山形県は東北地方南部の日本海側に位置しています。
山形県は温泉王国としても知られ、多くの温泉がありますが、山形の冬は毎年雪が多く降ります。
昔ながらの風情がある銀山温泉などは山深い場所なので、雪がいつからいつまで降るのかは気になるところだと思います。
はたして山形の雪はいつからいつまで降るのでしょうか?
今回は、山形の雪はいつまで降るのか、また銀山温泉の積雪量はいつから少ないのか、について見ていきたいと思います。
山形の雪はいつからいつまで降るの?
山形県は海に面している日本海側と奥羽山脈に近い山側に大きく分けることができますが、今回は山側の県庁所在地の山形市のデータをもとに調べてみたいと思います。
山形の雪は例年は11月頃から降り始めます。
今回は、山形の雪がいつまで降るのかを積雪量合計・最深積雪・最深積雪5cm以上の日数の3項目で1月から4月までの4か月のデータから見ていきます。
積雪量合計(cm)
まずは積雪量の合計を平均値と過去10年のデータから見ていきます。
データを見るとここ10年は積雪量はかなり減少傾向にあるものの3月まではかなり多いという印象です。
4月になってようやく雪がなくなるというイメージを受けます。
・1月の積雪量合計:148cm(過去10年は109cm)
・2月の積雪量合計:125cm(過去10年は86cm)
・3月の積雪量合計:57cm(過去10年は44cm)
・4月の積雪量合計:3cm(過去10年は3cm)
最深積雪(cm)
最深積雪は平均値と過去10年のデータに違いはほとんどみられていません。
やはり、こちらも4月になってようやく雪がなくなるといった感じですね。
・1月の最深積雪:40cm(過去10年は41cm)
・2月の最深積雪:45cm(過去10年は52cm)
・3月の最深積雪:24cm(過去10年は27cm)
・4月の最深積雪:2cm(過去10年は3cm)
最深積雪5cm以上の日数(日)
続いて最深積雪5cm以上の日数ですが、1・2月は毎日のように雪深い印象で、4月に入るとさすがに雪がないですね。
問題は3月で、約10日ほど最深積雪5cm以上の日数があります。
その年によって3月のいつ頃から雪がなくなるかが違うともいえるでしょう。
・1月の最深積雪5cm以上の日数:24.3日(過去10年は27.2日)
・2月の最深積雪5cm以上の日数:23.6日(過去10年は25.6日)
・3月の最深積雪5cm以上の日数:9.4日(過去10年は11.4日)
・4月の最深積雪5cm以上の日数:0.2日(過去10年は0.2日)
山形の雪は特に1・2月は雪深く、3月に入ってから少なくなってくるという印象ですね。
4月以降は、ほとんど雪の心配はありません。
これらのことから山形の雪がいつからいつまで降るかは、11月から3月までと考えていいと思います。
銀山温泉の積雪量はいつから少ないの?
温泉王国として知られる山形県ですが、温泉は山深い場所に多いものです。
大正ロマンの風情漂う銀山温泉も山深い場所にあり、雪で覆われた街並みは他の季節とはまた違った味わいがあります。
山間部ということで山形市内よりは積雪量が多いのですが、いつから雪が少ないのか調べてみました。
銀山温泉の雪は3月は少ない?
銀山温泉の雪は1・2月は1mを超えるようですから、時期によってはすっぽりと雪に覆われるような状態です。
3月に入って雪は少なくはなりますが、銀山温泉の中心街は雪化粧をした風景が見られるものと思います。
雪景色を楽しむには問題ないでしょう。
銀山温泉へ向かう道路は除雪も進んでおり、3月には路面も見える日も多くスタッドレスタイヤで問題ないはずです。
間違ってもノーマルタイヤは厳禁です。
危険すぎます。
例年では、銀山温泉は1・2月が雪のピークで、3月中旬あたりから少なくなり始め4月以降に雪が消えるという感じです。
なので、3月中旬ぐらいまでは車より公共の交通機関を利用したほうが安心です。
山形の雪はいつまで降るの?~まとめ
今回は、山形の雪はいつまで降るのか、また銀山温泉の積雪量はいつから少ないのか、について見てきました。
山形の雪がいつからいつまで降るかは、11月から3月までで、人気の温泉地・銀山温泉は3月中旬あたりから少なくなり始め4月以降に雪が消えるという感じです。
同じ山形県でも山形市内のような平野部では除雪が進んでいて車も歩行もまだ楽ですが、山間部はそうはいきません。
特に1・2月は雪がピークなので、銀山温泉など山間部へ車で行く場合はスタッドレスタイヤは必須で、さらに細心の注意を払った運転が必要です。
暖冬の影響があるとはいえ、山間部の雪だけは甘く見てはいけないようですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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