岩手県の管轄である仙台管区気象台によると、「東北北部は6月15日頃、梅雨入りしたとみられます」との発表がありました。
昨年2018年の東北北部の梅雨入りが6月11日頃でしたから、4日ほど遅れての梅雨入りとなります。
新緑のさわやかな季節から、いよいよジメジメした鬱陶しい季節に突入したわけですが、早くも気になるのは梅雨明けがいつかということだと思います。
岩手県の梅雨明け2019の予想は、平年と比較してどうなのでしょうか?
今回は、岩手の梅雨明け2019がいつか予想してみたいと思います。
岩手の梅雨明け2019がいつか予想
気象庁の梅雨明けの記録が残されている1951年以降、岩手県(東北北部)の梅雨明けが最も早かったのが1978年の7月8日頃、逆に最も遅かったのが1991年の8月14日頃です。
その差は実に1か月以上にもなるわけですが、過去10年の梅雨明けの記録を見ると、
7月上旬が1回
7月中旬が2回
7月下旬が4回
8月上旬が1回
梅雨明けの時期がはっきりせずが2回
となっています。
また、梅雨入りが遅い年は梅雨明けも遅くなる傾向が少なからずあります。
東北北部の今年2019年の梅雨入り6月15日頃と平年並みであることなどから、岩手の梅雨明け2019がいつか予想すると、7月下旬か、あるいは8月にずれ込む可能性もあると予想します。
岩手の梅雨明け2019を平年と比較してみると?
岩手県(東北北部)の梅雨明けは、平年は7月28日頃、昨年2018年は7月19日頃でした。
上述のように岩手の梅雨明け2019は、7月下旬か、あるいは8月にずれ込む可能性もあると予想しました。
平年と比べてやや遅めなんですが、ここ10年の梅雨明けの時期の傾向を見ても梅雨明けの時期は以前より遅くなっている傾向があります。
昨年2018年の7月19日頃というのはかなり早い梅雨明けの部類に入ります。
また、梅雨の時期の降水量自体には大きな変動は見られていないのですが、降り方には大きな変化が見られています。
梅雨の雨というとジトジトと降り続く雨がイメージされると思いますが、最近は豪雨とでもいうか梅雨とは思えないような激しい雨が降ることが多くなりました。
梅雨明けはやや遅くなり、梅雨の雨の降り方が激しくなっていることが、平年と比較して変わってきていることといえるでしょう。
参考:「昭和26年(1951年)以降の梅雨入りと梅雨明け(確定値):東北北部」
(国土交通省・気象庁)
⇒ https://www.data.jma.go.jp/fcd/yoho/baiu/kako_baiu12.html
まとめ
今回は、岩手の梅雨明け2019がいつか予想してみました。
岩手の梅雨明け2019がいつか予想すると、7月下旬か、あるいは8月にずれ込む可能性もあると予想します。
岩手の梅雨明けの時期はやや遅くなっている傾向があるとともに、梅雨の雨の降り方が激しくなっていることが気になります。
このことは昨今の梅雨の時期の豪雨災害でもおわかりになると思いますが、これまでとは梅雨の認識を改める必要があるともいえるでしょう。
梅雨明けの後は猛暑が待っています。
ある意味では今の日本の気候で、最も大変な時期に入っっているのかもしれませんんね。
この記事が少しでもみなさんのお役に立てば、うれしいです。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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