せっかく買ってきたケーキなのに持ち帰りで崩れたことはありませんか?
だれかの誕生日やお祝いの時にケーキを持ち帰りして崩れてしまったらショックも半端ないですよね。
ケーキの持ち帰りには気をつけていてもどうしてもこのようなことがあります。
せっかくみんなで楽しみにしていたのに箱を開けた瞬間…。
なんてことにならないようなケーキの崩れない運び方はあるのでしょうか?
今回は、ケーキを持ち帰りしても崩れない運び方について見ていきます。
ケーキを持ち帰りして崩れたり、ぐちゃぐちゃになる原因
ケーキの持ち帰りには気を使います。
実は筆者もケーキが崩れた経験があります。
それは家族や友人ではなく、以前営業していた時の得意先の誕生日祝いのケーキでした。
ケーキの箱を開けた瞬間のお得意様のひきつった表情は今でも忘れることができません。
まさか崩れているなんて夢にも思っていなかったので、お得意様だけでなく筆者も引きつりました。
その時、ケーキは割と崩れやすいのかなと思い、崩れた原因を調べてみました。
まず思い当たったのが振動でした。
その時は車の助手席に置いて運んだんですが、ちょっと離れた場所への移動だったので振動に耐え切れず、崩れたのでしょう。
ケーキに揺れは禁物です。
そあいて、もうひとつは温度です。
その時の季節は冬でした。
冬に離れた場所にケーキを運ぶ場合、どうしても車内は暖房で暖かくなります。
聞けばケーキの主な成分である生クリームは10℃以上で溶け出してしまうそうです。
これでは冬の車内という環境では溶けやすくなるのは当然のことです。
生クリームが溶ければケーキ自体も崩れたのも必然的ということになります。
このように振動と温度によってケーキは崩れたと考えられます。
ケーキを持ち帰りしても崩れない運び方
ケーキが崩れる原因はわかりました。
では、続いてケーキを持ち帰りしても崩れない運び方を考えてみます。
これは、ケーキが崩れない運び方は大きく分けて2つで、振動と温度への対策を取ることです。
ケーキを持ち帰りしても崩れない運び方その1~振動対策
ケーキに振動や揺れが大敵なのはすでに説明した通りですが、持ち帰りする以上これらをまったくなくすことは不可能です。
したがってし、いかに揺れや振動を少なくするかが課題となります。
理想は徒歩で、ケーキを両手で大事に抱えて持ち帰ることです。
しかし、徒歩で持ち帰りできるケースは少なく、現実的には車や電車で持ち帰りということも多いと思います。
中には自転車で持ち帰りしたいという方もいらっしゃると思いますが、自転車は乗り物の中では最もおすすめできないもののひとつです。
自転車でケーキを持ち帰りする記事は、こちらからどうぞ!
☞ 自転車でケーキを運ぶ方法は?車や電車の方が崩れないのでおすすめ!
まず、車の場合はなるべく単独ではなく複数で持ち運びするようにし、運転手以外の人に両手でなるべく水平になるよう、傾けないように持ってもらいましょう。
また運転手は急発進・急制動・急ハンドルなどケーキに衝撃を与えるような運転は避けましょう。
電車の場合は、なるべく混雑を避け、やはり傾けないように持つようにしましょう。
車や電車で持ち帰りする場合は、以上のようなことに気をつけることでケーキが崩れるリスクはかなり軽減することができます。
ケーキを持ち帰りしても崩れない運び方その2~温度対策
続いては、温度対策です。
ケーキの生クリームは10℃以上になると溶け出すので、ケーキの箱の中を10℃以下に保つ必要があります。
これには保冷剤か保冷バッグの使用がおすすめです。
保冷剤は冬なら必要ないかと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、乗り物では暖房で暖かくなっていますし、徒歩の場合も万が一の場合もありますので、入れてもらっておくのが確実だと思います。
保冷バッグはケーキ屋さんでも購入できる場もありますし、温度管理としては一番理想に近いので、ぜひ検討なさって下さい。
ケーキを持ち帰りしたら崩れた~まとめ
今回は、ケーキを持ち帰りしても崩れない運び方について見てきました。
ケーキを持ち帰りして崩れてしまうのは振動と温度が大きな原因です。
ケーキの崩れない運び方は、振動と温度対策が主で理想は保冷バッグに入れて徒歩で持ち帰りすることです。
最近はケーキ屋さんのほうでもお客さんの持ち帰りの方法に合わせて、保冷剤を入れてくれたり、崩れにくく箱に詰めてくれたりしてくれますので、いろいろリクエストしたり相談してみてもいいでしょう。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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