せっかくの旅行が台風に当たってしまっては、ガッカリしますよね。
ガッカリするだけでなく、飛行機は飛ぶんだろうか、とかいろいろな心配事がでてきます。
もし台風によって飛行機が欠航になる場合、いつ頃決まるのでしょうか?
また、欠航になる基準はどんな条件で決まるのでしょうか?
今回は、台風による飛行機の欠航はいつ決まるのか、また飛ばなくなる基準などについて見ていきます。
台風による飛行機の欠航はいつ決まる?
「台風による飛行機の欠航はいつ決まるのか?」
こんな疑問が出てくるのは台風による飛行機の欠航がたいてい飛ぶ日、あるいは飛ぶ直前に発表されることがほとんどだからではないでしょうか。
飛行機の欠航が早く決まっていれば、その後の予定も立てやすいですし旅行が台無しにならずにすむかもしれません。
しかし、以下の理由から台風による飛行機の欠航は出発の2日以上前に決まることはほとんどないようです。
台風などの天候に見通しがつく場合には早めに確定をする場合もあるにはあるようですが、あまり期待しないほうがいいでしょう。
台風による飛行機の欠航が直前に発表される理由
欠航を決めてしまうと航空会社はその後の対応と処理が大変です。
経済的な損失も相当なものでしょう。
航空会社としては、できるだけ欠航は避けたいという事情と、あとは最近の台風は進路が直前まで読めないことも多いということもあり、飛べる可能性があればギリギリまで待ちたいというのが事情のようです。
当然、発表も直前になりやすいわけです。
自然が相手なだけにどうしようもないのかもしれませんね。
台風によって飛行機が欠航する基準
飛行機が欠航するかどうかの判断は、航空会社が決めるのですが、その中でも各機体のパイロットの判断が大きいです。
なので、ある航空会社では欠航となっていても、別の航空会社は運航していたということも起こりうるのです。
しかし、台風によって飛行機が欠航する明確な基準は発表されていません。
ただ、調べてみるとおおよその基準は見えてくるので、それをもとに考えていきたいと思います。
飛行機が欠航する大きな基準は横風
まず、飛行機が欠航する大きな基準は風、とりわけ横風です。
向かい風であればかなりの強風であっても離着陸できるのですが、横風となるとその飛行機の大きさによって、運行できるかどうかが決まるようです。
ちなみに関西国際空港では、風速が25m/s以上で避難命令が出るようですので、これがひとつの基準になりそうです。
離着陸する空港の気象条件
また、飛行ルート上に台風があったら墜落してしまうのでは?と心配している方もいらっしゃるかもしれませんが、これは大丈夫です。
なぜなら、飛行機は台風の上を飛ぶので、一定の高さに達すれば台風の影響は受けません。
欠航で問題になるのは、あくまでも離着陸する空港の気象条件です。
なので、欠航かどうかを調べる際には、離着陸する空港の気象条件を見ることになります。
まとめ
今回は、台風による飛行機の欠航はいつ決まるのか、また飛ばなくなる基準などについて見てきました。
まとめると、台風による飛行機の欠航はいつ決まるかは、早くて2日前、多くは当日か飛ぶ直前です。
台風によって飛行機が欠航する基準は、横風の強さで、飛行機の大きさによって、運行できるかどうかが決まるようです。
風速が25m/sがひとつの基準になりそうです。
また、欠航で問題になるのは離着陸する空港の気象条件で、飛行機は台風の上を飛ぶので、一定の高さに達すれば台風の影響は受けません。
天気予報がいくら発達しても、今はまだ台風の進路までは確定できません。
もし旅行が台風に当たってしまったら、残念ですが現状ではどうすることもできないようですね。
欠航の可能性がある場合は、その後の対応を考えておくのが得策のようです。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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