夏の風物詩にもさまざまありますが、夏に活動が活発になるペルセウス座流星群もわすれては忘れてはいけません。
それに夏の夜空に流れる流れ星が消えるまでに願い事を言えば願いが叶うかもしれません。
ちょうど子供たちも夏休みですし、今年2019年のペルセウス座流星群がいつまで見られるのか、またピークの時間などを把握しておいて観察するのも楽しいのではないでしょうか?
今回は、ペルセウス座流星群2019はいつまで見られるのか、またピークの時間などについて見ていきます。
ペルセウス座流星群2019はいつまで見られる?
今年2019年のペルセウス座流星群の活動期間は、
7月17日(木)~8月24日(土)
になりますので、いつまで見られるかは、
8月24日(土)頃まで
ということになります。
ペルセウス座流星群2019は約1か月強の期間に渡り活動し、ちょうど子供たちの夏休み期間にうまく合致するわけですが、活動期間の中でもより活動が活発になる期間があります。
なのでペルセウス座流星群を見るなら、よりきれいに見られる日を選んで観察するのがおすすめです。
参考:「ペルセウス座流星群」(国立天文台公式サイト)
⇒ https://www.nao.ac.jp/astro/basic/perseid.html
ペルセウス座流星群がきれいに見られる時期
流星群自体の活動が最も活発になることを「極大」といいますが、ペルセウス座流星群がきれいに見られる時期が極大期です。
そして、今年2019年のペルセウス座流星群の極大期は、
8月13日頃
と予想されています。
極大期には、条件にもよりますが1時間あたりに約40個もの流星を見ることができます。
流星数が増えるのは8月中旬なので、極大期である8月13日の前後(お盆期間)はペルセウス座流星群がきれいに見られる時期としておすすめです。
ペルセウス座流星群2019が見られるピークの時間
そのペルセウス座流星群がきれいに見られる時期はわかりました。
では、ピークの時間はどうでしょうか?
今年2019年のペルセウス座流星群の極大期は8月13日頃と予想されていますが、ピークの時間は、
8月13日16時頃
と予想されています。
残念ながら、まだまだ明るい時間帯にピークの時間を迎えることになります。
なので、ペルセウス座流星群2019が見られるピークの時間としては、暗くなる
8月11・12日の夜 or 8月13日の夜
あたりになると予想されます。
今年のペルセウス座流星群はピンポイントで狙え。8月13日早朝、関東地方なら午前2時から4時までの2時間がチャンス。満月前の月が沈むのが2:33、空が白み始めるのが3:22。この1時間で流星は最高30個くらいか。その後日の出を拝んで濃い4時間を。
国立天文台よりピックアップ。https://t.co/oyU1zaVRVp— 天リフ編集部 (@tenmonReflexion) July 16, 2019
ペルセウス座流星群2019が見られる方角と観察のポイント
続いてはペルセウス座流星群2019が見られる方角ですが、流星は放射状に広く夜空に現れます。
ただ、ペルセウス座は北東の方角から上り、北西へ沈む星座ですので、特に多く見られるのは北東方面ではあります。
なので、方角に関しては北の夜空を意識しつつ夜空全体を見渡すのがいいでしょう。
むしろ観察のポイントといえるのが、空の暗さと見渡しの良さです。
ペルセウス座流星群に限らず天体観察には、明るい空は適さず、暗い空が理想的です。
繫華街や明るい場所は避けて、視界が広く見渡せる場所を探すことです。
ペルセウス座流星群の概要
ペルセウス座流星群とは、1月の「しぶんぎ座流星群」と12月の「ふたご座流星群」とともに3大流星群のひとつとされています。
流星群の流星とは流れ星ともいいますが、この流れ星が星空のある一点から放射状に飛び出してくるのが流星群です。
流星群は、流星が飛び出す中心の星座の名前をとって「○○座流星群」と呼ばれますが、ペルセウス座流星群の場合は、ペルセウス座の方向から飛んでくるように見えるので「ペルセウス座流星群」と呼ばれています。
ペルセウス座流星群は、年間でも常にトップクラスの流星数を誇る流星群で、前述したように極大時1時間あたりの流星数は約40、条件が整えば1時間あたり80個以上の流星を見ることも可能です。
まとめ
今回は、ペルセウス座流星群2019はいつまで見られるのか、またピークの時間などについて見てきました。
ペルセウス座流星群2019はいつまで見られるのかは、8月24日(土)頃までで、きれいに見られる時期は極大期である8月13日の前後(お盆期間)です。
またピークの時間は、8月11・12日の夜 or 8月13日の夜あたりと予想されます。
ペルセウス座流星群は、条件さえ合えば1時間あたり約40個もの流星を見ることができます。
その光景は想像するだけで素晴らしさが伝わってきますが、残念ながら今年2019年のピークは明るい時間帯です。
極大期である8月13日の前後の流星を見るのに条件のいい夜を選んで観察するのがベストといえそうです。
この記事が少しでもみなさんのお役に立てば、うれしいです。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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