先月も甚大な被害をもたらした台風ですが、また新たな台風19号が発生しています。
まだ先月の台風の被害も残っている上に台風19号2019の規模が今年最強ともいわれており、かなりの警戒が必要な状況になりそうです。
そんな台風19号2019の東北上陸はいつになるのか、米軍進路予想ではどうなっているのでしょうか?
今回は、「台風19号2019の東北上陸はいつ?米軍進路予想ではどこへ?」と題して、台風19号2019の進路について見ていきたいと思います。
台風19号2019の東北上陸はいつ?
台風19号2019については、テレビのニュースなどでもかなり警戒を呼び掛けているので、ご覧になっている方も多いかと思います。
台風19号2019は10月6日午前3時に発生し、「ハギビス」(フィリピン語で「すばやい」という意味)という名前で呼ばれています。
報道されている通り、3連休には日本に上陸の可能性があるといわれていますが、東北上陸はいつになるのでしょうか?
下の米軍進路予想図を見ると、台風19号2019は日本を直撃する可能性がかなり高そうです。
紀伊半島から東海、関東地方は3連休の12~13日にかけての上陸の可能性があることから東北地方ではその半日後には上陸しそうな見込みです。
東北地方の台風のピークは、12日(土)の午後から13日(日)の午前になりそうです。
台風19号2019は「非常に強い」強さを維持して上陸することが予想されていることから、上陸の前後でもかなりの強い風が吹くと思われます。
米軍(JTWC)より引用
台風19号2019は米軍進路予想ではどこへ?
米軍(JTWC)とは、正式名称を合同台風警報センター(Join Typhoon Warning Center)といい、アメリカ海軍とアメリカ空軍がハワイに共同で設置した機関で、北西太平洋・南太平洋・インド洋地域で発生する台風や熱帯低気圧を監視し、警報を発することを目的としています。
米軍の台風の進路予想は、非常に精度が高いと評価されていますが、その米軍の進路予想によると台風19号2019はほとんど日本列島を縦断していきます。
進路予想は気象庁の予想ともそれほど大きな違いはなく、台風19号2019がこの進路をたどる可能性は非常に高いといえそうです。
下図が気象庁の進路予想図です。
気象庁より引用
また、台風15号に匹敵または上回る勢力で関東・東海へ接近・上陸のおそれがあることから東北地方でも大荒れの天気となりことが予想されています。
テレビなどの報道では関東・東海への接近・上陸への警戒を呼びかけるのは多く耳にしますが、東北地方も台風19号2019の進路予想にすっぽり覆われていることから同様の警戒が必要です。
【台風に早めの備えを!】#台風19号 は、非常に強い勢力を保ったまま12~13日にかけて西日本から東日本に接近・上陸するおそれがあります。台風は大型のため、広い範囲で大きな影響を受けるおそれがあります。また、(続く) pic.twitter.com/aGCbcpmQoD
— 気象庁防災情報 (@JMA_bousai) October 9, 2019
関東・東海はもちろん東北地方でも交通機関への影響がでる可能性があることから、最悪の場合は計画運休も視野に入れておいてもいいかもしれません。
また、交通機関以外にも飲料水・スマホの充電など準備しておいたほうがいいものもたくさんあるので、前もって備えておいたほうがいいでしょう。
まとめ
今回は、「台風19号2019の東北上陸はいつ?米軍進路予想ではどこへ?」と題して、台風19号2019の進路について見てきました。
米軍進路予想によると、台風19号2019の東北上陸は3連休の12~13日の可能性が高く、これは気象庁の予想とほぼ一致しています。
米軍と気象庁の進路予想によると、台風19号2019は紀伊半島から東海、関東地方のいずれかから上陸し、そのまま日本列島を縦断するルートとなりそうなので、東北地方も南から北まで縦断する可能性があります。
今年最強の台風ともいわれているので、とにかく備えるところは備えて進路が逸れてくれるのを祈るばかりです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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