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離岸流の見つけ方をわかりやすく紹介!流されたら逃げ方はどうする?

夏は海水浴シーズンですが、毎年のように海難事故が発生しています。

そんな海難事故の中でも最近よく耳にするのが、離岸流という言葉です。

何やら聞きなれない言葉ではありますが、流されたらなかなか逃げられないようですし、巻き込まれないようにするには離岸流の見つけ方を知っておくのが大切です。

難しく聞こえる離岸流ですが、万が一流された時の逃げ方もわかりやすく知っておきたいところですね。

今回は、離岸流の見つけ方をわかりやすく紹介し、また流されたら逃げ方はどうするのかを見ていきたいと思います。

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離岸流の見つけ方をわかりやすく紹介!

離岸流とは岸から沖へ強く流れる、海水の流れのことで「リップカレント」ともいわれています。

幅10m~30m後、長さ数十m~から数百m前後で、局所的に発生します。

離岸流の見つけ方ですが、離岸流はある程度波が立っていないと見つけにくい流れでもあります。

なので、慣れた人だとパッと見てわかるといいますが、最初のうちは見分けづらいかと思います。

離岸流の見つけ方をわかりやすく紹介すると、以下のようになります。

・海水が濁っていて、海の色が周りと違う

・波が砕けた後に生じるアワやゴミなどの浮遊物が沖に向かって流れている

・波が砕けずにその両側で波が砕けている

・海の表面が周りの海の表面と違ってザワザワしている

参考:「海水浴での水難事故を未然に防ごう」(国土交通省・国土技術政策総合研究所)
⇒ http://www.nilim.go.jp/lab/fcg/siryou/rigan.html

離岸流が発生しやすい場所

発生しやすい場所としては、波の砕け方が違う所、波が来ても水面の高さがあまり変化しない所に離岸流が発生しやすいですが、海自体の特徴として、

・遠浅で海岸線が長い海

・波が海岸に対して直角に入る海

・近くに人工構造物がある海

があげられます。

しかし、日本では太平洋・日本海にかかわらず全国の海で発生していますから、どこでも離岸流があると思っていいでしょう。

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離岸流に流されたら逃げ方はどうする?

離岸流の見つけ方をわかりやすく見てきましたが、それでも誤って離岸流に巻き込まれてしまうこともあるかと思います。

離岸流に流されたら逃げ方は、どうするのがいいのでしょうか?

まず、絶対にやってはいけないのが、離岸流の流れに逆らって岸に向かって泳ぐこととパニックになってしまうことです。

離岸流の速さは秒速1メートルを超えることもあり、どんなに泳ぎに自信のある人でも離岸流の流れに逆らって岸にたどり着くことは困難と言われています。

とにかく水の力を甘く見てはいけないということです。

水泳のメダリスト本人もとあるテレビ番組で難しいとコメントしていました。

また、パニックになって必死に岸に向かって泳いでも力尽きて溺れてしまう可能性が非常に高いといえます。

離岸流からの逃げ方その1~横、または斜め45度方向に泳ぐ


流れに逆らうのは非効率的ですから、横方向、つまり岸と平行に泳ぐことが推奨されています。

横方向なら、泳いで進めるというわけです。

離岸流の幅は10m~30mほどで、脱出できない幅でもありません。

また、泳ぎに自信のある方には、岸に向かって斜め45度方向に泳ぐことも推奨されています。

こちらはうまくいけば横方向に泳ぐより早く岸にたどり着けそうですが、体力も必要になりそうですね。

参考:「離岸流に入ってしまったら」(日本ライフセービング協会公式サイト)
⇒ http://jla.gr.jp/accident_prevention/safty_enjoy/rip-current.html

離岸流からの逃げ方その2~無駄に泳がない

離岸流の流れに逆らって岸に向かって泳いでも無駄な抵抗になるだけですから、無駄に泳がないことです。

わかりやすくいうと、そのまま水の流れに身をまかせてしまうのです。

離岸流は岸から離れるほど流速は弱まる傾向があります。

沖に向かって時には100m以上引かれることもありますが、やがて離岸流が終了する地点に到達します。

そこからは逆に岸に向かって潮が流れているので、少し離岸流を避けるように横に泳いでから岸に戻るようにします。


離岸流には近づかないことが一番ですが、逃げ方も知っていないとパニックになる可能性がより高くなります。

経験してみないとわからない部分もありますが、もしもの場合に備えておいて損はないでしょう。

まとめ

今回は、離岸流の見つけ方をわかりやすく紹介し、また流されたら逃げ方はどうするのかを見てきました。

離岸流の見つけ方をわかりやすく紹介すると、海の色や流れ、波の音などから見分けて、流された時の逃げ方は、横、または斜め45度方向に泳ぐか、離岸流が終了する地点まで流れにまかせて、その後、泳いで戻るかが推奨されています。

離岸流の流れに逆らって岸に向かって泳ぐこととパニックになってしまうことはNGです。

とにかく流れが強くて抵抗するのは体力の無駄使いともいえる離岸流ですから、見つけ方と逃げ方は前もってしって知っておいてイメージしておくことも大切なポイントといえるでしょう。

楽しい海水浴のため、離岸流には十分ご注意を!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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