井上尚弥選手が階級を上げて挑戦者として臨む世界スーパーバンタム級タイトルマッチの開催が迫っています。
対戦相手となるのはWBC・WBOチャンピオンのスティーブン・フルトン選手(アメリカ)ですが、両者の戦績はどうなのか、実力のほどを比較してみたいと思います。
またもや衝撃的なKO勝ちで井上尚弥選手が4階級王者に戴冠するのか、どっちが強いのか勝敗予想はどうでしょうか?
今回は、井上尚弥選手と対戦相手スティーブン・フルトン選手の戦績などを比較しながら、どっちが強いのか勝敗予想をしていきたいと思います。
井上尚弥と対戦相手フルトンの戦績比較
まず井上尚弥選手と対戦相手スティーブン・フルトン選手の戦績比較を見ていきましょう。
年齢とキャリア(試合数)はほぼ同じでともに無敗を誇り、戦績比較において両者互いに遜色ありません。
違いはKO率です。
井上選手がほとんどKO勝ちなのに対して、フルトン選手は8KOとKO率が50%に満たない低さなのは両者の大きな差といっていいでしょう。
パンチ力に関しては井上選手に大きなアドバンテージがありそうです。
逆にフルトン選手は負けないボクシングでどんなタイプのボクサーにも対応する印象があります。
また、これまでの獲得タイトルではフルトン選手がWBC・WBO・IBO世界スーパーバンタム級王座の3つに対して、井上選手はWBC世界ライトフライ級王座から始まりWBO世界スーパーフライ級王座、さらにバンタム級では4団体統一を達成しています。
獲得タイトル数においては圧倒的に井上尚弥選手が対戦相手フルトン選手を圧倒しています。
井上尚弥とスティーブン・フルトンの戦績など比較表
井上尚弥 | 比較項目 | フルトン |
23戦 | 試合数 | 21戦 |
24勝(21KO) | 勝ち | 21勝(8KO) |
0敗 | 負け | 0敗 |
29歳 | 年齢 | 28歳 |
2012年 | プロデビュー | 2014年 |
165cm | 身長 | 169cm |
171cm | リーチ | 179cm |
井上尚弥の戦績や獲得タイトルなど
名前:井上尚弥(いのうえ なおや)
戦績:24戦24勝(21KO)無敗
生年月日(年齢):1993年4月10日(30歳)
国籍:日本
出身地:神奈川県座間市
身長:165cm
リーチ:171cm
スタイル:右ボクサーファイター
ニックネーム:Monster(怪物)
主な獲得タイトル
WBC世界ライトフライ級王座
WBO世界スーパーフライ級王座
WBA・IBF・WBC・WBO世界バンタム級王座(4団体統一)
WBSSバンタム級優勝
スティーブン・フルトンの戦績や獲得タイトルなど
名前:スティーブン・フルトン・ジュニア(本名)
戦績:21戦21勝(8KO)無敗
生年月日(年齢):1994年7月17日(28歳)
国籍:アメリカ
出身地:ペンシルベニア州・フィラデルフィア
身長:169cm
リーチ:179cm
スタイル:オーソドックス
ニックネーム:Cool Boy Steph(クールボーイ・ステフ)
主な獲得タイトル
WBOインターコンチネンタルスーパーバンタム級王座
WBC世界スーパーバンタム級王座
WBO世界スーパーバンタム級王座
IBO世界スーパーバンタム級王座
※2023年6月14日時点
井上尚弥とフルトンのどっちが強いか勝敗予想
では続いて、井上尚弥選手と対戦相手スティーブン・フルトン選手のどっちが強いか勝敗予想をしていきます。
これまでの両者のKO率や勝ちっぷり、獲得タイトルなどを見ると、井上尚弥選手が優位に立っているのは明らかでしょう。
戦績を見てもおわかりのようにフルトン選手も強いのですが、いかんせん井上選手が相手ではチャンピオンとしての格が違うといえます。
巷の評価でも井上選手の勝利を予想する声が多いように思います。
しかし、気になるのは階級を上げたことによる体格差です。
身長・リーチともにフルトン選手が上回り、フィジカル面においては明らかにフルトン選手が有利といえます。
長い戦いになればフルトン選手が試合を支配する可能性は十分考えられます。
井上選手のパンチをかわしつつヒットアンドアウェイとクリンチでポイントを稼げれば、フルトン選手の判定勝ちもあり得るでしょう。
勝負事はやってみなければわかりませんが、井上選手自身が語っているようにこれまでのよう早いラウンドで簡単に決まる試合にはならないかもしれません。
以上のことからどっちが強いのか勝敗予想はKO決着なら井上選手、判定までもつれればフルトン選手にも勝つチャンスがあると予想します。
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井上尚弥と対戦相手フルトンの戦績比較~まとめ
今回は、井上尚弥選手と対戦相手スティーブン・フルトン選手の戦績などを比較しながら、どっちが勝つか勝敗予想もしてみました。
井上尚弥選手と対戦相手スティーブン・フルトン選手の戦績は両者ともよく勝っていますが、井上選手がほとんどKO勝ちなのに対してフルトン選手のKO率が50%未満と低いのは両者の大きな差といっていいでしょう。
また、獲得タイトルでも井上選手が3階級王者&バンタム級4団体統一王者であるのに対して、フルトン選手はWBC・WBO・IBO世界バンタム級の3つと、チャンピオンの格においても差がついています。
どっちが強いのか勝敗予想はKO決着なら井上選手有利、体格差を考慮してするとフルトン選手の判定勝ちもあり得るでしょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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