記録的短時間大雨情報はいつ発表するもの?基準や最高記録なども!

温暖化とともに毎年のように大雨による災害が発生していますが、気象庁では大雨が降った時には必要に応じて警報・注意報などを発令して安全確保を呼びかけています。

記録的短時間大雨情報もそのひとつで、発表されるということは猛烈な雨が降っていますが、いつ発表するものなのでしょうか?

発表される基準や記録的短時間大雨の最高記録も気になります。

今回は、記録的短時間大雨情報はいつ発表するものなのか、また発表の基準や記録的短時間大雨の最高記録などについて見ていきます。

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記録的短時間大雨情報はいつ発表するもの?

記録的短時間大雨情報の発表は大雨警報を発令中、数年に1度しか発生しないような1時間に100mm前後の激しい大雨を観測・解析した時に発表されます。

1983年から運用されており、順番としては大雨警報を発令された後に記録的短時間大雨情報の発表となります。

記録的短時間大雨情報が発表された時は、対象地域で土砂災害や浸水害、中小河川の洪水災害の発生という大きな災害につながるような猛烈な雨が降っていることを意味しています。

少しでも危険を感じた場合には安全な場所へ移動したり、市町村の避難情報を確認して発令されている避難情報に従って適切な避難行動を取る必要があります。

実際にどこで災害発生の危険度が高まっているかはキキクル(危険度分布)で確認することができます。

参考:気象庁「記録的短時間大雨情報とは」

記録的短時間大雨情報で発表される内容は大雨の発生場所と時刻、観測・解析記録で、以下のように発表されます。

気象レーダーと地上の雨量計の観測を組み合わせた解析による発表例
○○県記録的短時間大雨情報 第○○号
令和○○年○○月○○日○○時○○分 気象庁発表

○○時○○県で記録的短時間大雨
○○市付近で約○○ミリ

地上の雨量計の観測による発表例
○○県記録的短時間大雨情報 第○○号
令和○○年○○月○○日○○時○○分 気象庁発表

○○時○○分○○県で記録的短時間大雨
○○市○○で○○ミリ

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記録的短時間大雨情報の発表基準

記録的短時間大雨情報の発表には1時間あたりの雨量によって基準が設けられています。

発表基準は、1時間雨量歴代1位または2位の記録を参考に決められ、地域ごとに異なります。

発表基準一覧表によると、低い地域では80mm、高い地域では最大で120mmで記録的短時間大雨情報が発表されます。

記録的短時間大雨情報の発表基準一覧表からは、多くの地域が100mm前後に設定されていることがわかります。

1時間に100mm前後(10cm前後)ですから相当な雨量であることは容易に想像できます。

記録的短時間大雨情報の発表基準一覧表(気象庁・pdf)

記録的短時間大雨の最高記録

では最後に記録的短時間大雨の最高記録を見ていきましょう。

記録的短時間大雨の最高記録は、香取(千葉県)と長浦岳(長崎県)が記録した153mmです。

記録的短時間大雨の上位にランキングされている地域の傾向としては、九州や四国など南の地域が多く、北海道や東北など北の地域はほとんど入っていません。

また、観測された時期としては、温暖化の影響か比較的最近観測されたデータが多いように思えます。

記録的短時間大雨のランキング(1時間の最大降水量)は、以下の通りです。

記録的短時間大雨のランキング(1時間の最大降水量)
1位タイ:153mm
香取(千葉県)1999年10月27日
長浦岳(長崎県)1982年7月23日

3位:152mm
多良間(沖縄県)1988年4月28日

4位タイ:150mm
甲佐(熊本県)2016年6月21日
清水(高知県)1944年10月17日

6位タイ:149mm
下関(新潟県)2022年8月4日
室戸岬(高知県)2006年11月26日

8位:147mm
前原(福岡県)1991年9月14日

9位:146.5mm
岡崎(愛知県)2008年8月29日

10位:145.5mm
仲筋(沖縄県)2010年11月19日

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記録的短時間大雨情報はいつ発表するもの?~まとめ

今回は、記録的短時間大雨情報はいつ発表するものなのか、また発表の基準や記録的短時間大雨の最高記録などについて見てきました。

記録的短時間大雨情報の発表は大雨警報を発令中、数年に1度しか発生しないような1時間に100mm前後の激しい大雨を観測・解析した時に発表され、順番としては大雨警報を発令された後に記録的短時間大雨情報の発表となります。

記録的短時間大雨情報の雨量基準は1時間雨量80~120mmで、1時間雨量歴代1位または2位の記録を参考に決められ地域ごとに異なります。

また、記録的短時間大雨の最高記録は、香取(千葉県)と長浦岳(長崎県)が記録した153mmです。

温暖化の影響もあり、記録的短時間大雨情報の発表は今後、多くなることが予想され、記録的短時間大雨の最高記録も更新される可能性も高いといえるでしょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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