さわやかな春が終わり、夏がくるまでの間には梅雨の季節がやってきます。
ジメジメして鬱陶しい時期だけに梅雨入りと聞いて喜ぶ人は少ないと思いますが、あまり早く梅雨明けを迎えると昨今は夏の猛暑が厳しく、これはこれで大変です。
はたして、東京(関東甲信)の梅雨入りと梅雨明け2023予想の時期はいつ頃になるのでしょうか?
今回は、東京(関東甲信)の梅雨入りと梅雨明け2023の時期はいつ頃なのか予想するとともに雨の日の割合も見ていきたいと思います。
東京の梅雨入りと梅雨明け2023はいつなのか予想
梅雨入りと梅雨明けのデータを見ていると○月○日と日付を確定したような表現にはなっていません。
いずれも○月○日頃という表現になっています。
これは梅雨入りしたか梅雨明けしたかは専門家でもなかなか確定するのが難しく、少々抽象的な表現にならざるを得ないんですね。
梅雨入りと梅雨明けには、平均約5日間程度の移り変わりの期間があり、過去のデータはこの移り変わりの期間の中日とされています。
そして、梅雨入りと梅雨明けの時期は梅雨明けすぐに確定されるわけではなく、夏までの天気の経過を見てから確定されます。
では早速ですが、東京の梅雨入りと梅雨明け2023の時期がいつ頃になるのか、予想していきましょう。
東京(関東甲信)の梅雨入り2023はいつなのか予想
まず、梅雨入りの時期がいつ頃になるのか予想していきます。
東京(関東甲信)の平年の梅雨入りの時期は、6月7日頃です。
気象庁発表の過去10年の梅雨入りのデータを見るとほぼデータ通りに梅雨入りしています。
逆に遅い梅雨入りは、2020・2021年の6月11日・14日頃ですが、その他はすべて6月上旬の梅雨入りでほぼ安定しています。
これらのことから、東京(関東甲信)の梅雨入り2023の時期は6月上旬と予想されます。
東京(関東甲信)の過去10年の梅雨入りの時期
- 2013年 6月10日頃
- 2014年 6月5日頃
- 2015年 6月3日頃
- 2016年 6月5日頃
- 2017年 6月7日頃
- 2018年 6月6日頃
- 2019年 6月7日頃
- 2020年 6月11日頃
- 2021年 6月14日頃
- 2022年 6月6日頃
平年 6月7日頃
参考:「昭和26年(1951年)以降の梅雨入りと梅雨明け(確定値):関東甲信」
(国土交通省・気象庁)
⇒ https://www.data.jma.go.jp/fcd/yoho/baiu/kako_baiu09.html
東京(関東甲信)の梅雨明け2023はいつなのか予想
続いて、東京(関東甲信)の梅雨明け2023の時期はいつ頃になるのでしょうか?
東京(関東甲信)の平年の梅雨明けの時期は、7月19日頃です。
こちらも気象庁発表の過去10年のデータを参考にしていきたいと思います。
過去10年で最も早い梅雨明けは、2018年の6月29日頃でした。
2018年の6月の梅雨明けは、過去10年という限定した期間だけでなく、1951年の統計史上最も早い初めての6月の梅雨明けとなりました。
逆に最も遅い梅雨明けは、2020年の8月1日頃でした。
過去10年のデータからもおわかりのように梅雨明けの時期は、6月29日頃~8月1日頃までと約1か月もの開きがあります。
予想するのは非常に難しいですが、平年の梅雨明け7月19日頃からはやや早まっている傾向が見られることから、東京(関東甲信)の梅雨明け2023の時期は、7月中旬頃と予想します。
東京(関東甲信)の過去10年の梅雨明けの時期
- 2013年 7月6日頃
- 2014年 7月21日頃
- 2015年 7月10日頃
- 2016年 7月29日頃
- 2017年 7月6日頃
- 2018年 6月29日頃
- 2019年 7月24日頃
- 2020年 8月1日頃
- 2021年 7月16日頃
- 2022年 7月23日頃
平年 7月19日頃
続く梅雨寒…7月の東京「真夏日」ゼロ 農作物管理に注意喚起もhttps://t.co/XQPufkaWVG
→気象庁は、梅雨明けは今月下旬になると予想
→体調不良や農作物管理への注意を呼びかけている— 産経ニュース (@Sankei_news) July 14, 2019
東京の梅雨の時期の雨の日の割合は?
最後になりますが、東京の梅雨の時期の雨の日の割合を見ていきたいと思います。
参考にしたのは、気象庁発表の東京のひと月あたりの降水量1mm以上の日数です。
データを見ると梅雨の時期の6・7月に雨の日の割合が多くなるのはわかりますが、他にも5月や9・10
月も10日を上回る月があり、梅雨だから特別に多いというわけでもありません。
こうしてデータとして改めて分析すると冬と真夏の8月以外は雨期と捉える見方もできそうですね。
梅雨の時期は毎日雨が降っているようなイメージをお持ちの人も多いかと思いますが、雨が降る日数よりはジメジメした高い湿度がこのようなイメージにつながっているように思います。
東京の雨の日の日数
- 1月 4.5日
- 2月 5.2日
- 3月 9.2日
- 4月 9.5日
- 5月 10.1日
- 6月 11.6日
- 7月 10.5日
- 8月 7.9日
- 9月 11.0日
- 10月 10.5日
- 11月 7.4日
- 12月 5.2日
※過去30年(1991~2020年)の東京のひと月あたりの降水量1mm以上の日数
参考:「平均値(年月ごとの値」」(国土交通省・気象庁)
⇒ https://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/nml_sfc_ym.php?prec_no=44&block_no=47662&year=&month=&day=&view=a1
東京の梅雨入りと梅雨明け2023はいつなのか予想~まとめ
今回は、東京(関東甲信)の梅雨入りと梅雨明け2023はいつ頃なのか予想するとともに雨の日の割合も見てきました。
東京(関東甲信)の梅雨入り2023の時期は6月上旬、梅雨明け2023の時期は7月中旬頃と予想します。
梅雨入りは比較的安定していますが、梅雨明けはかなりのバラつきが見られています。
東京の梅雨の時期の雨の日の割合は、ひと月あたりの降水量1mm以上の日数は平均で6月11.6日、7月10.5日で、梅雨だから特別多いというわけではありません。
湿っぽい梅雨は早く明けてほしい気もしますが、その後の猛暑を考えるとどちらがいいのか、ちょっと複雑ですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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