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南部鉄器の手入れ方法はどうすればいい?鉄鍋・鉄瓶の錆びは大丈夫?

南部鉄器(鉄鍋・鉄瓶)といえば、岩手県で製造されている鉄器で、国の伝統工芸品にも指定されています。

最近では、海外でも人気が高まってきています。

すごく高価そうだし、手入れ方法も大変で、万が一にも錆びてしまったらどうしよう…と思って購入をためらう方も多いのではないでしょうか?

今回は、南部鉄器(鉄鍋・鉄瓶)の手入れ方法は錆びなど含めてどうすればいいのかを見ていきます。

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南部鉄器(鉄鍋・鉄瓶)の手入れ方法

南部鉄器(鉄鍋・鉄瓶)を使用すると熱が均一に伝わって料理やお茶もおいしくできますし、熱も逃がさないので冷めにくいという特徴も持っています。

また、南部鉄器(鉄鍋・鉄瓶)から出る鉄分も貧血対策にもなり、体にいいといわれています。

しかし、いざ購入となると手入れが大変なのではないかという理由で、二の足を踏んでしまうケースもあるようですね。

南部鉄器(鉄鍋・鉄瓶)の取り扱いと手入れ方法は、そういったイメージと違って意外と手がかからないようです。

早速、見ていきましょう。

南部鉄器(鉄鍋・鉄瓶)の取り扱い

南部鉄器(鉄鍋・鉄瓶)は、使い始めが一番錆びやすいです。

なので湯垢が付くまではできるだけ毎日使用することをおすすめします。

湯垢を早く鉄瓶内部に付けるためです。

南部鉄器(鉄鍋・鉄瓶)は、湯垢がつけばつくほど錆びが付きにくく、お湯がおいしくなるので使い始めは特にどんどん使ってあげるのがポイントといえます。

南部鉄器(鉄鍋・鉄瓶)の普段の手入れ方法

南部鉄器(鉄鍋・鉄瓶)の普段の手入れ方法といってもポイントは、使い終わったら水分を切って乾かすことだけです。

これさえ守っていれば、何の心配も要りません。

具体的には、使用後にお湯を切って弱火で10~20秒鉄瓶本体の余熱で乾かすだけです。

外側の手入れはさほど重要ではなく、やらなければやらなくても大丈夫なので、時々、拭いてあげる程度でかまいません。

使用後はできるだけ早く乾燥させること、これがお手入れのコツです。

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南部鉄器(鉄鍋・鉄瓶)の錆びの原因と手入れ方法

南部鉄器(鉄鍋・鉄瓶)は欲しいけれども手入れが大変で、すぐ錆びてしまうのではないかというイメージをお持ちの方も多いと思います。

しかし、万が一錆びてしまった場合でも、鉄の錆は体にはまったくの無害です。

その赤いお湯を飲んでしまっても健康を害する事はありません。

ただいくら体に害はないといっても、赤いお湯はお茶の色が悪くなるしおいしくありません。

未然に錆びを防止した方がいいのは、言うまでもありません。

ではまず南部鉄器(鉄鍋・鉄瓶)の錆びの原因から見ていきましょう。

南部鉄器(鉄鍋・鉄瓶)の錆びの原因

南部鉄器(鉄鍋・鉄瓶)は、水を入れっぱなしにしない限り錆びることはありません。

錆びる原因は、まだ湯垢が着いていない段階で水を入れっぱなしにしたり、使い終わってからきちんと乾かさないで濡れた状態で放置した場合など、水分が残った状態にしておくことです。

こうした状態にしておくと南部鉄器(鉄鍋・鉄瓶)は、確実に錆びます。

南部鉄器(鉄鍋・鉄瓶)の錆びた場合の手入れ方法

南部鉄器(鉄鍋・鉄瓶)が錆びてお湯が赤く濁る場合は、お湯を繰り返し沸かしてみます。

手順としては、以下のようになります。

30分位沸かす → 白い器にお湯を注ぎ、お湯の色が赤くないかをチェック!

まだお湯が赤ければ、赤いお湯は捨てて、再び上の作業を繰り返します。

これで、赤かったお湯が透明なお湯に変わるはずです。

どうしてもお湯が赤い、または鉄臭い場合

それでもお湯が赤い、または鉄臭い場合には、煎茶のティーパックを水と一いっしょに鉄瓶に入れて沸かします。

その後、鉄分とお茶のタンニンが反応してお湯がまっ黒になりますが、そのまま1日ほど放置します。

翌日、黒く濁った水を捨てて、新しくお湯を沸かすと透明なお湯になるはずです。

この作業も1回でダメな場合は、繰り返し試してみて下さい。

あとは軽くすすいで、1~2回沸かすと、おいしいお湯を楽しめます。

これらを試してみてもどうしても改善しない場合は、最終手段である修理に出すしかありません。

参考: https://www.tsukamoto-aim.co.jp/wp-content/uploads/2018/02/CT-NB19-B_d.pdf
(ツカモトエイム株式会社 「南部鉄器万能鍋取扱説明書」)
※PDFファイルです

南部鉄器の手入れ方法~まとめ

今回は、南部鉄器(鉄鍋・鉄瓶)の手入れ方法は錆びなど含めてどうすればいいのかを見てきました。

南部鉄器(鉄鍋・鉄瓶)の手入れ方法は思ったよりも簡単で、使い終わったら水分を切って乾かすことだけです。

また、錆びた場合は、お湯を沸かして捨てる作業の繰り返しできれいになります。

使い始めの時期は湯垢が付くまで、できるだけ毎日使用するのがポイントということもわかりました。

取り扱いや手入れ方法も難しそうなイメージがありましたが、案外手軽に扱えるので、南部鉄器(鉄鍋・鉄瓶)の購入をためらっている方にはぜひ検討していたきたいなと思いました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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