夏になると海水浴場がオープンしますが海開きに合わせて同時にオープンするのが「海の家」です。
食事もできてシャワーやトイレなども備わっていてとても便利ですよね。
でもこの「海の家」、経営している方は海開きの期間以外はどうしているんでしょうか?
はたして「海の家」だけで生活できるんでしょうか?
さらに利用する際の料金システムはどうなっているのでしょうか?
今回は、海の家の経営は夏の間だけなのか、さらに料金システムはどうなっているのかを調べてみました。
海の家の経営は夏の間だけ?
海水浴に行くと「海の家」があって海水浴気分を盛り上げてくれますよね。
「海の家」を経営している方は、地元で本業を持っていて海開きの期間だけ海水浴場で営業している場合が多いようです。
つまり「海の家」は副業でやっている場合が多いんですね。
海開きの期間以外は本業にいそしみ、夏場の割りの良い副業として海の家を経営ているといったパターンです。
「海の家」が営業しているのはは7月と8月で、その中でも7月後半からお盆休みまでが繁忙期となります。
この期間だけで1年生活していくだけの収益をあげるのは厳しいようです。
「海の家を経営してみたい」という夢はあっても年間300万円くらいの権利金やさらに他にも人件費や建物・材料費などがかかります。
そのため新規参入は厳しく、地元で本業を持っているような方が営業している場合が多くなるんですね。
海の家とは?
「海の家」とは、難しくいうと海沿いに建てられた施設や店舗で保養のための厚生施設をいいます。
簡単にいうと海水浴場で海水浴客の便宜を有料で提供する小屋をいいます。
「海の家」には2つのパターンがあって海開きと共に仮設小屋を建て営業し、海開き終了後に撤去する場合と建物を建設した後撤去せず、海開き以外の季節はイベントに貸し出したりレストランなどとして営業する場合とがあります。
また海水浴場は国有地である場合が多いので、海の家を営業するには都道府県から使用許可を得る必要があります。
海の家の料金システムはどうなってるの?
「海の家」の利用料金は、通常ロッカーとシャワー(あるいは更衣室も含む)の利用料金になります。
ただし、食事・ドリンクは別料金となり場所代などはかかりません。
利用料金の相場は、1日500円~2,000円ほどで子供・幼児は割安の料金となる場合が多いです。
これで1日使えます。
「海の家」によって多少異なりますが
・お荷物お預かり
・着替え (個室)
・温水シャワー(何回でもOK)
・休憩(昼寝もOK)
・お座敷のご利用
などが無料で含まれていることが多いです。
また、浮き輪、パラソル、サマーベッドなどのレンタルをしている「海の家」もあります。
海の家の定番メニュー
海水浴へ行ったら、まず泳ぐことが目的ではありますが「海の家」での食事も楽しみの一つですよね。
定番メニューとしては、以下のようなものがあげられます。
かき氷、ラーメン、やきそば、カレーライス、焼きとうもろこし、イカ焼き、フランクフルト、たこ焼きアメリカンドッグ、丼もの、…etc
プレハブのような「海の家」では簡単なものが多いようですが、民宿や旅館が経営しているような「海の家」では腕のいい料理人がいることもあります。
海の家の経営~まとめ
今回は、海の家の経営は夏の間だけなのか、さらに料金システムはどうなっているのかをまとめてみました。
一見活気があって賑わっている「海の家」ですが、経営のほうに目を向けてみると期間限定の営業だけになかなか大変なようです。
「海の家」の経営者は本業が別にあるというのも納得ですね。
いわば「海の家」は仮の姿のようなものです。
でも海水浴場にはなくてはならないものですから頑張ってリーズナブルな料金で経営してほしいですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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