岩盤浴を行うと大量の汗をかきます。
この時に注意しなければいけないのが脱水症状です。
これを防止するためには、水分補給が大切になりますが、いつ、どんな水分をどれだけ量(必要量)を補給すればいいのでしょうか?
目安となるようなおすすめの水分補給方法を簡単にまとめてみました。
今回は、「岩盤浴の水分補給でおすすめの方法は?種類・量・いつ飲むのかなど?」と題して、おすすめの岩盤浴の水分補給方法などを見ていきます。
岩盤浴の水分補給でおすすめの方法は?
岩盤浴で大量に汗をかくからといって、やみくもに水分を補給すればいいというものでもありません。
確かに水分補給はしなくてはなりませんが、効果的な方法を知っているのと知らないのでは大きな差があります。
そこで、岩盤浴の水分補給でおすすめの方法について、どんな種類の水分をどれだけの量(必要量)、いつ補給すればいいのかをわかりやすく、以下のようにまとめました。
岩盤浴の水分補給①~どんな種類
まず、水分補給といってもどんな水分を補給すればよいのでしょうか?
ただ水を飲めばいいと思いがちですが、水を大量に飲むと血液の濃度が薄くなります。
この状態になると尿を抑えるホルモンが分泌されなくなり、大量の尿が排泄されます。
つまり、飲んだ水より多い水分が尿として排泄されてしまうので脱水がより進んでしまいます。
次にミネラルウォーターですが、岩盤浴を行うとミネラルも失われてしまいます。
ミネラルウォーターは、これを補ってくれるので理にかなっていそうですが、吸収が悪く即効性に劣ります。
また、即効性のある糖分や塩分が含まれていないものも多いので、水よりいいですが完全ではありません。
最もおすすめなのがスポーツドリンクです。
ミネラルウォーターに含まれていない糖分や塩分も含まれており、即効性があります。
ただし、毎回飲んでいると血糖値や血圧が上がるリスクがあるので、糖尿病や高血圧症の方は注意が必要です。
岩盤浴の水分補給②~どれだけの量(必要量)
続いて、どれだけの量の水分(必要量)を補給すればよいのでしょうか?
個人差はありますが、岩盤浴で大量に汗をかく方は、最低でも500ml程度、かかないタイプの方でも250ml程度は水分補給したほうがいいでしょう。
これを1度に飲むのではなく、こまめに飲むことが大切です。
必要量の目安としては、
入浴前に150ml~200ml
休憩1回につき、150ml~200ml
入浴後に200ml~250ml
ほどになります。
失われた水分と同じ量の水分を補給するのが理想的ですが、現実的にはそうもいかないので後手後手に回らぬようこまめに水分補給することが大切です。
岩盤浴の水分補給③~いつ水分補給すればいい?
岩盤浴の水分補給のタイミングは、主に岩盤浴入浴前・休憩中・岩盤浴入浴後の3回です。
もちろん入浴中に水分補給してもOKです。
持ち込めるならばそばに置いておきましょう。
まだ汗をかいていない入浴前というのが意外かもしれませんが、入浴前に水分補給する理由はのどが乾いたと感じた時点で人体の水分の2%ほどが失われているからです。
のどが乾いたと感じてから水分補給しても遅いのです。
岩盤浴においては、入浴前の水分補給もポイントのひとつといっていいでしょう。
これから水分が失われることを想定して、あらかじめこれを防止します。
岩盤浴で水分補給が間に合わず脱水症状になるとどうなる?
では、岩盤浴で水分補給せずに脱水症状になると人間はどうなるのでしょうか?
人体の約60%が水分です。
個人差はありますが、岩盤浴を行うと1ℓ~2ℓくらいの汗をかきます。
これを体重50kgの方に換算してみましょう。
人体の60%が水分ですから、50kgの方では30kgが水分です。
1ℓ~2ℓの汗をかくということは、約3%~6%失われたことを意味します。
人間は、水分が3%失われると頭がボーッとし、6%失われると呼吸困難などの症状が出てきます。
そして極端ですが、水分が20%失われると死亡します。
こまめな水分補給がいかに大切かがわかるというものです。
岩盤浴の水分補給でおすすめの方法~まとめ
今回は、「岩盤浴の水分補給でおすすめの方法は?種類・量・いつ飲むのかなど?」と題して、おすすめの岩盤浴の水分補給方法などを見てきました。
まとめると岩盤浴における水分補給は、
入浴前に、ミネラルウォーターを150ml~200ml
休憩時に、ミネラルが多めのミネラルウォーターを150ml~200ml
入浴後に、スポーツドリンクを200ml~250ml
が理想的といえます。
しかし、現実的にはここまで飲み分けるのは難しいと思われるので、あまり神経質にならずにミネラルウォーターかスポーツドリンクを最低500ml以上準備すればいいでしょう。
のどの乾きを感じる前にこまめに水分補給すれば脱水症状を起こすこともなく、いい岩盤浴を行うことができます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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