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イタリアに世界遺産が多い理由は?登録数ランキングでは世界一!

世界遺産の登録数が最も多い国、それはイタリアです。

2024年10月末現在、日本の登録数が26であるのに対して、3倍の60もの登録数で、世界一の多さです。

イタリアはそんなに国土も広いわけではありませんが、全国いたるところに世界遺産が点在しています。しかも数だけでなく、人気の高い世界遺産が多いようにも思います。

イタリアに世界遺産数が多い理由は、はたしてなぜなのでしょうか?

今回は、「イタリアに世界遺産が多い理由は?登録数ランキングでは世界一!」と題して、イタリアに世界遺産数が多い理由などを見ていきたいと思います。

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イタリアに世界遺産が多い理由

実は、筆者は新婚旅行でイタリアに行っています。

もう20年以上も前の話ですが、ローマ・ナポリ・シエナ・フィレンツェ・ベネチアなど訪れた場所のほとんどが世界遺産で、国中が世界遺産といった感じでした。

特に世界遺産をお目当てに訪れたわけではないので、今こうして考えてみるとイタリアの世界遺産の登録数の多さを改めて感じてしまいます。

いったい、なぜこれほどまでにイタリアに世界遺産数が多いのか、その理由はイタリアが持つ歴史と自然環境によるものと考えられます。

世界遺産の登録数が多い理由①~歴史

まず第1の理由に長いイタリアの歴史があげられます。紀元前からローマ文明が栄え、神聖ローマ帝国の中心地でもありました。

ヨーロッパの国々は世界遺産の登録数が多いですが、歴史をたどるとヨーロッパの文化はイタリアから始まったと言っても過言ではありません。

カトリックの中心地でもあり、ルネッサンス文化の中心地でもあったイタリアに世界遺産の登録数が多いのは、ある意味では自然な流れともいえるのではないでしょうか。

また、ヨーロッパの文化が「石の文化」であることも見逃せません。「木の文化」である日本と異なり、長年にわたっていいコンディションでの保存がされやすいことが世界遺産登録数が多い理由にもなっているのではないでしょうか。

世界遺産の登録数が多い理由その2~自然環境

もうひとつイタリアに世界遺産登録数が多い理由が、自然環境によるものです。ヨーロッパは、日本などと違い地震や津波などの自然災害が非常に少ないエリアです。

イタリアでも地震がないわけではないですが、日本に比べたら相当少ないといえます。世界遺産の保存に関しては、この自然環境の良さがプラスになっているのは間違いないでしょう。

また自然環境とは少し違いますが、古いものを大切にする文化が根付いているのも大きな理由といえます。

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イタリアは世界遺産登録数ランキング世界一

最後に世界遺産登録数が多い国ランキング・トップ10をあげてみました。

先ほども紹介したように、世界遺産の登録数はヨーロッパに集中しているといってもいい状況です。登録数世界一のイタリアの世界遺産登録数は、なんと60個です。

アジアでランクインしているのは中国とインドですが、いずれも四大文明のひとつで古くから文明が開化した歴史ある国です。

広いロシアやアメリカを抑えているのを見ても、いかに歴史の長さと文化が世界遺産においてはものを言うかがわかるというものです。

ちなみに日本の登録数は26個でランキング11位ですが、広いアメリカとほぼ同数ですから、やはり歴史の長さが大きく影響しているといえます。

世界遺産登録数が多い国ランキング・トップ10は、以下の通りです。

世界遺産登録数が多い国ランキング・トップ10

順位 国名 登録数
1 イタリア 60
2 中国 59
3 ドイツ 54
4 フランス 53
5 スペイン 50
6 インド 43
7 メキシコ 35
7 イギリス 35
9 ロシア 32
10 イラン 28

※2024年10月末時点の登録数です。

参考 ⇒ 「世界遺産オンラインガイド」

イタリアに世界遺産が多い理由~まとめ

今回は、「イタリアに世界遺産が多い理由は?登録数ランキングでは世界一!」と題して、イタリアに世界遺産数が多い理由などを見てきました。

まとめると、イタリアに世界遺産数が多い理由はイタリアが持つ歴史と自然環境によるものと考えられ、世界遺産登録数は60個でランキング世界一です。(2024年10月末時点)

世界遺産の登録数はヨーロッパに集中していて、歴史の長さと文化が大きく影響しているといえます。

ちなみに日本の登録数は26個でランキング11位となっており、広いアメリカとほぼ同数です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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