朝日杯将棋オープン戦2024の本戦トーナメントの出場棋士16名が出揃い、いよいよ本戦トーナメントの対局が迫っています。
前年は藤井聡太竜王・名人が4度目の優勝を飾りましたが、今年はどんな戦いになるのか注目されるところです。
いずれ劣らぬ強豪棋士だけが出場するトーナメント戦だけに、2024年も多くの熱戦が見られるはずです。
組み合わせトーナメント表と結果速報が気になりますが、どうなっているでしょうか?
今回は、朝日杯将棋オープン戦2024本戦の日程と組み合わせ、本戦トーナメント表、結果速報、ABEMA放送予定などについて見ていきます。
朝日杯将棋オープン戦2024の日程
朝日杯将棋オープン戦2024本戦の日程は、1月13日(土)・14日(日)の名古屋対局を皮切りに始まり、2月10日(土)に優勝者が決まります。
1月13日(土)・14日(日)の名古屋対局で準決勝進出者2名、1月25日(木)には東西の将棋会館で準決勝進出者2名が決まり、最終日の2月10日(土)に準決勝・決勝が行われる予定になっています。
朝日杯将棋オープン戦は持ち時間40分の早指し棋戦で、勝てば1日2局指すことになる他の棋戦にはあまり見られないシステムになっています。
朝日杯将棋オープン戦2024本戦の日程など概要は、以下の通りです。
朝日杯将棋オープン戦2024本戦の日程など概要
名称
第17回朝日杯将棋オープン戦
日程・対局場所
2024年1月13日(土)・14日(日)
1回戦・2回戦:名古屋国際会議場(愛知県)
2024年1月25日(木)
1回戦・2回戦:将棋会館(東京都)、関西将棋会館(大阪府)
2024年2月10日(土)
準決勝・決勝:有楽町朝日ホール(東京都)
対局開始時間
午前10:00~(1回戦)
午後2:00~(2回戦・午前の勝者が対局)
午前10:15~(準決勝2局)
午後2:15~(決勝)
持ち時間
各40分(使い切ったら1手1分未満)
賞金
750万円(優勝者)
前年優勝者
藤井聡太竜王・名人
朝日杯将棋オープン戦2024の本戦トーナメント表
朝日杯将棋オープン戦本戦トーナメントは、シード棋士8名と予選を勝ち抜いた棋士8名の合計16名で争われます。
シード棋士は、前回大会ベスト4と2023年4月時点でのタイトル保持者などで、シード棋士同士は1回戦では当たらない組み合わせとなっています。
つまり、1回戦ではシード棋士と予選を勝ち抜いた棋士が対局する組み合わせになります。
シード棋士(8名)
藤井聡太竜王・名人(前回ベスト4)
渡辺明九段(前回ベスト4)
豊島将之九段(前回ベスト4)
糸谷哲郎八段(前回ベスト4)
永瀬拓矢九段(タイトル保持者)
増田康宏七段(前年2次予選通過者)
三枚堂達也七段(前年2次予選通過者)
西田拓也五段(前年2次予選通過者)
2次予選を予選通過した棋士(8名)
A組:阿久津主税八段
B組:高見泰地七段
C組:佐々木勇気八段
D組:及川拓馬七段
E組:近藤誠也七段
F組:久保利明九段
G組:斎藤慎太郎八段
H組:井田明宏四段
朝日杯将棋オープン戦2024本戦の本戦トーナメント表は、こちらからどうぞ↓
本戦トーナメント表(日本将棋連盟公式サイト)
朝日杯将棋オープン戦2024の組み合わせと結果速報
朝日杯将棋オープン戦2024の結果速報は、わかり次第、更新していく予定です。
朝日杯将棋オープン戦2024本戦の組み合わせと結果速報は、以下の通りです。
朝日杯将棋オープン戦2024本戦の組み合わせと結果速報
1回戦
永瀬拓矢九段〇-●高見泰地七段(1月13日・名古屋)
豊島将之九段〇-●佐々木勇気八段(1月13日・名古屋)
藤井聡太竜王・名人〇-●斎藤慎太郎八段(1月14日・名古屋)
及川拓馬七段●-〇増田康宏六段(1月14日・名古屋)
渡辺明九段●-〇近藤誠也七段(1月25日・東京将棋会館)
西田拓也五段〇-●阿久津主税八段(1月25日・東京将棋会館)
糸谷哲郎八段〇-●井田明宏四段(1月25日・関西将棋会館)
三枚堂達也七段●-〇久保利明九段(1月25日・関西将棋会館)
2回戦(準々決勝)
永瀬拓矢九段〇-●豊島将之九段(1月13日・名古屋)
藤井聡太竜王・名人〇-●増田康宏六段(1月14日・名古屋)
近藤誠也七段●-〇西田拓也五段(1月25日・東京将棋会館)
糸谷哲郎八段〇-●久保利明九段(1月25日・関西将棋会館)
準決勝
永瀬拓矢九段〇-●西田拓也五段(2月10日・有楽町朝日ホール)
藤井聡太竜王・名人〇-●糸谷哲郎八段(2月10日・有楽町朝日ホール)
決勝
藤井聡太竜王・名人●-〇永瀬拓矢九段(2月10日・有楽町朝日ホール)
朝日杯将棋オープン戦の歴代優勝者
朝日杯将棋オープン戦の歴代優勝者を確認しておきましょう。
歴代最多優勝回数は羽生善治九段の5回、以下、藤井聡太竜王・名人の4回が続きますが、複数回優勝はこの2名のみです。
連覇記録は羽生善治九段の3連覇(2013~2015年度・第7回~第9回)が最多で、他には藤井聡太竜王の2連覇(2017~2018年度・第11回~第12回)があります。
朝日杯将棋オープン戦の歴代優勝者は、以下の通りです。
朝日杯将棋オープン戦の歴代優勝者
2023年度(第17回):永瀬拓矢九段
2022年度(第16回):藤井聡太竜王
2021年度(第15回):菅井竜也八段
2020年度(第14回):藤井聡太王位・棋聖
2019年度(第13回):千田翔太七段
2018年度(第12回):藤井聡太七段
2017年度(第11回):藤井聡太五段
2016年度(第10回):八代弥五段
2015年度(第9回):羽生善治名人
2014年度(第8回):羽生善治名人
2013年度(第7回):羽生善治三冠
2012年度(第6回):渡辺明竜王
2011年度(第5回):羽生善治二冠
2010年度(第4回):木村一基八段
2009年度(第3回):羽生善治名人
2008年度(第2回):阿久津主税六段
2007年度(第1回):行方尚史八段
※段位・肩書きは、当時のものです。
朝日杯将棋オープン戦2024のABEMA放送など棋譜中継
朝日杯将棋オープン戦は、以前はCSのテレ朝チャンネル2で準決勝・決勝がテレビ放送されていましたが、第12回(2018年度)からはインターネットテレビのAbemaTVが無料でライブ配信を行っています。
視聴はこちらからどうぞ
→ AbemaTV将棋チャンネル
また、朝日新聞デジタルでも棋譜と現地での大盤解説の模様を無料で視聴できます。
視聴はこちらからどうぞ
→ 朝日新聞デジタル
朝日杯将棋オープン戦中継サイトでは、予選から本戦トーナメントまの棋譜を見ることができるとともに棋譜中継も行われる予定です。
視聴はこちらからどうぞ
→ 朝日杯将棋オープン戦中継サイト
朝日杯将棋オープン戦2024日程と本戦トーナメント表~まとめ
今回は、朝日杯将棋オープン戦2024の日程と組み合わせ、本戦トーナメント表、結果速報、ABEMA放送予定などについて見てきました。
朝日杯将棋オープン戦2024本戦の日程は、1月13日(土)・14日(日)の名古屋対局を皮切りに開始され、2月10日(土)に優勝者が決まります。
本戦トーナメントは、シード棋士8名と予選を勝ち抜いた棋士8名の合計16名で、組み合わせは強豪棋士同士が1回戦から激突します。
朝日杯将棋オープン戦2024はインターネットテレビのAbemaTVと朝日新聞デジタルでライブ配信、朝日杯将棋オープン戦中継サイトで棋譜中継が行われる予定です。
朝日杯将棋オープン戦2024の結果速報は、永瀬拓矢九段が決勝で藤井聡太竜王・名人を下し、初優勝を飾りました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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