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藤井聡太vs広瀬章人の対戦成績は?竜王戦や順位戦などの結果まとめ!

飛ぶ鳥を落とす勢いの藤井聡太竜王に対して、広瀬章人八段も竜王、王位とタイトル獲得経験のある押しも押されぬトップ棋士です。

過去には竜王戦七番勝負やA級順位戦など大きな対局もありますが、両者の対戦成績はどうなっているのでしょうか?

調べていくと意外なデータも見つかり、両者のこれからの対局にさらに興味がわきます。

今回は、藤井聡太竜王vs広瀬章人八段の対戦成績はどうなっているのか、竜王戦や順位戦などの結果などを見ていきます。

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藤井聡太vs広瀬章人の対戦成績

藤井聡太竜王vs広瀬章人八段の対局はこれまで13局あり、対戦成績は藤井竜王の10勝3敗です。(2023年3月5日時点)

対戦成績では藤井竜王が広瀬八段を圧倒しており、かなり差がついている印象です。

しかし、広瀬八段に対してだけでなく、羽生善治九段や渡辺明名人に対しても同様に対戦成績では藤井竜王が大きくリードしています。

藤井竜王がいかに強いのかを物語るデータと見るべきでしょう。

藤井聡太竜王vs広瀬章人八段の対戦成績は、以下の通りです。

藤井聡太と広瀬章人の対戦成績
藤井聡太竜王:10勝
広瀬章人八段:3勝
※2023年3月5日時点

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対局日や戦型など詳細

戦型を見ると、居飛車党同士であるがゆえ、全局居飛車になっています。

しかし、そのなかでも角換わりと相掛かりが圧倒的に多く指されており、矢倉はわずかに1局、横歩取りはまだ指されていません。

ちなみに広瀬八段は以前は振り飛車穴熊を得意戦法にし「振り穴王子」と呼ばれた時期もありましたが、今後両者の間で振り飛車が指される可能性はかなり低そうです。

藤井聡太竜王vs広瀬章人八段の戦型の内訳と対戦成績は、以下の通りです。

藤井聡太vs広瀬章人の戦型
角換わり:6局
相掛かり:5局
矢倉:1局
雁木:1局

※2023年3月5日時点

藤井聡太vs広瀬章人の対局日・戦型など
2022年12月2日・3日
第35期竜王戦七番勝負第6局(角換わり)
先手・藤井聡太〇-●後手・広瀬章人

2022年11月25日・26日
第35期竜王戦七番勝負第5局(相掛かり)
先手・広瀬章人〇-●後手・藤井聡太

2022年11月14日
第81期A級順位戦5回戦(雁木)
先手・藤井聡太〇-●後手・広瀬章人

2022年11月8日・9日
第35期竜王戦七番勝負第4局(角換わり)
先手・藤井聡太〇-●後手・広瀬章人

10月28日・29日
第35期竜王戦七番勝負第3局(相掛かり)
先手・広瀬章人●-〇後手・藤井聡太竜王

2022年10月21日・22日
第35期竜王戦七番勝負第2局(角換わり)
先手・藤井聡太〇-●後手・広瀬章人

2022年10月7日・8日
第35期竜王戦七番勝負第1局(角換わり)
先手・広瀬章人〇-●後手・藤井聡太

2021年10月4日
第71期王将戦挑戦者決定リーグ6回戦(相掛かり)
先手・藤井聡太〇-●後手・広瀬章人

2021年4月9日
第6期叡王戦八段戦決勝(相掛かり)
先手・藤井聡太〇-●後手・広瀬章人

2021年2月18日
第34期竜王戦ランキング戦2組2回戦(相掛かり)
先手・藤井聡太〇-●後手・広瀬章人

2020年11月2日
第70期王将戦挑戦者決定リーグ5回戦(角換わり)
先手・広瀬章人●-〇後手・藤井聡太竜王

2019年11月19日
第69期王将戦挑戦者決定リーグ7回戦(矢倉)
先手・藤井聡太●-〇後手・広瀬章人

2018年2月17日
第11回朝日杯本戦決勝(角換わり)
先手・藤井聡太〇-●後手・広瀬章人

タイトル戦~竜王戦

藤井聡太竜王vs広瀬章人八段のタイトル戦(番勝負)での対戦成績は、どうでしょうか?

両者はこれまでに1度、2022年の第35期竜王戦七番勝負でタイトル戦(番勝負)での対局があります。(2023年3月5日時点)

藤井竜王と広瀬八段がタイトル戦で戦うのは初めてで、2021年10月4日の王将戦挑戦者決定リーグ戦以来、約1年ぶりの対局となりました。

広瀬八段は竜王位を失った第32期以来3年ぶり、藤井竜王は初めての竜王戦七番勝負登場でした。

七番勝負開始直前の対戦成績は藤井竜王の5勝1敗で、この竜王戦七番勝負は4勝2敗で藤井竜王がタイトルを奪取しました。

これが藤井聡太竜王vs広瀬章人八段のこれまでの唯一のタイトル戦(番勝負)ですが、今後も両者のタイトル戦(番勝負)での対局はさらに続いていくでしょう。

藤井聡太vs広瀬章人の対戦成績~どっちが強いのか比較

藤井聡太竜王と広瀬章人八段ではどっちが強いのかは対戦成績から明らかではあります。

しかし、調べていくうちにおもしろいデータを見つけました。

これまでの13局中、藤井竜王の先手番が9局、後手番はわずかに4局で、有利な先手番は藤井竜王に偏っています。

そして藤井竜王の先手番と後手番での対戦成績を見ると、藤井竜王からみて以下のようになっています。

藤井聡太vs広瀬章人の先手番と後手番での対戦成績
先手番:8勝1敗
後手番:2勝2敗

確かに先手番では抜群の対戦成績を誇っていますが、後手番では互角です。

タイトル戦では第1局で振り駒を行い先手後手を決め、以降は平等に先後を交互に指していくので、先後はほぼ平等です。(※最終局は再び振り駒で決定)

藤井竜王の後手番での2敗は竜王戦七番勝負でのものです。

結果的には大差がついていますが、もしタイトル戦(番勝負)以外も先後が平等だったなら対戦成績は現時点より拮抗していたかもしれません。

逆に広瀬八段にとっては後手番の時にどう戦うかが、今後の課題といえるでしょう。

藤井聡太vs広瀬章人の対戦成績~まとめ

今回は、藤井聡太竜王vs広瀬章人八段の対戦成績はどうなっているのか、竜王戦や順位戦などの結果などを見てきました。

藤井聡太竜王vs広瀬章人八段の対戦成績は、藤井竜王の10勝3敗です。(2023年3月5日時点)

タイトル戦(番勝負)ではこれまでに1度、2022年の第35期竜王戦七番勝負での対局があり、藤井竜王が4勝2敗でタイトル奪取に成功しました。

これまでは藤井竜王に有利な先手番での対局が多く、先手番では大きく勝ち越していますが後手番では互角です。

広瀬八段にとっては後手番の時にどう戦うかが今後の課題ですが、タイトル戦のように先後が平等なら対戦成績は拮抗してくる可能性もあります。

今後も両者の対局に注目していきたいところです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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