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世界遺産の数が多い都道府県はどこ?日本国内ランキングまとめ!

人類が未来に残すべきと認められた価値ある遺産、それが世界遺産ですが、自分が住んでいる都道府県に世界遺産があると、少しうれしい気分になったりもします。

日本には現在(2024年10月末時点)、26個の世界遺産があります。

このが多いか少ないかは別として、世界遺産の数が多い都道府県はどこなのでしょうか?

イメージでは歴史的建造物が多い京都府あたりが、多そうな気がします。

今回は、世界遺産の数が多い都道府県を日本国内ランキングでまとめてみたいと思います。

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世界遺産の数が多い都道府県はどこ?

冒頭でもお伝えした通り、日本の世界遺産の数は現在(2024年10月末時点)、26個です。

思ったよりも少ないと感じた方も多いのではないでしょうか?

そんな中で、世界遺産の数が多い都道府県はどこかというと奈良県と鹿児島県、岩手県で数は3個で、以下のようになっています。

歴史的な建造物が多い都道府県が世界遺産の数も多いのかなとは思っていましたが、本命と思っていた京都府の世界遺産が「古都京都の文化財」の1個のみというのは、少々意外な感じがしました。

数としては3個でしたが、日本の世界遺産の数が26個であることを考えれば、トップの数としては妥当な線といえるのではないでしょうか。

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世界遺産の数~日本国内の都道府県別ランキングまとめ

では、続いて日本国内の世界遺産の数を都道府県別ランキングでまとめてみましょう。

1位:奈良県・鹿児島県・岩手県(3個)

まず、1位の奈良県は、やはり歴史的建造物や文化財の宝庫です。

どの世界遺産も歴史を感じさせる場所ばかりです。

一方の鹿児島県は、屋久島や奄美大島、徳之島が自然遺産の宝庫で奈良県とは対照的です。

ともに3個とはいえ、その中に多くの見どころが含まれています。

世界遺産3個の都道府県(3県)

  • 奈良県
    ・法隆寺地域の仏教建造物(1993年)
    法隆寺と法起寺の2つからなり、法隆寺西院伽藍は現存する世界最古の木造建築物です。
    ・古都奈良の文化財(1998年)
    東大寺・春日大社・春日山原始林・興福寺・元興寺・薬師寺・唐招提寺・平城宮跡の8つからなり、うち建造物群25棟が国宝、53棟が重要文化財です。
    ・紀伊山地の霊場と参詣道(2004年)
    熊野三山・高野山・吉野大峯・熊野参詣道・高野参詣道・大峯奥駈道からなります。
  • 鹿児島県
    ・屋久島(1993年)
    白神山地とともに登録された日本初の世界自然遺産です。
    ・明治日本の産業革命遺産(旧集成館)(2015年)
    日本近代化の文化遺産で鹿児島県鹿児島市にあります。
    ・奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島(2021年)
    国内5個目の世界自然遺産で奄美大島と徳之島が鹿児島県です。
  • 岩手県
    ・平泉―仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群―(2011年)
    ・明治日本の産業革命遺産(橋野鉄鉱山・高炉跡)(2015年)
    ・北海道・北東北の縄文遺跡群(2021年)

※カッコ内は登録年

2位:10都県(2個)

2位は、世界遺産の数2個で・北海道・青森県・秋田県・岩手県・東京都・静岡県・広島県・福岡県・長崎県・熊本県・鹿児島県・沖縄県の12都県です。

2位の都道府県は文化遺産だけでなく、自然遺産なども含まれ、さまざまなカテゴリーから選出されています。

世界遺産2個の都道府県(10都県)

  • 北海道
    ・知床(2005年)
    ・北海道・北東北の縄文遺跡群(2021年)

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北海道の世界遺産の数は何個?知床以外はいくつあるか知ってる?
こちらでは、北海道の世界遺産の数は知床以外は何個あるのかをまとめました。広大な面積と豊かな自然を誇る北海道ですが世界遺産としては知床が有名です。その他にはどんな世界遺産があるのでしょうか?知床の魅力にも迫ります。
  • 青森県・秋田県
    ・白神山地(1993年)
    ・北海道・北東北の縄文遺跡群(2021年)
  • 東京都
    ・小笠原諸島(2011年)
    ・ル・コルビュジエの建築作品-近代建築運動への顕著な貢献-(2016年)
  • 静岡県
    ・富士山‐信仰の対象と芸術の源泉(2013年)
    ・明治日本の産業革命遺産(韮山反射炉)(2015年)
  • 広島県
    ・原爆ドーム(1996年)
    ・厳島神社(1996年)
  • 福岡県
    ・明治日本の産業革命遺産(三池炭鉱)(2015年)
    ・「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群(2017年)
  • 長崎県
    ・明治日本の産業革命遺産(軍艦島・三菱長崎造船所)(2015年)
    ・長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産(2018年)
  • 熊本県
    ・明治日本の産業革命遺産(三角西港)(2015年)
    ・長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産(2018年)
  • 沖縄県
    ・琉球王国のグスク及び関連遺産群(2000年)
    ・奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島(2021年)

※カッコ内は登録年

3位:15府県(1個)

ここでやっと京都府が入りますが、京都市・宇治市・大津市の3都市まとめての登録ですから、いくつもの数の文化財がまとまってひとつの世界遺産として登録されたんですね。

文化財の点数では、かなりの数に上るのではないでしょうか。

世界遺産1個の都道府県は15府県にもなり、以下の通りです。

世界遺産1個の都道府県(15府県)

  • 栃木県:日光の社寺(1999年)
  • 群馬県:富岡製糸場と絹産業遺産群(2014年)
  • 新潟県:佐渡島の金山(2024年)
  • 富山県・岐阜県:白川郷・五箇山の合掌造り集落(1995年)
  • 山梨県:富士山‐信仰の対象と芸術の源泉(2013年)
  • 三重県・和歌山県:紀伊山地の霊場と参詣道(2004年)
  • 京都府・滋賀県:古都京都の文化財(京都市・宇治市・大津市)(1994年)
  • 大阪府:百舌鳥・古市古墳群 -古代日本の墳墓群-(2019年)
  • 兵庫県:姫路城(1993年)
  • 島根県:石見銀山遺跡とその文化的景観(2007年)
  • 山口県:明治日本の産業革命遺産(萩反射炉・松下村塾)(2015年)
  • 佐賀県:明治日本の産業革命遺産(三重津海軍所跡)(2015年)

※カッコ内は登録年

世界遺産の数が0の県(19県)

宮城県、山形県、福島県、茨城県、埼玉県、千葉県、神奈川県、石川県、福井県、長野県、愛知県、鳥取県、岡山県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、大分県、宮崎県

世界遺産の数が多い都道府県~まとめ

今回は、世界遺産の数が多い都道府県を日本国内ランキングでまとめてみました。

世界遺産の数が多い都道府県トップは奈良県・鹿児島県・岩手県の3個で、以下2位は2個が10都県、3位は1個で15府県になります。

奈良県と鹿児島県、岩手県がトップとはいえ数の上では僅差ですから、今後ランキングが入れ替わる可能性も十分にあるでしょう。

現在26か所の世界遺産を制覇する旅というのもおもしろいかもしれませんね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

※情報は2024年10月末時点のものです。

コメント

  1. ななし より:

    岩手県は3個で1位ですよ!

    • コタロー より:

      ななし様、ご指摘ありがとうございます。
      カウントミスをしていましたので、訂正しました。
      今後ともよろしくお願いします。

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