りんごは冷蔵貯蔵が可能なので旬の時期にかかわらずスーパーなどの店頭に並んでいます。
りんごには多種多様な品種があり、産地も違えば、旬の時期も微妙に異なります。
いつ食べても同じというわけでもなく、それぞれ最もおいしい時期があります。
甘い蜜がたっぷりな時期を知っておくと、さらにおいしくりんごを食べられますよ。
今回は、りんごの旬の時期はいつかを品種別にまとめてみました。
りんごの旬の時期はいつ?
りんごの品種は非常に数多いですが、一般的にりんごの旬の時期は、10月から12月、秋から冬にかけての時期です。
冷蔵によって数か月の保存が可能なので、冬場は常温で保存できます。
もともと原産地が寒冷地であるりんごは低温で温度変化が少ない場所を好むというのが理由です。
例えば、りんごの収穫量日本一の青森県では、品種もたくさんのりんごが生産されていますが、旬の時期はどの品種も秋~冬頃にかけてで最もおいしい時期は11月頃といわれています。
また旬の時期のりんごは、値段が安くなってお買い求めやすくなります。
いつ頃から安くなるかというと、さまざまな品種が出揃う10月中旬~11月下旬頃から安くなり、通常は1個100円前後で販売されていたりんごが、この時期は安いものだと80円前後で買えます。
この時期はりんご好きには最高の時期ともいえるでしょう。
品種別りんごの旬の時期
では続いて、品種別にりんごの旬の時期を見ていきます。
これを知っていればりんごを選ぶ際の基準にもなり、いつ、どの品種を選べばいいのかをわかるようになるので旬のおいしいりんごを食べられるようになります。
代表的な品種をあげていきます。
りんごの旬の時期①~ふじ
旬の時期は、10月中旬~12月下旬。
甘みが強く、果汁も多めで、蜜入りは特に人気です。
300gと大きめで、貯蔵性がよく現在最も生産量の多い品種です。
りんごの旬の時期②~サンふじ
旬の時期は、11月上旬~12月上旬。
りんごは、色をよくするために袋をかけて栽培します。
「ふじ」も袋をかけて栽培するケースが多いのですが、袋をかけないで栽培したふじを「サンふじ」といいます。
色にムラは出ますが太陽の光を浴びて育った「サンふじ」は中心部に甘い蜜がタップリ詰まっています。
りんごの旬の時期③~シナノスイート
旬の時期は、10月中旬~12月中旬。
果皮にはほんのりと縦縞が入り、甘酸っぱくシャキシャキとしています。
比較的新しい品種です。
りんごの旬の時期④~紅玉
旬の時期は、9月中旬~11月中旬。
酸味が強く、多汁で濃厚な味が特徴です。
濃い赤色の皮で、小ぶりで200gほど。
りんごの旬の時期⑤~王林
旬の時期は、10月下旬~12月中旬。
代表的な黄色いりんごで、甘みが強く、酸味はあまりありません。
肉質が緻密で、シャリシャリした食感です。
りんごの旬の時期⑥~トキ
旬の時期は、10月上旬~11月中旬。
紅月と王林の掛け合わせで生まれた品種で、甘みと酸味が同居しているりんごです。
保存がきかないので、買ったらすぐに食べましょう。
りんごの旬の時期⑦~陸奥
旬の時期は、10月下旬~12月中旬。
ほどよい甘みと酸味があって、ジューシーで上品な味わいがあります。
保存がきくので春先まで楽しめます。
りんごの旬の時期⑧~世界一
旬の時期は、9月下旬~11月中旬。
なめらかなで品の良い果肉で、適度な甘みと酸味があります。
大きいものだと1kg近くにもなる品種です。
りんごの保存方法について
りんごは品種によっては保存がききますが、3月以降は常温保存ではやはりダメになります。
収穫期以降のりんごを購入する時は冷蔵保存されて売っているのを選び、自宅に戻ったならすぐに冷蔵庫に入れましょう。
ただし、保存しないで食べた時のほうがおいしく食べられます。
また、保存がきかない品種もありますので、その場合はすぐに食べるようにしましょう。
りんごの旬の時期~まとめ
今回は、りんごの旬の時期はいつかを品種別にまとめてみました。
りんごの旬の時期は、10月から12月、秋から冬にかけての時期ですが、品種によって若干異なります。
保存はきく品種ときかない品種を見極め、おいしく食べるには保存せずにすぐ食べるのがおすすめです。
りんごの品種ごとの旬の時期を知って選んで、買ってすぐに食べるのがおいしく食べるコツといえそうです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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