デビュー以来、数々の最年少記録を更新してきた藤井聡太二冠ですが順位戦においても快進撃が続いています。
順位戦での勝率は驚異的で次々に対戦相手を打ち破り、全棋戦の中でも抜群の成績を残しています。
そして順位戦のはるか向こうに待つ究極の記録として藤井聡太二冠に期待されるのが、谷川浩司九段が持つ史上最年少名人記録(21歳2か月)更新です。
こちらでは、藤井聡太二冠の順位戦の次の対戦相手と日程・中継予定や全成績を追っていきたいと思います。
藤井聡太の順位戦の次の対戦相手と日程・中継予定
新型コロナウイルスの影響でストップしていた将棋の対局も無事に再開され、2020年度の第79期B級2組の対局は例年通り月に1局のペースで行われていく予定です。
注目の藤井聡太二冠の順位戦の次の対戦相手は窪田義行七段で、対局日程は2021年2月9日(火)となります。
ここまで全勝を守りトップを走る藤井二冠ですが、残すところ2局で昇級まであと1勝に迫っています。
次の窪田義行七段との対局に勝ってスッキリ昇級を決めたいところでしょう。
藤井聡太二冠の順位戦の次の対戦相手と日程など概要は、以下の通りです。
藤井聡太の次の順位戦の対戦相手・日程など概要
対局者
先手・窪田義行七段 VS 後手・藤井聡太二冠
対局日程
2021年2月9日(火)
対局開始時間
午前10時00分~
昼食休憩
12時00分~12時40分
夕食休憩
18時00分~18時40分
持ち時間
6時間
藤井聡太の順位戦の中継予定
藤井聡太七段の順位戦の棋譜中継は、ABEMA将棋チャンネルや名人戦棋譜速報、将棋連盟
ライブ中継アプリでライブ中継が予定されています。
ご視聴はこちらからどうぞ!
ABEMA将棋チャンネル(無料)
⇒ https://abema.tv/now-on-air/shogi
名人戦棋譜速報(有料)
⇒ http://www.meijinsen.jp/
将棋連盟ライブ中継アプリ(有料)
⇒ https://www.shogi.or.jp/lp/mr201704/
いずれも対局開始から投了まで、完全生中継の予定となっています。
ABEMA将棋チャンネルは無料、名人戦棋譜速報と将棋連盟ライブ中継アプリは有料となっています。
藤井聡太の順位戦~全成績
藤井聡太七段のこれまでの順位戦の全成績は、以下の通りです。
藤井聡太の順位戦全成績:37勝1敗(2021年1月6現在)
藤井聡太の順位戦の成績~2020年度(B級2組)
2020年度(第79期B級2組)の成績:8勝0敗(9回戦終了)
11回戦(3月10日)VS 中村太地七段⇒?
10回戦(2月9日)VS 窪田義行七段⇒?
9回戦(1月6日)VS 中村修九段⇒〇
8回戦(12月16日)VS 野月浩貴八段⇒〇
7回戦(11月11日)VS 北浜健介八段⇒〇
6回戦(10月21日)VS 村山慈明七段⇒〇
5回戦(9月30日)抜け番
4回戦(9月9日)VS 谷川浩司九段⇒〇
3回戦(7月29日)VS 鈴木大介九段⇒〇
2回戦(7月6日)VS 橋本崇載八段⇒〇
1回戦(6月24日)VS 佐々木勇気七段⇒〇
藤井聡太の順位戦の成績~2019年度(C級1組)
順位戦参加3期目は再びC級1組での戦いになりましたが、10戦全勝で文句なしの成績でB級2組への昇級を果たしています。
2019年度(第78期C級1組)の成績:10勝0敗 ⇒ 昇級
10回戦(3月3日)VS 真田圭一八段⇒〇
9回戦(2月4日)VS 高野秀行六段⇒〇
8回戦(1月14日)VS 小林裕士七段⇒〇
7回戦(12月3日)VS 船江恒平六段⇒〇
6回戦(11月5日)VS 青嶋未来五段⇒〇
5回戦(10月15日)VS 宮本広志五段⇒〇
4回戦(9月3日)VS 高橋道雄九段⇒〇
3回戦(8月6日)VS 金井恒太六段⇒〇
2回戦(7月2日)VS 堀口一史座七段⇒〇
1回戦(6月18日)VS 村田顕弘六段⇒〇
藤井聡太の順位戦の成績~2018年度(C級1組)
順位戦参加2期目はC級1組で9勝1敗の好成績を残しましたが、頭ハネ(同星の場合、順位を優先)のため惜しくも連続昇級を逃しました。
2018年度(第77期C級1組)の成績:9勝1敗 ⇒ 3位
11回戦(3月5日)VS 都成竜馬五段⇒〇
10回戦(2月5日)VS 近藤誠也五段⇒●
9回戦(1月8日)VS 富岡英作八段⇒〇
8回戦(12月18日)VS 門倉啓太五段⇒〇
7回戦(11月20日)VS 増田康宏六段⇒〇
6回戦(10月23日)VS 千葉幸生七段⇒〇
4回戦(8月28日)VS 青野照市九段⇒〇
3回戦(7月31日)VS 西尾 明七段⇒〇
2回戦(7月3日)VS 豊川孝弘七段⇒〇
1回戦(6月19日)VS 森下卓九段⇒〇
藤井聡太の順位戦の成績~2017年度(C級2組)
順位戦には2017年度の第76期から参加して、10戦全勝で見事に1期でC級1組への昇級を果たしています。
2017年度(第76期C級2組)の成績:10勝0敗 ⇒ 昇級
10回戦(3月15日)VS 三枚堂達也六段⇒〇
9回戦(2月1日)VS 梶浦宏孝四段⇒〇
8回戦(1月19日)VS 矢倉規広七段⇒〇
7回戦(12月7日)VS 高野智史四段⇒〇
6回戦(11月2日)VS 脇謙二八段⇒〇
5回戦(10月12日)VS 星野良生四段⇒〇
4回戦(9月14日)VS 佐藤慎一五段⇒〇
3回戦(8月10日)VS 高見泰地六段⇒〇
2回戦(7月6日)VS 中田功七段⇒〇
1回戦(6月15日)VS 瀬川晶司五段⇒〇
藤井聡太の順位戦~まとめ
今回は、藤井聡太二冠の順位戦の次の対戦相手と日程・中継予定や全成績をまとめてみました。
藤井聡太二冠は初参加となった2017年度の第76期C級2組を10戦全勝で1期で昇級を果たすと2018年度の第77期C級1組は9勝1敗の好成績ながら頭ハネで連続昇級を逃しましたが、2019年度の第78期C級1組では10戦全勝でB級2組への昇級を果たしています。
谷川浩司九段が持つ史上最年少名人記録(21歳2か月)を更新するためには、名人への挑戦権を獲得できるA級昇級までは最低でもあと2年かかることから連続昇級が必須条件となります。
藤井聡太二冠がこの勢いで名人に駆け上がるのかどうか、注目の順位戦が続きます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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