2019年も7月7日の七夕が近づいてきました。
七夕は、織姫と彦星が天の川を隔てて離れ離れになっていたのが、年に一度だけ会うことを許された日です。
七夕の夜には夜空を見上げて天の川を見るのを楽しみにしている方も多いことと思います。
でもこの天の川、岩手では見える方角と時間はどういう感じになっているのでしょうか?
今回は、天の川2019岩手の見える方角と時間について見ていきたいと思います。
天の川2019が岩手で見える方角
天の川というと七夕のイメージもあり夏の風物詩という感じがしますが、実は一年中どこでも季節を問わず見ることができます。
ただし、少し条件があって、雲がかかっていないことと観測場所が暗い場所であることが必要です。
天の川とその両側に見えるのが織姫と彦星で、この3つが三角形に見えることから”夏の大三角”と呼ばれています。
この3つのうち最も高い場所に見えるのがこと座のベガである織姫で、織姫の右下に見えるのがアルタイルである彦星です。
この2つの星はとても明るいのですが、織姫と彦星の間にある天の川の光がとても繊細なため、明るい都会などでは見えにくいのです。
天の川2019岩手の見える方角は東の空で、天気さえよければ天の川とその両側の織姫と彦星をきれいに眺めることができるでしょう。
岩手県の場合、内陸部は山がかかることが多いと思いますが、沿岸部では遮るものなく天の川を眺められると思います。
七夕の夜に天の川2019が岩手で見える時間
天の川2019が岩手で見える方角はわかりました。
では、見える時間はどうでしょうか?
天の川が見えるのは暗い場所であることは上述した通りですが、空の明るさでいうと月明かりが天の川の見え方に影響を与えます。
天の川は空が暗くなればもちろん見ることはできますが、月が沈んだあたりからが最もきれいに見ることができます。
調べたところ、7月7日の七夕の夜、岩手の月の入りは22時31分になります。
このことから、七夕の夜に天の川2019が岩手で最もきれいに見える時間は、
2019年7月7日(日)22時30分前後
となるでしょう。
今年2019年の七夕は日曜日です。
翌日が仕事という方は多いと思いますが、ぜひ22時30分を楽しみにされてはいかがでしょうか?
七夕の夜の天の川2019岩手での見方
ここまでで、天の川2019岩手の見える方角と時間はわかりました。
最後に七夕の夜の天の川2019岩手での上手な見方を考えてみましょう。
まず天の川が繊細な光であるため、なるべく街中から眺めるのは避けたほうがいいでしょう。
岩手県は広大な面積を誇る県で、その広さは日本一です。
少し街から遠ざかれば、光の少ない場所は見つけやすいですし、山も多いです。
あらかじめ考えておくとよいでしょう。
盛岡なら岩山や小岩井農場などは、本当にきれいに見えると思いますよ。
望遠鏡や双眼鏡を使って見るのもおすすめです。
また、こちらのサイトでは観測場所や日時を入力すると、実際の星が出ている夜空を見ることができます。
七夕前に実際の見え方がどうなのか、知ることができます。
「今日のほしぞら」 ⇒ http://eco.mtk.nao.ac.jp/cgi-bin/koyomi/skymap.cgi
まとめ
今回は、天の川2019岩手の見える方角と時間について見てきました。
まとめると、天の川2019岩手の見える方角は東の空で、七夕の夜にきれいに見える時間なら22時30分前後がおすすめです。
また織姫と彦星は一等星で明るい星なのですが天の川が繊細な光であるため、なるべく街中から眺めるのは避けたほうがいいでしょう。
広大で山間部が多い岩手なら、天の川がきれいに見える場所は割と簡単に見つけることができるのではないでしょうか。
あとは、七夕の夜が晴れてくれることを祈るばかりですね。
この記事が少しでもみなさんのお役に立てば、うれしいです。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
コメント