「読みたくて買った本なのに読み始めたら集中力がなくて読めない」「本を読んでも内容が頭に入ってこない」「本を読んでいても集中力がなく10分も読めない」などの経験はありませんか?
実は筆者もこのような経験があります。
集中力がなくて本が読めないのでは、せっかくの本と時間がもったいないですよね。
そこで今回は、本が読めない人は集中力のない病気なのか、さらにその原因と対策などを考えてみます。
本が読めない人は集中力のない病気なの?
集中力がなくて本が読めないという場合、気になるのはそれが病気かどうかですよね。
結論的には病気のケースと病気ではないケース両方あるようです。
基本的に集中力がない状態の時は、脳内物質のバランスが崩れていて頭がうまく働かない状態になっています。
また何か他に悩みがあったり考え事をしている状態の場合もあります。
本が読めない人~病気ではないケース
まず病気ではないケースは疲れが溜まっている状態の場合です。
仕事で忙しかったり、ストレスが溜まっている時は集中力がない、あるいは続かないことが多いものです。
あるいは考え事をしている時など一時的に集中力がない状態は病気ではないことが多いと思われます。
本が読めない人~病気のケース
逆に心配なのが病気のケースです。
病気のケースには先天性と後天性の2種類があります。
先天性のものとしては失読症(発達障害)があり、後天性のものとしてはうつや睡眠時無呼吸症候群があります。
睡眠時無呼吸症候群でなぜ…と思われるかもしれませんが、睡眠できちんと疲れが取れないために日中だるくて集中力が続かなくなるんですね。
病気のケースは軽々しく触れるのは控えたいので、気になる方は専門医に相談したほうがいいかもしれません。
本が読めない原因
ここからは集中力がなくて本が読めない原因を探っていきたいと思います。(病気ではないケース)
どんな原因があるのでしょうか?
本が読めない原因その1~難しい本を読んでいる
例えば専門書など専門用語がたくさん使われていて文字数もギッシリ詰まっているような難解な本は普通の人には相当な集中力を要求されると思います。
自分の読書レベルを超えた本はやはり読みづらいでしょう。
本が読めない原因その2~一字一句、本のすべてを読もうとしている
これは筆者もそうなのですが、本は最初から読み始めて順番に一字一句逃さずに最後まで読まなければならないと思い込んでいるんですね。
でもこれはページ数の多くて文字がギッシリ詰まっている本だと結構きついです。
楽しみにしていた読書でも逆に疲れてしまいます。
本が読めない人の対策
では、集中力がなくて本が読めない時の対策にはどんなものが考えられるでしょうか?
その前に人間の集中力の持続には限界があることを知っておくと気持ち的には楽になりますよ。
人間の集中力が持続するのは長くても90分が限界だそうですから、1時間も本を読み続けるのは結構大変な作業なんですね。
では対策を見ていきましょう。
本が読めない人の対策その1~読みやすい本を選ぶ
上の原因その1のような難解な本は避けて同じような内容でもわかりやすい本や読みやすい構成の本を選ぶことです。
文字数が少なかったり、行間が広く取ってあるだけでかなり違ってくるはずです。
本が読めない人の対策その2~重要な部分・興味のあるところから読む
本には目次があります。
なかなか集中力が続かないなという場合、目次を見て重要な部分や興味のあるところから読むのもひとつの方法です。
また本の中に太字になっている部分などは著者が最も伝えたい部分だったり重要なところですから、こういう箇所は飛ばさず読むようにしたほうがいいでしょう。
本が読めない人の対策その3~環境を整える
これは本を読むのに集中力が出るような状態を作るという意味です。
テレビの音や話し声が気になるようでは集中力をもって本を読めないのは当然です。
ご家族の理解が必要ですが静かな状態(あるいはBGM)にして本に集中できる環境を作りましょう。
集中力がなくて本が読めない時の対策~筆者の場合
最後に集中力がなくて本が読めない時の対策として筆者の場合はどうしているか紹介したいと思います。
参考になれば幸いです。
・目次を見て興味のあるところから読む
・あまり真剣に読まずにサーッと読む
・静かな場所、または一人の時間を作る
・疲れたら本を読むのをやめる
といったところでしょうか。
いずれにしても無理せず、楽しめないようなら後回しにしています。
本が読めない人は集中力のない病気?~まとめ
今回は、本が読めない人は集中力のない病気なのか、さらにその原因と対策などをまとめてみました。
個人的感想なのですが、集中力がなくて本が読めないのはどうも疲労やストレスがかかわっているような気がしてなりません。
ストレス社会といわれる現代ですが本を読んでリラックスしたいのにできないのでは本末転倒です。
このような状態が長期に渡って続くようでしたらその裏には病気が隠れている可能性もあるでしょう。
そうでない場合はこの記事を参考にして楽しく本を読んでいただければと思います。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
コメント