子・女子ツアー別に見ていきましょう。
上述したように、最高賞金額の大会は男女逆転現象が起きて、男子より女子のほうが高額となりました。
国内男子の最高賞金額の大会「ISPSハンダマッチプレー選手権」もすでに消滅していることから、今後の男子ツアーの巻き返しが期待されます。
国内女子では「アース・モンダミンカップ」が2021年から賞金総額3億円・優勝賞金5,400万円に増額し、堂々の国内最高賞金額の大会に君臨しています。
一方、アメリカツアーでは男子・女子ともに全米オープンが他の大会を抑え、最高賞金大会の座を維持しています。
毎年のように増額されていることから賞金は今後もさらに高騰することが予想されます。
ゴルフの最高賞金額の大会(男子・女子)は、以下の通りです。
ゴルフの最高賞金額の大会(男子・女子)
国内男子
ISPSハンダマッチプレー選手権2018
賞金総額2億3,000円・優勝賞金5,200万円
国内女子
アース・モンダミンカップ2021~
賞金総額3億円・優勝賞金5,400万円
アメリカ男子
全米オープン2022
賞金総額1,750万ドル・優勝賞金315万ドル
アメリカ女子
全米女子オープン2022
賞金総額1,000万ドル・優勝賞金180万ドル
※2022年までの賞金額です。
ゴルフの賞金配分表と男子と女子の賞金額の差・違い~まとめ
今回は、ゴルフの賞金配分表と男子と女子の賞金額の差・違いや最高賞金額の大会などを見てきました。
賞金配分表で比較すると、優勝者への配分が最も高いのが国内男子ツアーの20%、最も低いのがアメリカ女子ツアーの15%、国内女子ツアーとアメリカ男子ツアーはその間の18%が基本となっています。
賞金額は男子と女子では差があり、現時点では日米どちらのツアーも女子より男子のほうが高額です。
最高賞金額の大会は、国内男子が「ISPSハンダマッチプレー選手権2018」(賞金総額2億3,000円・優勝賞金5,200万円)、国内女子が「アース・モンダミンカップ2021~」(賞金総額3億円・優勝賞金5,400万円)、アメリカ男子が「全米オープン2022」(賞金総額1,750万ドル・優勝賞金315万ドル)、アメリカ女子が「全米女子オープン2022」(賞金総額1,000万ドル・優勝賞金180万ドル)です。(2022年時点)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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