朝日杯将棋オープン戦2021の本戦トーナメントの出場棋士16名が出揃い、いよいよ本戦の対局が迫っています。
前回は千田翔太七段が初優勝を飾りましたが、2017・2018年で連続優勝を達成した藤井聡太二冠もリベンジに燃えています。
いずれ劣らぬ強豪棋士だけのトーナメント戦だけに、今年2021年も多くの熱戦が見られるはずです。
組み合わせトーナメント表と結果速報が気になりますが、どうなっているでしょうか?
今回は、朝日杯将棋オープン戦2021本戦の日程と組み合わせ、本戦トーナメント表、結果速報、abema放送予定などについて見ていきます。
朝日杯将棋オープン戦2021の日程
朝日杯将棋オープン戦2021本戦の日程は、1月16日(土)・17日(日)の名古屋対局を皮切りに始まり、2月11日に優勝者が決まります。
1月16日(土)・17日(日)に準決勝進出者2名、次いで1月21日(木)・29日(金)にも準決勝進出者2名が決まり、最終日の2月11日(祝・木)に準決勝・決勝が行われるスケジュールになっています。
朝日杯将棋オープン戦は持ち時間40分の早指し棋戦で、勝てば1日2局指すことになる他の棋戦にはあまり見られないシステムになっています。
朝日杯将棋オープン戦2021本戦の日程など概要は、以下の通りです。
朝日杯将棋オープン戦2021本戦の日程など概要
名称
第14回朝日杯将棋オープン戦
日程・場所
2021年1月16日(土)・17日(日)
1回戦・2回戦:名古屋国際会議場(愛知県名古屋市)
2021年1月21日(木)・29日(金)
1回戦・2回戦:シャトーアメーバ(東京都渋谷区)
2021年2月11日(祝・木)
準決勝・決勝:有楽町朝日ホール(東京・有楽町)
開場
午前9:20
対局開始時間
午前10:00~(1回戦2局)
午後2:00~(2回戦1局・午前の勝者が対局)
※16日(土)・17日(日)とも同じスケジュールです。
持ち時間
各40分(使い切ったら1手1分未満)
朝日杯将棋オープン戦2021の本戦トーナメント表
朝日杯将棋オープン戦本戦トーナメントは、シード棋士8名と予選を勝ち抜いた棋士8名の合計16名で争われます。
シード棋士は、前回大会ベスト4と2020年4月時点でのタイトル保持者で、シード棋士は1回戦では当たらない組み合わせとなっています。
つまり、1回戦ではシード棋士と予選を勝ち抜いた棋士が対局する組み合わせになります。
シード棋士(8名)
千田翔太七段(前回優勝)
永瀬拓矢王座(前回準優勝)
藤井聡太二冠(前回ベスト4)
阿久津主税八段(前回ベスト4)
渡辺明名人(2020年4月時のタイトル保持者)
豊島将之竜王(2020年4月時のタイトル保持者)
木村一基九段(2020年4月時のタイトル保持者)
深浦康市九段(2020年4月時のタイトル保持者)
予選通過した棋士(8名)
佐藤紳哉七段
野月浩貴八段
飯島栄治七段
大石直嗣七段
三浦弘行九段
船江恒平六段
佐藤天彦九段
西田拓也四段
朝日杯将棋オープン戦2021本戦の本戦トーナメント表は、以下のようになっています。
日本将棋連盟公式サイトより引用
朝日杯将棋オープン戦2021の組み合わせと結果速報
朝日杯将棋オープン戦2021の結果速報は、藤井聡太二冠が準決勝で渡辺明名人、決勝では三浦弘行九段を下し、3回目の優勝を飾りました。
朝日杯将棋オープン戦2021本戦の組み合わせと結果は、以下の通りです。
朝日杯将棋オープン戦2021本戦の組み合わせと結果
決勝
先手・藤井聡太二冠 〇-● 後手・三浦弘行九段(2月11日)
準決勝
先手・渡辺明名人 ●-〇 後手・藤井聡太二冠(2月11日)
先手・三浦弘行九段 〇-● 後手・西田拓也四段(2月11日)
2回戦
先手・渡辺明名人 〇-● 後手・永瀬拓矢王座(1月16日)
先手・豊島将之竜王 ●-〇 後手・藤井聡太二冠(1月17日)
先手・三浦弘行九段 〇-● 後手・木村一基九段(1月21日)
先手・西田拓也四段 〇-● 後手・深浦康市九段(1月29日)
1回戦
先手・永瀬拓矢王座 〇-● 後手・佐藤紳哉七段(1月16日)
先手・野月浩貴八段 ●-〇 後手・渡辺明名人(1月16日)
先手・豊島将之竜王 〇-● 後手・飯島栄治七段(1月17日)
先手・大石直嗣七段 ●-〇 後手・藤井聡太二冠(1月17日)
先手・木村一基九段 〇-● 後手・船江恒平六段(1月21日)
先手・阿久津主税八段 ●-〇 後手・三浦弘行九段(1月21日)
先手・深浦康市九段 〇-● 後手・佐藤天彦九段(1月29日)
先手・千田翔太七段 ●-〇 後手・西田拓也四段(1月29日)
朝日杯将棋オープン戦2021のabema放送予定
朝日杯将棋オープン戦は、以前はCSのテレ朝チャンネル2で準決勝・決勝がテレビ放送されていましたが、第12回(2018年度)からはインターネットテレビのAbemaTVがライブ配信を行っています。
視聴はこちらからどうぞ
→ AbemaTV将棋チャンネル
また、朝日杯将棋オープン戦中継サイトでは、予選から本戦トーナメントまの棋譜を見ることができるとともに棋譜中継も行われる予定です。
視聴はこちらからどうぞ
→ 朝日杯将棋オープン戦中継サイト
朝日杯将棋オープン戦2021~まとめ
今回は、朝日杯将棋オープン戦2021の日程と組み合わせ、本戦トーナメント表、結果速報、abema放送予定などについて見てきました。
朝日杯将棋オープン戦2021本戦の日程は、1月16日(土)・17日(日)の名古屋対局を皮切りに開始され、2月11日に優勝者が決まります。
本戦トーナメントは、シード棋士8名と予選を勝ち抜いた棋士8名の合計16名で、組み合わせは強豪棋士同士が1回戦から激突します。
朝日杯将棋オープン戦2021はインターネットテレビのAbemaTVでライブ配信、朝日杯将棋オープン戦中継サイトで棋譜中継が行われる予定です。
朝日杯将棋オープン戦2021の結果速報は、藤井聡太二冠が準決勝で渡辺明名人、決勝では三浦弘行九段を下し、3回目の優勝を飾りました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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