こすらないで流すだけの風呂用洗剤はいくつか発売されていますが、その中でも2大ライバル製品ともいえるのが花王のバスマジックリンエアジェットとライオンのバスタブクレンジングです。
ともにこの分野を代表する製品といえますが、どんな特徴や違いがあるのか、比較してみました。
また、評判や実際に使ってみてどうなのか、両製品の使用経験がある筆者がレビューします。
今回は、風呂掃除のこすらない洗剤のバスマジックリンエアジェットとバスタブクレンジングを比較しながら、実際に使ってみたレビューと評判も見ていきます。
バスマジックリンエアジェットとバスタブクレンジングを比較
風呂掃除のこすらない洗剤のバスマジックリンエアジェットとバスタブクレンジングを比較しての主な違いは、以下の3点です。
2.スプレー回数はバスタブクレンジングのほうが少ない
3.バスタブクレンジングのほうがややエコノミー
バスマジックリンエアジェットとバスタブクレンジングは、ともにこすらないで流すだけをコンセプトにしている洗剤です。
どちらも弱アルカリ性で共通点も多く違いは微差ですが、流すまでに要する時間やスプレー回数などに違いが見られます。
どちらがよく汚れを落とすかについては、実際に筆者が使ってみた感想を後ほどレビューします。
バスマジックリンエアジェットの製品情報
花王「バスマジックリンエアジェット」
- 製品ラインナップ:バスマジックリンエアジェット、バスマジックリンエアジェット除菌EX
- 容量:本体430ml、詰め替え(350・820・1200・2280ml)
- 液性:弱アルカリ性
- 香り:バスマジックリンエアジェット(ハーバルシトラス、フルーティフローラル)、バスマジックリンエアジェット除菌EX(ハーバルクリア)
- スプレー回数:約20回
- 時間:30秒
- 除菌:あり
- ピンク汚れ予防:除菌EX
- ウイルス除去:あり
- 消臭効果:あり
バスタブクレンジングの製品情報
ライオン「バスタブクレンジング」
- 製品ラインナップ:バスタブクレンジング、バスタブクレンジング銀イオンプラス
- 容量(本体と詰め替え):本体500ml、詰め替え(450・800・2000ml)
- 液性:弱アルカリ性
- 香り:バスタブクレンジング(クリアシトラス、フローラルソープ)、バスタブクレンジング銀イオンプラス(ハーバルグリーン、香りが残らないタイプ)
- 回数:約15回
- 時間:60秒
- 除菌:銀イオンプラスにあり
- ピンク汚れ予防:銀イオンプラスにあり
- ウイルス除去:あり
- 消臭効果:?
バスマジックリンエアジェットとバスタブクレンジングの比較表
風呂掃除のこすらない洗剤のバスマジックリンエアジェットとバスタブクレンジングの違いをわかりやすく比較表にまとめました。
どちらも甲乙つけがたく選択に迷うところですが、価格の面でコストパフォーマンスではバスタブクレンジングに軍配が上がりそうです。
一方で流すまでに要する時間はバスマジックリンエアジェットのほうが短く、より短時間で掃除を終えられそうです。
決め手はやはり洗浄力になりそうです。
バスマジックリンエアジェット | 比較項目 | バスタブクレンジング |
弱アルカリ性 |
液性
|
弱アルカリ性 |
30秒 |
時間
|
60秒 |
約20回 |
噴霧回数
|
約15回 |
△ |
泡切れ
|
〇 |
△ |
価格
|
〇 |
〇 |
除菌
|
銀イオンプラス〇 |
除菌EX〇 |
ピンク汚れ予防
|
銀イオンプラス〇 |
〇 |
ウイルス除去
|
〇 |
バスマジックリンエアジェットとバスタブクレンジングのレビューと評判
ここからは腰痛持ちでギックリ癖のある筆者が、バスマジックリンエアジェットとバスタブクレンジングを実際に使ってみたレビューです。
ネットの口コミではどちらの洗剤も評判は良好ですが、実際にはどうでしょうか?
腰痛持ちでギックリ癖のある筆者にとって、こすらない洗剤は夢のような洗剤でしたが、実は本当にこすらないで汚れを落とせるのか半信半疑でした。
まず使ったのがバスタブクレンジングで、期待しつつ使用してみたところ汚れは落ちず結局はこすってました。
「やっぱりこすらないで流すだけなんて都合のいい洗剤なんて無理なんだな…」と思い、諦めていたところ、バスマジックリンエアジェットを見つけて試してみることに。
そしてバスマジックリンエアジェットも最初は期待通りに汚れが落ちませんでした。
やはり同じかとガッカリしていたところ、家族に噴霧量不足を指摘されて多めに噴霧したところ、満足のいく結果となりました。
汚れが落ちない原因は噴霧量不足で、以前使っていたこすり洗いの洗剤と同じ感覚で使っていたためでした。
もし、効果に満足していないという方は噴霧量を多くしてみることをおすすめします。
余っていたバスタブクレンジングも噴霧量を増やしてみたところ、期待通り、きれいになりました。
細かく密度の高い洗剤を浴槽にまんべんなくスプレーすることで、汚れをガッチリ吸収してシャワーで流すイメージでしょうか。
毎日掃除するには十分ですが、汚れがガッチリ蓄積した場合は厳しいように感じました。
スプレーが十分ではない場合は汚れが残ることもありましたが、その時には軽くこすってます。
汚れを落とす効果
結論からいうと、汚れを落とす効果は甲乙つけがたいものでした。
スプレーした時の感触としてはバスタブクレンジングが「シュッ」なのに対して、バスマジックリンエアジェットが「シュ~」という感じでやや噴霧時間が長いように感じました。
1滴の密度が高いというか、細かそうにも感じました。
待ち時間と泡切れ時間
待ち時間はバスマジックリンエアジェットは30秒、バスタブクレンジングは60秒ですが、ここは気にならないのではないでしょうか。
というのも浴槽の前で何もしないでジッと待っていることもないと思えるからです。
むしろその間に別の何かをやっていて流すのを忘れるということが何度かありました。
あまり長時間、放置すると乾いて固まってしまうので注意が必要です。
逆に泡切れはバスタブクレンジングのほうが早いという違いも感じました。
コストパフォーマンス
噴霧回数の目安がバスマジックリンエアジェットは約20回、バスタブクレンジングが約15回、さらに実際の販売価格もバスタブクレンジングのほうが安価ということで、コストパフォーマンスはバスタブクレンジングに軍配が上がるようです。(2023年9月24日時点)
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バスマジックリンエアジェットとバスタブクレンジングを比較~まとめ
今回は、風呂掃除のこすらない洗剤のバスマジックリンエアジェットとバスタブクレンジングを比較しながら、実際に使ってみたレビューと評判も見てきました。
バスマジックリンエアジェットとバスタブクレンジングを比較しての主な違いは、以下の3点です。
2.スプレー回数はバスタブクレンジングのほうが少ない
3.バスタブクレンジングのほうがややエコノミー
ネットの口コミではどちらの洗剤も評判は良好で、実際に使ってみても汚れを落とす効果は甲乙つけがたいものでした。
待ち時間はバスマジックリンエアジェットが短いですが、バスタブクレンジングは泡切れが早くコストパフォーマンスもいいという特徴があります。
どちらも十分な噴霧量なら日常の風呂掃除ではこすらない洗剤として大いに貢献してくれることでしょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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