普段、眼鏡をかけている方は温泉では眼鏡をつけたまま入る方と外して入る方に分かれます。
もちろん軽い近視ぐらいなら外して入浴して問題ないと思いますが、強度近視の方はそうもいきません。
足元も見えないですし、危険そのものです。
筆者がまさにそうなのですが、温泉で眼鏡を着用したまま入浴するのはマナー違反なのでしょうか?
今回は、温泉で眼鏡はマナー違反なのかどうか、また眼鏡が変色したり錆びる可能性や対策についても見ていきます。
温泉で眼鏡はマナー違反なの?
現実的には、温泉で眼鏡を着用したまま、入浴している方はよく見かけます。
別に周りに迷惑をかけなければ、温泉で眼鏡を着用するのはマナー違反にはならないでしょう。
何しろ眼鏡を外してしまえば、足元など近くの人の顔もほとんど見えずに転倒の心配もあって非常に危険です。
もしケガでもしたら、そちらの方が大変です。
温泉で眼鏡を着用したら曇って見えづらいということはありますが、手で拭けば問題ありません。
眼鏡を着用していれば、露天風呂などは周りの景色も楽しめますしね。
視力の弱い方で眼鏡を外して入浴するのが危険だと感じるようであれば、気にせず眼鏡を着用して入浴しましょう。
温泉で眼鏡を着用した時のマナー
しかし、最低限のマナーだけは守るべきです。
タオルを湯船につけないのと同じ扱いで、眼鏡を湯船につけるようなことはしないことです。
筆者も眼鏡を湯船で洗っている光景を見たことがありますが、これはマナー違反になります。
眼鏡を洗う時は、タオルと同様に洗い場や湯船の外で洗うようにしましょう。
もうひとつ、めがねを落として割ってしまうのも周囲に迷惑をかけてしまいます。
これらのマナーを守っていれば温泉で眼鏡を着用しても何の問題もないでしょう。
温泉で眼鏡は変色したり錆びる可能性
最低限のマナーさえ守っていれば、温泉で眼鏡を着用して入浴するのは問題ないことはわかりました。
しかし、マナー以外で注意すべきこともあります。
それは、温泉で眼鏡そのものが変色したり錆びる可能性があるということです。
これはあまり考えたことがないという方も多いかもしれませんね。
眼鏡のレンズは温泉のお湯・湯気に弱いですし、ボデイソープや石鹸、洗顔剤、シャンプーなども被膜(コーティング)を痛める可能性があります。
また、レンズだけでなく眼鏡のフレーム部分やフレームのネジなども錆びる可能性もあります。
成分の強い温泉は特にそうですし、中にはメガネを着用しないように注意事項として記載してある温泉もあります。
特にサウナでは表面の被膜(コーティング)がすぐに剥げてしまい、セルフレームも変形してしまいます。
また、プラスチックレンズの眼鏡は、サウナの熱でレンズが溶けてしまうこともあります。
なので本当は眼鏡は持ち込まないほうがいいのですが、何も見えないのではそうもいきませんので、いくつか対策をあげてみましょう。
温泉で眼鏡を着用する時の対策
まず、入浴の後には眼鏡の水洗いは必ず行いましょう。
さらにできれば新しい眼鏡や、高価な眼鏡も温泉では避けた方が無難です。
多少度が合わないこともあるかもしれませんが、普段使っているのとは違う眼鏡を用意するのがおすすめです。
温泉で眼鏡を着用する時の対策をまとめると、以下のようになります。
・眼鏡は入浴の後には必ず水洗い
・過去に使用していた古い用済み眼鏡を温泉用に使用する
・温泉でも使える眼鏡を使用する
・温泉用に数百円で売っているような激安眼鏡を使用する
温泉で眼鏡はマナー違反?~まとめ
今回は、温泉で眼鏡を着用はマナー違反なのかどうか、また眼鏡が変色したり錆びる可能性や対策についても見てきました。
温泉で眼鏡を着してもマナー違反にはなりませんが、眼鏡を湯船につけるマナー違反や破損には十分注意が必要です。
ただし、温泉で眼鏡そのものが変色したり錆びる可能性があるので、入浴後には必ず水洗いしたり普段使っているのとは違う眼鏡を用意するようにするのがおすすめです。
ケガの防止、露天風呂などの景色を楽しむためにも気にせず眼鏡を着用して入浴しましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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