御朱印のお寺と神社での違いを最初から考えている方は少ないと思います。
しかし、御朱印集めが人気となり静かなブームになると御朱印帳にお寺と神社の御朱印が混在していると断られるケースもあるようです。
知らなければ御朱印帳は分けるか一緒にするかを考えることもないかと思いますが、実際にはどちらが正しいのでしょうか?
今回は、御朱印のお寺と神社での違いは何か、御朱印帳は分けるか一緒かどちらが正しいのか、を見ていきます。
御朱印のお寺と神社での違いは?
御朱印は古くは納経の証、今では参拝の証として授与される証明書のようなものですが、基本的にはお寺と神社での意味合いの違いはありません。
御朱印は、大きな朱印が中央に押され、墨字で参拝又は奉拝の文字や参拝日、そしてお寺や神社の名前などが書かれています。
これはお寺と神社で共通しています。
御朱印のお寺と神社での違いは、どちらかというと神社のほうがお寺に比べてシンプルということでしょうか。
お寺の御朱印の場合、朱印が複数(三宝印・御宝印など)だったり、御詠歌(巡礼で歌った和歌)などバラエティーに富んだものが多く見られます。
また、最近では金色などのカラフルな印が押してある御朱印も出てきています。
御朱印帳は分けるか一緒かどちらが正しい?
続いて御朱印帳についてですが、何も知らなければ御朱印帳は1冊で、どこのお寺や神社の御朱印も一緒にしたいですよね。
いちいちお寺用と神社用に分けるという方は少ないのではないでしょうか?
なぜこんな話をするかというと、御朱印帳にお寺と神社の御朱印が混在している場合、断られるケースもあるからなんです。
旅行の記念スタンプとは意味合いが違いますから宗教的な意味があれば仕方がないともいえます。
中には断って、自分のところの御朱印帳の購入をすすめるということもあるようです。
御朱印帳は分けるか一緒にするか、どちらが正しいのでしょうか?
御朱印帳は分けるのがベストではある
結論としては御朱印帳は分けるのがベストではあるでしょう。
理由は、やはりお寺と神社の御朱印が混在している場合、断られるケースもあるからです。
ただ断られるケースというのは決して多数ではなくごく少数なんですね。
わざわざこの少数の寺社のために御朱印帳を分けるのかどうかが分かれ目になるでしょう。
御朱印帳は神社と寺院で分けなくてもいいと思いますし、2冊持ち歩くのも大変なので分けていない人も多いようです。
ただ、断られて不快な思いをするのを避けるためには御朱印帳は分けるのがベストであるといえます。
特に何か所もお寺や神社を回って御朱印集めをするような方は最初から分けた方がいいかもしれませんね。
まとめ
今回は、御朱印のお寺と神社での違いは何か、御朱印帳は分けるか一緒かどちらが正しいのか、を見てきました。
御朱印のお寺と神社での違いは基本的にはなく、強いて言えば神社のほうがお寺に比べてシンプルであるといえるでしょう。
御朱印帳は分けるか一緒にするかはどちらが正しいということはありませんが、御朱印帳にお寺と神社の御朱印が混在している場合、断られるケースも少数ながらあります。
断られて不快な思いをするのを避けるためには御朱印帳は分けるのがベストですが、現実的には分けていない人も多いようです。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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