日本の三大都市のひとつ名古屋市は中部地方最大の都市であるとともに、愛知県の県庁所在地です。
気候としては夏は高温多湿でとても蒸し暑く、逆に冬はそんなに寒くはなく雪も降らないイメージがあります。
そんな2023年の名古屋の寒さはいつまで続くのでしょうか？
また、雪が降らないかどうかも気になります。
今回は、2023年の名古屋の寒さはいつまで続くのか、また雪が降らないかどうかも予想していきます。
名古屋の寒さはいつまで続く2023？
名古屋は愛知県の西部に位置しており、気候としては東京や大阪に似ているのかなというイメージが個人的にはあります。
しかし、時々、雪が降ったというニュースを見ることもあり、東京や大阪より冬の寒さは厳しいようにも思います。
名古屋の冬も年が明けて2023年を迎え、冬の寒さも本格化してくる時期になります。
実際の名古屋の冬は寒さのピークはいつなのか、寒さが和らぐ時期はいつ来るのか、はたして2023年の冬はどうでしょうか？
平均気温・最低気温・最低気温0℃未満の日数のデータから、2023年冬の名古屋の寒さはいつまで続くのかを予想していきます。
前年2022年と過去30年（1991年以降）の12月から翌3月までのデータを参考に見ていきましょう。
※カッコ内の気温・日数は1991年から2020年までの30年間の平均値です。
| 年月日 | 平均気温 | 最低気温 | 最低気温0℃未満の日数 |
| 2021年12月 | 7.3℃（7.2℃） | －1.2℃ | 5（2.8） |
| 2022年1月 | 4.1℃（4.8℃） | －2.7℃ | 13（10.4） |
| 2022年2月 | 4.5℃（5.5℃） | －1.9℃ | 9（9.0） |
| 2022年3月 | 11.0℃（9.2℃） | 0.8℃ | 0（1.6） |
参考：「過去の気象データ」（国土交通省・気象庁）
⇒ http://www.data.jma.go.jp/gmd/risk/obsdl/index.php
名古屋の寒さ～平均気温
まず平均気温ですが、ここでは前年2022年とともに過去30年の名古屋の12月～翌3月までの平均気温を調べてみました。
すると12月は7℃台、1・2月は5℃前後、3月に入って10℃を超えてくるいることがわかりました。
2月と3月の気温差はかなり大きいものがあります。
また、暖冬とはいわれていますが、前年2022年とここ30年の平均気温にさほど大きな差は見られていません。
名古屋の寒さ～最低気温
続いて、前年2022年の最低気温ですが、ご覧の通り12月～翌2月までの最低気温は氷点下まで下がり、3月に入って0℃を超えています。
月別では1月が最も最低気温が低く、3月に入ってからは最低気温は0℃を超えてきます。
名古屋の寒さ～最低気温0℃未満の日数
最高気温0℃未満の真冬日の日数はどうでしょうか？
これも過去30年の最高気温0℃未満の平均日数を見ていきましょう。
最低気温0℃未満の平均日数は平均気温・最低気温と連動しており、平均気温や最低気温が低い月は最低気温0℃未満の日数も多くなっている傾向があります。
やはり1月と2月に集中しており、名古屋の寒さのピークの時期は1月～2月にかけての時期であることがわかります。
名古屋の寒さはいつまで続く2023？
これらのことから、2023年の名古屋の寒さがいつまで続くかを予想すると2月までと予想します。
3月には暖かくなるのは間違いなく、かなり暖かさを感じることができるのではないでしょうか。
名古屋の寒さ～雪が降らないかどうかを予想
2023年の名古屋の寒さがいつまで続くかの次は、雪が降らないかどうかを予想していきます。
名古屋はあまり雪は降らないイメージがありますが、そう多くはないもののこれまで何度か局地的な大雪に見舞われています。
名古屋の最も多い積雪量は1945年12月19日に記録した49cmで、最近では2014年12月18日と2005年12月19日に23cmの積雪を記録しています。
その他にも数年に1度程度ですが、雪が降っています。
名古屋の雪～降雪量合計
降雪量の合計をこれまでの平均値と前年2022年シーズンで比較してみました。
前年2022年シーズンと平均値ともに12月～翌2月にかけて数cmの降雪があります。
この項目を見ただけでは名古屋の雪はそれほど降るという印象はありません。
名古屋の降雪量合計（2022年）
12月の降雪量合計：3cm（3cm）
1月の降雪量合計：1cm（4cm）
2月の降雪量合計：2cm（5cm）
3月の降雪量合計：－cm（0cm）
※カッコ内は1991年から2020年までの30年間の平均値です。
名古屋の雪～最深積雪
最深積雪はどうでしょうか？
こちらも降雪量合計と同様に12月～翌2月にかけて数cmということで、大雪というほどではありません。
名古屋の最深積雪（2022年）
12月の最深積雪：2cm（3cm）
1月の最深積雪：1cm（3cm）
2月の最深積雪：1cm（3cm）
3月の最深積雪：－cm（0cm）
※カッコ内は1991年から2020年までの30年間の平均値です。
これらのことから、2023年の名古屋で積もるような雪が降る可能性は低いものの、数年おきには降ることが予想されます。
降らない時は降りませんが決して降らないとは言い切れず、降る時にはまとめて降る傾向があるといっていいでしょう。
名古屋の寒さはいつまで続く2023？～まとめ
今回は、2023年の名古屋の寒さはいつまで続くのか、また雪が降らないかどうかも予想してきました。
2023年の名古屋の寒さはいつまで続くのかは2月まで、寒さのピークの時期は1月～2月と予想します。
また、2023年の名古屋で積もるような雪が降る可能性は低いものの、過去には数年おきに雪が降っていることから突発的な大雪が降ることも予想されます。
最近は雪の降り方も極端で降る時にはまとめて降るので、雪が降らないとは言い切れず名古屋では雪の予報も要チェックです。
しかし、ここ数年の傾向を考えると、2023年の名古屋の冬は2月までで3月には一気に暖かくなって春が訪れるような気がします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
※個人の予想ですので、参考程度にお考えいただければと思います。
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