日本の夏はどんどん暑くなり、もはやひとつの災害(気象庁)といわれるほどになりました。
毎年、熱中症で病院に搬送される方が相次ぎ、夏は熱中症の予防は必須です。
そんな熱中症予防グッズとして、おすすめなのが日傘です。
日傘というと女性の日焼け予防のためのおしゃれグッズのひとつというイメージがありますが、環境省では「男女問わず日傘を使おう」とPRしています。
今回は、熱中症予防グッズなら女性だけでなく男性にもおすすめの日傘について見ていきます。
熱中症予防グッズなら日傘がおすすめ
室内でも熱中症になってしまうほど暑い時代ですから、室外となれば熱中症のリスクはさらに高まります。
当然のことですが、外出時はエアコンなど温度を下げてくれるものはありません。
炎天下で無防備では大変危険です。
曇りの日はあまり期待できないものの、特に晴れた日差しの強い日には熱中症予防グッズとして日傘の利用がおすすめです。
【男性も日傘を 環境省呼び掛け】https://t.co/p8GhBxhtkq
環境省は熱中症対策として、男性も日傘を使うよう呼び掛ける初のキャンペーンを始める方針を決めた。環境省などが行った実験によると、日傘を差すと帽子をかぶるのに比べ、汗の量が約17%減る効果がある。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) 2019年5月21日
日傘の色や素材にもよって違いはありますが、大同大学によると熱中症が発生する指数である「暑さ指数」(WBGT)が約1~3度下がったという報告があります。
「暑さ指数」(WBGT)の詳細は、こちらからどうぞ!
⇒環境省熱中症予防情報サイト
「暑さ指数」(WBGT)が3度下がると熱中症予防におけるリスクもレベルがひとつ下がることから、日傘はうってつけの熱中症予防グッズといえるでしょう。
熱中症予防に日傘は女性だけでなく男性にもおすすめ
熱中症予防グッズとして日傘がおすすめなのはわかりました。
しかし、日傘というと日焼けしたくない女性のものというイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
環境省の調べたところでは、女性の7割が日傘を使用するのに対して、男性はわずか1割程度という少なさです。
しかし、昨今の熱中症予防として男性も意識を変えるべき時代にきているともいえます。
実際に「男も日傘をさそう会」という日傘の利用を促進しようという会もあり、デパートなどでも男性用の日傘の売り場も目立つようになってきました。
今後は男女にかかわらず日傘を利用する時代になってくるでしょう。
日傘で熱中症を防ごう 男性にもお勧め、選び方のコツはhttps://t.co/doxfuBP2Qr
暑さや紫外線を防ぐアイテムとして注目を集める日傘。日焼けしたくない女性を中心に使われてきたが、男性用の売り場も目立つようになってきた。暑さ対策として環境省も男女問わず使用を呼びかけている。
— 朝日新聞名古屋編集局 (@asahi_nagoya) 2019年7月8日
熱中症予防グッズとしての日傘はどれを選ぶ?
では、熱中症予防グッズとしての日傘は、どんなタイプの日傘を選べばよいのでしょうか?
熱中症予防グッズとしては、遮光・遮熱加工が施された日傘を選ぶのが正解です。
この基準になるのが、日本洋傘振興協議会が一定の基準を満たした傘につけている「遮熱・遮光マーク」あるいは「遮光マーク」です。
持ち歩きに便利な折り畳み式の日傘もありますし、サイズが小さめでも大丈夫です。
また、男性用の日傘はこれまでは黒っぽいタイプが多かったですが、最近ではさまざまなタイプが出ており選択肢が広がっています。
男性の方で日傘を差すのが恥ずかしいという方は、思い切って日傘と一目で分かるタイプを選ぶのもいいかもしれませんよ。
まとめ
今回は、熱中症予防グッズなら女性だけでなく男性にもおすすめの日傘について見てきました。
熱中症が発生する指数である「暑さ指数」(WBGT)を下げることから、熱中症予防グッズとして日傘がおすすめです。
最近では男性用の日傘も増えてきており、今後は男女にかかわらず日傘を利用する時代になってくるものと思われます。
また、熱中症予防グッズとしての日傘は「遮熱・遮光マーク」あるいは「遮光マーク」のついた遮光・遮熱加工が施された日傘を選ぶようにしましょう。
真夏の外出はどうやっても暑いことには変わりないかもしれませんが、日傘など少しの工夫がすることが熱中症予防のポイントといえます。
さらに日傘だけでなく、アームカバーや帽子なども活用することで、より熱中症の予防に効果的といえるでしょう。
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