牛肉が好きでよく食べるのですが、一番おいしいのは黒毛和牛と無条件に思っていました。
そして、少しは牛肉の種類や産地のことも知りたいと本を読んでみようと手にしたのが今回、ご紹介する「炎の牛肉教室」(山本謙治さん著)です。
今回は、『「炎の牛肉教室」を読んだ感想!おいしい牛肉の種類や産地がわかる本』と題して、おいしい牛肉の種類や産地がわかる本を紹介したいと思います。
「炎の牛肉教室」の感想~牛肉に対する誤解がわかった本
この「炎の牛肉教室」という本を読むまでは、牛肉を食べる時は国産牛か輸入牛かぐらいしか意識していませんでした。
自分の浅はかな知識の中では和牛が一番おいしくて、輸入牛は安いという認識で、特に黒毛和牛の格付けがいい牛肉が、味も最高級なのだろうと思っていました。
ところがそうでもなかったのです!
この「炎の牛肉教室」も読む前は黒毛和牛について深く掘り下げた本なのかなと思っていたのですが、読んでみると黒毛和牛にはほとんど触れておらず、和牛は短角牛や赤牛、輸入牛はUS牛やオージービーフ、フランス産牛肉についての体験談が綴られていました。
読み進めていくうちにいかに自分が牛肉に対して無知であったのかを思い知りました。
そして、世界にはいろんな牛肉の種類と産地があり、それぞれに牛肉文化があるのだなと認識を新たにしました。
牛肉の種類・産地による違いを知る
「炎の牛肉教室」では、黒毛和牛についてはあえて触れていません。
むしろ、スポットが当たることの少ない短角牛や赤牛について詳しく説明しています。
この本を読むとなぜ黒毛和牛だけがこんなに飼育数が増えて他の品種が1%未満にまで減少することになったのかよくわかります。
味が理由ではなかったのです。
そして、短角牛や赤牛も黒毛和牛に引けを取らないほどおいしい牛肉であることもよくわかりました。
輸入牛も同様でした。
安かろう悪かろうではなかったのです。
恥ずかしい話ですが、自分がよくわからないだけだったのです。
「炎の牛肉教室」ではいい牛肉店も紹介
また「炎の牛肉教室」では、おいしい牛肉を食べられる販売店・飲食店も紹介しています。
どの牛肉店もそれぞれにこだわりを持って牛肉を販売しているお店のようにお見受けしましたが、ほとんどが売り切れの状態でした。
やはり口コミでお店の評判が広まっているのでしょう。
こまめにサイトをチェックしておく必要があると思いました。
また、飲食店ではこれらの牛肉を素材にしたプロの料理を楽しめそうで、想像しただけでおいいしそうです。
まとめ
今回は、『「炎の牛肉教室」を読んだ感想!おいしい牛肉の種類や産地がわかる本』と題して、おいしい牛肉の種類や産地がわかる本を紹介してきました。
「炎の牛肉教室」といういい本に巡り会えたことで牛肉に対する認識が変わりました。
部位だけでなく、牛肉の種類や産地によってもそれぞれに魅力があることを知りました。
牛肉の好きな方や興味のある方にはとても楽しめる本だと思います。
読み進めていくうちにステーキが食べたくなってきます。(笑)
おすすめの販売店は残念ながら売り切れだったので、飲食店に直接食べに行きたいと思います。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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