2022年の福間（旧姓里見）香奈女流五冠に続いて西山朋佳女流三冠がプロ棋士編入試験を受験することになりました。実力は十分と評判も高いだけに史上初の女性プロ棋士誕生に期待が高まります。
西山朋佳女流三冠はかつては奨励会で三段まで昇段し、プロ棋士まであと一歩のところまで迫った経緯があるだけに再びのチャンスを是が非でも生かしたいところです。
西山朋佳女流三冠のプロ棋士編入試験はいつからなのか日程と対戦相手が気になります。同時に勝敗予想や結果はどうでしょうか？
今回は、西山朋佳女流三冠のプロ棋士編入試験はいつからなのか日程と対戦相手、さらに勝敗予想と結果などについて見てきます。
西山朋佳のプロ棋士編入試験はいつからなのか日程と対戦相手
西山朋佳女流三冠は7月4日の第18回朝日杯オープン戦1次予選1回戦で阿部光瑠七段に勝利し、直近の公式戦での成績を13勝7敗として女性で2人目のプロ棋士編入試験の受験資格を獲得しました。プロ棋士編入試験の受験は即決で、7月4日の午前の対局終了後の昼休みに日本将棋連盟に受験を申請、受理されました。
西山朋佳女流三冠のプロ棋士編入試験は日本将棋連盟が申請を受理した月の2カ月後から、1カ月に1局のペースで指されることから、日程は9月10日(火)から1か月に1局のペースで対局（編入試験）が行われます。五番勝負で3勝した時点で合格となります。
対戦相手（試験官）は新四段5人が棋士番号順に選出され、高橋佑二郎四段から順番に、山川泰熙四段、上野裕寿四段、宮嶋健太四段、柵木幹太四段の5人の棋士が非公式戦で担当します。合格すれば、史上初の女性プロ棋士四段が誕生しフリークラスへの編入資格を得られるとあって注目の五番勝負となります。
西山朋佳女流三冠のプロ棋士編入試験の日程と対戦相手は、以下の通りです。
西山朋佳のプロ棋士編入試験の日程と対戦相手
- 第1局 2024年9月10日(火) 東京・将棋会館
vs 高橋佑二郎四段 - 第2局 2024年10月2日(水) 東京・将棋会館
vs 山川泰熙四段 - 第3局 2024年11月？日
vs 上野裕寿四段 - 第4局 2024年12月？日
vs 宮嶋健太四段 - 第5局 2025年1月？日
vs 柵木幹太四段 - 対局場
原則として「東京・将棋会館」または「関西将棋会館」 - 持ち時間
各3時間
西山朋佳のプロ棋士編入試験の勝敗予想
ここまで西山朋佳女流三冠のプロ棋士編入試験の日程と対戦相手を見てきました。次に気になるのは西山朋佳女流三冠がこのプロ棋士編入試験を突破できるのかどうか、合格の可能性（勝敗予想）です。
現行制度になってからのプロ棋士編入試験の受験者はこれまで4人で、西山朋佳女流三冠が5人目の受験者ということになります。4人中3人が合格で合格率は75％と過去の合格率は非常に高くなっています。
気になるのは不合格になったのが同じ女流棋士でしのぎを削るライバルの福間（旧姓里見）香奈女流ということです。合格すれば史上初の女性プロ棋士誕生ということで、プレッシャーが大きかったのか、3連敗でいいところなく編入試験を終えています。
西山朋佳女流三冠にとっては9月の第1局に勝っていいスタートが切ることが、プロ棋士編入試験合格への大きなカギとなるでしょう。
過去の合格率が75％であること、そもそも西山朋佳女流三冠の直近のプロ棋士相手の公式戦での成績が13勝7敗であることを考えると、合格の可能性は少なくとも50％以上はあるように予想します。対戦相手（試験官）との過去（奨励会）の対戦成績も下記の通り、5人中3人に勝ち越しています。
西山朋佳と対戦相手（試験官）の過去（奨励会）の対戦成績
vs 高橋佑二郎四段 ⇒ 対戦なし
vs 山川泰熙四段 ⇒ 2勝1敗
vs 上野裕寿四段 ⇒ 1勝0敗
vs 宮嶋健太四段 ⇒ 2勝0敗
vs 柵木幹太四段 ⇒ 0勝5敗
西山朋佳のプロ棋士編入試験の結果
西山朋佳女流三冠のプロ棋士編入試験は、わかり次第、更新予定です。
西山朋佳のプロ棋士編入試験の成績：？勝？敗
西山朋佳
試験官
西山朋佳女流四冠のプロ棋士編入試験の結果
- 第1局 2024年9月10日(火)
西山朋佳女流三冠 vs 高橋佑二郎四段 - 第2局 2024年10月2日(水)
西山朋佳女流三冠 vs 山川泰熙四段 - 第3局 2024年11月？日
西山朋佳女流三冠 vs 上野裕寿四段 - 第4局 2024年12月？日
西山朋佳女流三冠 vs 宮嶋健太四段 - 第5局 2025年1月？日
西山朋佳女流三冠 vs 柵木幹太四段
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西山朋佳のプロ棋士編入試験はいつから？対戦相手・結果～まとめ
今回は、西山朋佳女流三冠のプロ棋士編入試験はいつからなのか日程と対戦相手、さらに勝敗予想と結果などについて見てきました。
西山朋佳女流三冠のプロ棋士編入試験の日程は、9月10(火)から1か月に1局のペースで対戦相手（試験官）は高橋佑二郎四段から順番に、山川泰熙四段、上野裕寿四段、宮嶋健太四段、柵木幹太四段の5人です。
過去の合格率が75％であること、西山朋佳女流三冠の直近のプロ棋士相手の公式戦での成績が13勝7敗であることを考えると、合格の可能性（勝敗予想）は少なくとも50％以上はあるとみます。
同じ女流棋士でしのぎを削るライバルの福間（旧姓里見）香奈女流が過去、不合格になっているだけに西山朋佳女流三冠の頑張りが期待されます。初の女性プロ棋士四段が誕生するのかどうか、注目の西山朋佳女流三冠のプロ棋士編入試験の結果は、わかり次第、更新予定です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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