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将棋の駒の読み方と動かし方一覧!並べ方もイラストでわかりやすく解説

将棋の種類はたくさんあって漢字で書かれているので、これから将棋を覚えようとする場合には難しく感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。読み方から始まって並べ方動かし方まで、すべてをマスターするにはかなりハードルが高そうです。

しかし、イラストなどを見ながら慣れていけば、自然に覚えていけるように思います。最近では「スタディ将棋」という優れものも普及して楽しみながら将棋を覚えられる時代になったといえます。

今回は、将棋の駒の読み方と動かし方一覧と並べ方をイラストでわかりやすく解説していきます。

将棋の駒の読み方一覧

まず将棋の駒の種類にはどんなものがあって何枚あるのかを知り、その後、駒の読み方を見ていきましょう。すべて漢字なので最初は難しく感じるかもしれませんが、そんなにたくさんの種類があるわけではないので楽しみながらゆっくり覚えていきましょう。

将棋の駒の種類と数

将棋の駒の種類は「王将(玉将)」、「飛車」、「角行」、「金将」、「銀将」、「桂馬」、「香車」、「歩兵」の8種類で、駒の数は「王将(玉将)」、「飛車」、「角行」が各1枚、「金将」、「銀将」、「桂馬」、「香車」が各2枚、「歩兵」が9枚の20枚で相手の駒も含めて合計40枚となります。

「王将(玉将)」の読み方

「王将」の読み方は「おうしょう」、「玉将」は「ぎょくしょう」と読みます。略して、それぞれ「おう」「ぎょく」と呼ばれることのほうが多いです。成ることはできず、裏に文字はありません。

「王将(玉将)」は基本的に格上が「王将」、格下が「玉将」を使用しますが、例外的にどちらも「玉将」の場合があり、「双玉(そうぎょく)」と呼ばれています。

「王将(玉将)」の読み方
「王将」→「おうしょう」(略して「おう」)
「玉将」→「ぎょくしょう」(略して「ぎょく」)

「飛車」の読み方

「飛車」の読み方は「ひしゃ」で、棋譜読み上げの時などは略して「ひ」と呼ばれることがありますが、ほとんどは略さずに「ひしゃ」と呼ばれることが多いです。
成ると裏返して「竜王」または「龍王」となり、読み方は「りゅうおう」で、略して「りゅう」と呼ばれることが多いです。

「飛車」の読み方
「飛車」→「ひしゃ」(略して「ひ」)
成ると「竜王」または「龍王」→「りゅうおう」(略して「りゅう」)

「角行」の読み方

「角行」の読み方は「かくぎょう」で、略して「かく」と呼ばれることが多いです。
成ると裏返して「竜馬」または「龍馬」となり、読み方は「りゅうま」で、略して「うま」と呼ばれることが多いです。

「角行」の読み方
「角行」→「かくぎょう」(略して「かく」)
成ると「竜馬」または「龍馬」→「りゅうま」(略して「うま」)

「金将」の読み方

「金将」の読み方は「きんしょう」で、略して「きん」と呼ばれることが多いです。
「王将(玉将)」と同じく成ることはできず、裏に文字はありません。

「金将」の読み方
「金将」→「きんしょう」(略して「きん」)

「銀将」の読み方

「銀将」の読み方は「ぎんしょう」で、略して「ぎん」と呼ばれることが多いです。
成ると裏返して「成銀」となり、読み方は「なりぎん」で、略称はありません。

「銀将」の読み方
「銀将」→「ぎんしょう」(略して「ぎん」)
成ると「成銀」→「なりぎん」(略称なし)

「桂馬」の読み方

「桂馬」の読み方は「けいま」で、略して「けい」と呼ばれることもあります。
成ると裏返して「成桂」となり、読み方は「なりけい」で、略称はありません。

「桂馬」の読み方
「桂馬」→「けいま」(略して「けい」)
成ると「成桂」→「なりけい」(略称なし)

「香車」の読み方

「香車」の読み方は「きょうしゃ」で、略して「きょう」と呼ばれることもあります。
成ると裏返して「成香」となり、読み方は「なりきょう」で、略称はありません。

「香車」の読み方
「香車」→「きょうしゃ」(略して「きょう」)
成ると「成香」→「なりきょう」(略称なし)

「歩兵」の読み方

「歩兵」の読み方は「ふひょう」で、略して「ふ」と呼ばれることがほとんどです。
成ると裏返して「と金」となり、読み方は「ときん」で、略して「と」と呼ばれることもあります。

「歩兵」の読み方
「歩兵」→「ふひょう」(略して「ふ」)
成ると「と金」→「ときん」(略して「と」)

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将棋の駒の動かし方一覧~イラスト

続いて、将棋の駒の動かし方を見ていきましょう。8種類ある将棋の駒の動かし方を一気に覚えるのはなかなか大変なので、時間をかけてゆっくり覚えていきましょう。頭で覚えるよりもイラストで覚えるほうがわかりやすいかと思います。

「玉将(王将)」と「金将」以外の駒は、敵陣(自分から見て上3列)に入ると、裏返して動き方を変えることもできます。これを「成る」といいますが、「成る」「成らない」は自由に選ぶことができます。

将棋の駒の動かし方一覧表のイラストは以下の通りです。

将棋の駒の動かし方一覧表(イラスト)

王将(玉将)の動かし方

「王将(玉将)」の動かし方は、すべての方向に1マスずつ8か所です。シンプルなので最も覚えやすいはずです。

飛車の動かし方

「飛車」の動かし方は、縦・横に他の駒とぶつかるまでどこまでも進むことができます。
「飛車」が成った「竜王・龍王」(略して「りゅう」)は、「飛車」の動きに斜めの方向に1マスずつの動きが加わります。

角行の動かし方

「角行」の動かし方は、斜め方向に他の駒とぶつかるまでどこまでも進むことができます。
「角行」が成った「竜馬・龍馬」(略して「うま」)は、「角行」の動きに縦・横に1マスずつの動きが加わります。
「飛車」とともに強力な駒なので、大駒と呼ばれています。

金将の動かし方

「金将」の動かし方は、斜め下以外のすべての方向に1マスずつ6か所です。
守備力が高く「王将(玉将)」の近くにいることが多い駒ですが、成ることはできません。

銀将の動かし方

「銀将」の動かし方は、横と真下以外のすべての方向に1マスずつ5か所です。
「銀将」が成った「成銀」(なりぎん・略称なし)は、「金将」と同じ動きになります。
覚えたての頃は「金将」と動かし方が似ているので、間違えやすい傾向があります。

桂馬の動かし方

「桂馬」の動かし方は、かなりユニークで特殊なのでイラストを見ていただいたほうがわかりやすいでしょう。
将棋の駒の中で唯一、間に駒があっても飛び越えていくことができますが、戻ることはできません。
「桂馬」が成った「成桂」(なりけい)は、「金将」と同じ動きになります。

香車の動かし方

「香車」の動かし方は、縦方向に他の駒とぶつかるまでどこまでも進むことができます。
ただし、「飛車」のように戻ることはできません。
「香車」が成った「成香」(なりきょう)は、「金将」と同じ動きになります。

歩兵の動かし方

「歩兵」の動かし方は、真っ直ぐ上に1マス進だけで戻ることはできません。
「歩兵」が成った「と金」(ときん)は、「金将」と同じ動きになります。

将棋を覚えるにあたって、初心者にとっては駒の動かし方が大きな関門になるかと思いますが、最近は駒の動き方が書いてある「スタディ将棋」という優れものも販売されています↓↓

将棋の駒の並べ方~イラスト

最後に将棋の駒の並べ方も見ていきましょう。駒の並べ方は動かし方を覚えるよりも簡単です。

将棋盤の下3列を使用し、最下段は真ん中の「王将(玉将)」を中心に端に向かって「金将」「銀将」「桂馬」「香車」と左右対称に並べていきます。下から2列目は「飛車」と「角行」の2枚のみで、「飛車は右から2番目、角は左から2番目」で、下から3列目は「歩兵」のみを9枚並べます。

並べ方の順番は自由ですが、現在では大橋流と伊藤流があってプロ棋士はこのどちらかを採用しています(現在は大橋流が主流)。手順としてはまずは駒の並べる位置を覚え、その後、大橋流と伊藤流の好きなほうで並べていくのがいいでしょう。

最後に将棋の駒の並べ方をわかりやすくイラストで見ると、以下のようになります。

将棋の駒の並べ方(イラスト)

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将棋の駒の読み方と動かし方一覧・並べ方~まとめ

今回は、将棋の駒の読み方と動かし方一覧と並べ方をイラストでわかりやすく解説してきました。

将棋の駒の種類・読み方は「王将・玉将(おうしょう・ぎょくしょう)」、「飛車(ひしゃ)」、「角行(かくぎょう)」、「金将(きんしょう)」、「銀将(ぎんしょう)」、「桂馬(けいま)」、「香車(きょうしゃ)」、「歩兵(ふひょう)」の8種類ありますが、略称で呼ばれることが多いです。

動かし方はイラスト、またはスタディ将棋で見て覚えるのがおすすめ、並べ方は将棋盤の下3列を使用し、最下段は真ん中の「王将(玉将)」を中心に端に向かって「金将」「銀将」「桂馬」「香車」と左右対称、下から2列目は「飛車が右から2番目、角は左から2番目」、下から3列目は「歩兵」のみを9枚並べます。

将棋の駒の読み方・動かし方・並べ方についてはまずは難しく考えずに慣れることです。イラストやスタディ将棋などを使って視覚的に楽しんで覚えていくことをおすすめします。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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