ゴルフでアマチュアが優勝したら賞金はどこへ?なぜもらえない?

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ゴルフのトーナメントを見ていると、ごくまれではありますがアマチュアの選手が優勝することがあります。

プロの中に入ってすごいなーと思うのと同時に、アマチュアがもらえない優勝賞金はいったいどこにいくのだろうと思いました。

はたして、ゴルフでアマチュアが優勝したら賞金はどこへいくのでしょうか?

また、アマチュアはなぜ優勝しても賞金をもらえないのでしょうか?

今回は、「ゴルフでアマチュアが優勝したら賞金はどこへ?なぜもらえない?」と題して、アマチュア・ゴルファーが優勝した場合の優勝賞金の行方について見ていきます。

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ゴルフでアマチュアが優勝したら賞金はどこへ?

まず、規定によりアマチュアは優勝する、しないにかかわらず賞金を受け取ることはできません。

そうなるとアマチュアが優勝した場合その賞金がどうなるのか、という疑問が出てきます。

ゴルフでアマチュアが優勝したら賞金は2位のプロが受け取ります。

仮に2位もアマチュアだったら、3位のプロが受け取ります。

結局、最上位のプロが優勝賞金を受け取るシステムになっているのです。

アマチュアは、賞金に関しては順位からは外して、いないものとしてとらえられます。

ゴルフのアマチュア優勝達成者

では、アマチュアがプロのツアーで優勝する例は過去どれくらいあるのでしょうか?

国内男女ツアーで優勝した日本人選手をあげてみました。

男女合わせてわずかに11名ですが、ひと昔前よりは増えている印象を受けます。

ゴルフの世界も若年齢化が進んでいるといえそうですね。

ちなみに石川遼選手の15歳245日は世界最年少優勝記録で、ギネスブックにも認定されています。

優勝賞金額で最も高額だったのが、松山英樹選手の2011年三井住友VISA太平洋マスターズの3,000万円で、非常にもったいないですが副賞のBMW(1235万円相当)とともに繰り上げで2位の谷口徹選手の手に渡りました。

国内レギュラーツアーでのアマチュア優勝達成者は、以下の通りです。

アマチュア優勝達成者一覧(国内レギュラーツアー)
国内男子ツアー
倉本昌弘:1980年「中四国オープン」
石川遼:2007年「マンシングウェアKBS」15歳245日(最年少)
松山英樹:2011年「三井住友VISA太平洋マスターズ」19歳8か月19日
金谷拓実:2019年「三井住友VISA太平洋マスターズ」21歳
中島啓太:2021年「パナソニックオープン」21歳3か月1日
蝉川泰果:2022年9月「パナソニックオープン」21歳7か月
蝉川泰果:2022年10月「日本オープン」21歳8か月22日

国内女子ツアー
清元登子:1973年「トヨトミレディス」34歳163日
宮里藍:2003年「ミヤギTV杯ダンロップ女子オープン」18歳101日
勝みなみ:2014年「KKTバンテリンレディス」15歳293日(最年少)
畑岡奈紗:2016年「日本女子オープン」17歳263日
古江彩佳:2019年「富士通レディース」19歳

ちなみに海外ツアーでの直近のアマチュア優勝は、アメリカ男子ツアー(PGAツアー)がフィル・ミケルソン選手の1991年ノーザンテレコムオープン、アメリカ女子ツアー(LPGAツアー)がリディア・コ選手の2013年CNカナディアン女子オープンで、国内ツアーより頻度はかなり少な目です。

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ゴルフでアマチュアは優勝しても賞金がもらえないのはなぜ?

そもそもアマチュアがプロのトーナメントに参加する場合は、参加する条件として賞金を受け取る権利を放棄しなくてはならないと規定で定められています。

例外として、アマチュアが賞金をチャリティーに寄付するという条件なら賞金をもらうことはできますが、アマチュアの懐には1円も残りません。

つまり、アマチュアは、優勝賞金はおろか順位にかかわらず賞金はもらえないことを承知の上で参加しています。

アマチュアである以上、賞金を目的にゴルフをプレーしてはならないということなんですね。

ゴルフでアマチュアが優勝したら賞金は?~まとめ

今回は、「ゴルフでアマチュアが優勝したら賞金はどこへ?なぜもらえない?」と題して、アマチュア・ゴルファーが優勝した場合の優勝賞金の行方について見てきました。

ゴルフでアマチュアが優勝したら賞金は2位のプロが受け取ります。

また、アマチュアがプロのトーナメントに参加する場合は、賞金を受け取る権利を放棄することが参加条件と規定で定められています。

最近はアマチュアのレベルが上がってきて、ひと頃より優勝者も増えているようです。

賞金をもらえないのはもったいないようにも思えますが、優勝するようなアマチュアなら将来プロになってからいくらでも稼げているようです。

今後もプロのトーナメントでのアマチュア優勝を期待したいですね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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