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熱帯夜対策にエアコンをつけっぱなしで寝ても大丈夫?電気代は?

暑い日が続いています。

”寝苦しい夜”という表現をよく耳にしますが、みなさんのお住まいの街では熱帯夜は年にどれくらいありますか?

最近では夜間熱中症のリスクが叫ばれ、エアコンをつけるよう推奨されていますが、お年寄りの方などはエアコンを使いたがらない方もいらっしゃいます。

きっと熱帯夜対策にエアコンをつけっぱなしで寝て大丈夫なのか不安があるのでしょう。

電気代がかかるのが心配だという方もいらっしゃるかもしれません。

今回は、熱帯夜対策にエアコンをつけっぱなしで寝ても大丈夫なのか、また電気代はどうか、について見ていきます。

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熱帯夜対策にエアコンをつけっぱなしで寝ても大丈夫?

最低気温が 25℃以上の夜を熱帯夜といいますが、大変寝苦しいですよね。

1981~2010年のデータでは,1年間の熱帯夜の日数は平均で札幌 0日,仙台 1日,東京 28日,名古屋 19日,京都 21日,大阪 37日,福岡 33日となっており、増加傾向にあるとのことです。

この気温上昇に伴って夜間熱中症になってしまうケースも増えているようです。

寝る時はエアコンは使いたくないものですが、健康へのリスクを考えると対策しないわけにもいかない時代になったともいえます。

ところがこのエアコンですが、熱帯夜対策にエアコンをつけっぱなしで寝るのは体によくないと思われている方も少なからずいらっしゃるようです。

エアコンをつけっぱなしで寝た翌日は、体がだるい、起きた時体が冷えていて嫌だ、などがエアコンを使いたくない主な理由のようですがこれは設定温度が低すぎて血流が悪くなったためです。

なので、設定温度を27~28℃のやや暑いかなと感じるくらいに設定するのがおすすめです。

それでも翌日体調が悪いようなら、さらに少し設定温度を上げてちょうどいい温度を見つけるようにするといいでしょう。

結論としては、温度さえ正しく設定されていれば熱帯夜対策にエアコンをつけっぱなしで寝ても大丈夫です。

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冷房と除湿のどちらがいい?

寝る時、冷房は嫌だから除湿にしたいと思う方もいらっしゃると思います。

やはり冷房は体を冷やすというイメージがあるのでしょう。

除湿は文字通り、湿気を取り除く機能ではありますが、湿度を下げるためには温度を下げる必要があります。

温かい空気は水分を多く含むため、空気を冷やすことで湿度を下げているのです。

ちなみに湿度が15%下がると体感温度は1℃下がります。

この結果、むしろ冷房より部屋の温度を下げてしまうことがあるのです。

除湿なのにやけに冷えると感じたことはありませんか?

熱帯夜対策にエアコンをつけっぱなしで電気代は?

続いては熱帯夜対策にエアコンをつけっぱなしにして寝た時の電気代はどれくらいになるのでしょうか?

いくら涼しく過ごせるといっても莫大な電気代がかかったのではたまったものではありません。

「エアコンはつけっぱなしの方が電気代は安い」という話も聞いたことがありますが本当なのでしょうか?

まずこのエアコンなのですが、最も電気を使うのがスイッチを入れてから設定温度に達するまでまでなんですね。

そして温度が安定した後の電気代は、6畳タイプを例にすると1時間に約3円程度とのことです。

ちなみにスイッチを入れてから設定温度に達するまでにかかる電気代は約20円くらいです。

ですから、こまめにオンオフを繰り返すよりはつけっぱなしにしておいたほうが電気代は安く済むということになります。

熱帯夜8時間エアコンをつけっぱなしにした場合の電気代

ではここで熱帯夜に8時間エアコンをつけっぱなしにした場合の電気代を計算してみましょう。

条件は上と同様、6畳タイプを例にすると1時間に約3円程度で計算してみます。
(※温度が安定してからの計算になります。)

3円 × 8時間 × 30日 = 約720円

ということになります。

もちろんこれにスイッチを入れてから温度が安定するまでの電気代も加わりますが、1か月分としては思ったより安く済むと思われた方が多いのではないでしょうか。

まとめ

今回は、熱帯夜対策にエアコンをつけっぱなしで寝ても大丈夫なのか、また電気代はどうか、について見てきました。

まとめると、設定温度さえ正しければ熱帯夜対策にエアコンをつけっぱなしで寝ても大丈夫で、こまめにオンオフを繰り返すよりはつけっぱなしにしておいたほうが電気代も安く済むことがわかりました。

もう以前とは違い、日本の夏の暑さは異次元のレベルにきているといえます。

筆者が住んでいる街も以前はエアコンなしで乗り切れたんですが、今はもう無理です。

認識を新たにし、暑さ対策しなくてはならない時代になったといえるでしょう。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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