藤井聡太竜王が史上最年少名人となるのか、渡辺明名人が永世名人への足掛かりを固めるのか、大注目の将棋名人戦2023がいよいよ始まります。
歴史に残るであろう将棋名人戦2023の日程と対局場などは、どうなっているでしょうか?
持ち時間が長く長丁場の戦いになる名人戦ですが、Abema将棋チャンネルなど多くの生中継で観戦することができます。
今回は、渡辺明名人vs藤井聡太竜王の将棋名人戦2023の日程と持ち時間、Abemaなど生中継予定一覧などについて見ていきます。
将棋名人戦2023の日程と持ち時間
将棋名人戦2023は、名人位4期連続獲得を目指す渡辺明名人に名人戦初挑戦となる藤井聡太竜王が挑むという形になりました。
日程は、4月5日(水)・6日(木)の第1局を皮切りに6月27日(木)・28日(金)の最終第7局まで、全国各地の対局場を巡ります。
開幕第1局の「ホテル椿山荘東京」、第6局の「常磐ホテル」、最終第7局の「天童ホテル」、第2局がA級順位戦最終局で恒例となった「浮月楼」あたりは、すでにお馴染みの対局場なのではないでしょうか。
対局は2日制で、持ち時間は8つのタイトル戦で最長の9時間です。
将棋名人戦2023の日程と対局場は、以下のようになります。
将棋名人戦2023の日程と対局場・持ち時間など概要
第1局 4月5日(水)・6日(木)
「ホテル椿山荘東京」(東京都文京区)
第2局 4月27日(木)・28日(金)
「浮月楼」(静岡県静岡市)
第3局 5月13日(土)・14日(日)
「高槻城公園芸術文化劇場」(大阪府高槻市)
第4局 5月21日(日)・22日(月)
「麻生大浦荘」(福岡県飯塚市)
第5局 5月31日(水)・6月1日(木)
「緑霞山宿・藤井荘」(長野県高山村)
第6局 6月13日(火)・14日(水)
「常磐ホテル」(山梨県甲府市)
第7局 6月27日(木)・28日(金)
「天童ホテル」(山形県天童市)
対局者
名人:渡辺明
挑戦者:藤井聡太
持ち時間
各9時間
開始時間
9:00~
おやつの時間
10:00&15:00
昼食休憩
12:00~13:00
夕食休憩
17:00~17:30(2日目のみ)
将棋名人戦2023のAbemaなど生中継予定一覧
将棋名人戦2023は、Abema将棋チャンネルをはじめ多くの生中継が予定されています。
中継するのは、映像付きがAbema将棋チャンネルと朝日新聞・毎日新聞のYouTube、棋譜中継が名人戦棋譜速報、将棋連盟ライブ中継アプリ、朝日新聞デジタル将棋ページ、毎日新聞対局Liveで生中継の予定となっています。
残念ながら現時点で囲碁・将棋チャンネルなどでのテレビ放送は確認できていません。(2023年4月3日時点)
ただ、今年の名人戦は史上最年少名人の誕生がかかるだけに、注目度は例年より高いと思われます。
テレビ放送の予定が確認された場合には、こちらで更新していく予定です。
Abema将棋チャンネルと名人戦棋譜速報、将棋連盟ライブ中継アプリ、朝日新聞デジタル将棋ページ、毎日新聞対局Liveの詳細と視聴は、以下から。
将棋名人戦2023のAbemaなど生中継予定一覧
・映像付きの中継
⇒ Abema将棋チャンネル
⇒ 囲碁将棋TV -朝日新聞社-(YouTube)
⇒ 毎日新聞(YouTube)
・棋譜中継
⇒ 名人戦棋譜速報
・朝日新聞デジタル将棋ページはこちらからどうぞ!
⇒ 朝日新聞デジタル将棋ページ
・毎日新聞対局Liveはこちらからどうぞ!
⇒ 毎日新聞対局Live
Abema将棋チャンネルは無料、毎日新聞対局Liveは無料(?)、名人戦棋譜速報と将棋連盟ライブ中継アプリ、朝日新聞デジタルは有料会員限定となり、料金は以下の通りです。
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将棋名人戦2023の結果
将棋名人戦2023の結果は、第5局を終了して藤井竜王が4勝1敗で名人位を奪取しました。
この結果、史上最年少名人・七冠の誕生となりました。
将棋名人戦2023の結果
渡辺明名人 :1勝4敗 ●●◯●●
藤井聡太竜王:4勝1敗 ◯◯●◯◯ ⇒ 奪取
渡辺明名人と藤井聡太竜王の対戦成績は、こちらをご参照下さい↓↓

将棋歴代名人
将棋の歴代名人を見ると、2000年以降は羽生・森内両永世名人の強さが目立ちます。
2004年から2015年まではこの2人で名人位を独占していたのですから、いかに強かったのかがわかります。
世代交代が起きたのが2016年のことで、佐藤天彦名人が誕生してからは若手棋士が台頭し、以降は羽生世代の戴冠はありません。
そして2020年から渡辺明九段が3期連続で名人位を保持した後、藤井聡太名人の誕生となりました。
将棋の歴代名人は、以下の通りです。
将棋歴代名人
第1~5期(1937~1946年)木村義雄
第6・7期(1947・1948年)塚田正夫
第8~10期(1949~1951年)木村義雄
第11~15期(1952~1956年)大山康晴
第16・17期(1957・1958年)升田幸三
第18~30期(1959~1971年)大山康晴
第31~39期(1972~1981年)中原誠
※1977年は主催者移行問題で未開催
第40期(1982年)加藤一二三
第41・42期(1983・1984年)谷川浩司
第43~45期(1985~1987年)中原誠
第46・47期(1988・1989年)谷川浩司
第48~50期(1990~1992年)中原誠
第51期(1993年)米長邦雄
第52~54期(1994~1996年)羽生善治
第55期(1997年)谷川浩司
第56・57期(1998・1999年)佐藤康光
第58・59期(2000・2001年)丸山忠久
第60期(2002年)森内俊之
第61期(2003年)羽生善治
第62~65期(2004~2007年)森内俊之
第66~68期(2008~2010年)羽生善治
第69~71期(2011~2013年)森内俊之
第72・73期(2014・2015年)羽生善治
第74~76期(2016~2018年)佐藤天彦
第77期(2019年)豊島将之
第78~80期(2020~2022年)渡辺明
第81期(2023年)藤井聡太
名人と竜王の違いについては、こちらをご参照下さい↓↓

将棋名人戦2023の日程と持ち時間・生中継予定一覧~まとめ
今回は、渡辺明名人vs藤井聡太竜王の将棋名人戦2023の日程と持ち時間、Abemaなど生中継予定一覧などについて見てきました。
日程は4月5日(水)・6日(木)の第1局を皮切りに6月27日(木)・28日(金)の最終第7局まで、持ち時間はタイトル戦で最長の9時間です。
将棋名人戦2023のライブ中継は、Abema将棋チャンネルと朝日新聞・毎日新聞YouTube、名人戦棋譜速報、将棋連盟ライブ中継アプリ、朝日新聞デジタル将棋ページ、毎日新聞対局Liveで予定されています。
ここまでの対戦成績からは挑戦者の藤井聡太竜王が有利ですが、史上最年少名人誕生か、渡辺明名人が意地を見せるのか、大注目の名人戦となります。
将棋名人戦2023の結果は藤井竜王が4勝1敗で名人位を奪取し、史上最年少名人・七冠となりました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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