第70期王将戦挑戦者決定リーグ4回戦の藤井聡太二冠VS佐藤天彦九段戦が、10月29日(木)に行われます。
両対局者ともに黒星が先行しており負けられない1局ですが、テレビ放送やライブ配信など中継予定はどうなっているでしょうか?
今回は、藤井聡太二冠VS佐藤天彦九段の第70期王将戦挑戦者決定リーグのテレビ中継やライブ配信予定などについて見ていきます。
藤井聡太VS佐藤天彦の第70期王将戦挑戦者決定リーグのテレビ中継
藤井聡太二冠の第70期王将戦挑戦者決定リーグ戦は、地上波による放送予定はありませんが、CSの囲碁・将棋チャンネルで中継予定となっています。
6局全対局が対局開始から投了まで、昼食休憩の時間帯を除いて生中継の予定です。
詳しい放送スケジュールは、以下の通りです。
CS:囲碁・将棋チャンネル
放送日時
2020年10月29日(木) 午前9:50~
(対局開始:午前10時:00~)
放送時間
午前9:50~午後12:00、午後12:30~午後8:00(生中継)
※放送時間延長の場合あり
詳細はこちらから ⇒ 将棋プレミアム
藤井聡太VS佐藤天彦の第70期王将戦挑戦者決定リーグの日程など概要
第70期王将戦挑戦者決定リーグ4回戦
先手・佐藤天彦九段 VS 後手・藤井聡太二冠
対局日時
2020年10月29日(木) 午前10:00~
持ち時間
各4時間
昼食休憩
12時00分~12時40分
藤井聡太VS佐藤天彦の第70期王将戦挑戦者決定リーグのライブ配信
藤井聡太二冠VS佐藤天彦九段の第70期王将戦挑戦者決定リーグ4回戦は、テレビ放送の他にインターネットによるライブ配信も予定されています。
ライブ配信を予定しているのは、囲碁・将棋チャンネルのインターネット配信「将棋プレミアム」と王将戦を主催している「毎日新聞社Webサイト」で、テレビ中継同様、対局開始から投了まで生中継の予定です。
なお、将棋の各棋戦でライブ配信を幅広く行っているAbema将棋チャンネルでのライブ配信はありません。
・将棋プレミアムでの視聴はこちらから
⇒ 将棋プレミアム
(視聴は有料で、ゴールド会員への登録が必要)
・毎日新聞社Webサイトでの視聴はこちら
⇒ 毎日新聞社Webサイト
(視聴は30日間は無料で、その後有料プランへの申込みが必要)
藤井聡太VS佐藤天彦の第70期王将戦挑戦者決定リーグ~見どころ
続いて、藤井聡太二冠VS佐藤天彦九段の第70期王将戦挑戦者決定リーグ戦の見どころです。
両対局者ともに10月20日の時点で目下3連敗中と、決して調子がいいとはいえない状況です。
王将戦挑戦者決定リーグでもともに勝ち星がありません。
すでにタイトル挑戦の可能性は厳しく、リーグ陥落の危機ともいえる状況でもう負けは許されません。
藤井聡太二冠VS佐藤天彦九段の対局は過去に2局あり、2局とも藤井聡太二冠が勝っています。
剣ヶ峰を迎えている両対局者がどう戦うかが、最大の見どころといっていいでしょう。
両対局者の2020年度の成績ですが、以下のようになっています。
2020年度の成績
藤井聡太二冠:22勝6敗(勝率:7割8分6厘)
佐藤天彦九段:7勝10敗(勝率:4割1分2厘)
※2020年10月20日現在の成績です。
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藤井聡太の対戦相手~佐藤天彦のプロフィール
では、藤井聡太二冠の王将戦挑戦者決定リーグ4回戦の対戦相手となる佐藤天彦九段のプロフィールを見ていきましょう。
佐藤天彦九段は2006年にプロ入りするとデビューから9連勝、2008年には新人王戦で棋戦初優勝、2011年にも新人王戦で2度目の優勝を飾りました。
その後、タイトル挑戦こそなかったものの2015年にはA級八段に昇段し、2016年には棋王戦でついにタイトル初挑戦を果たすも敗退しています。
しかし、同じ2016年に名人初挑戦で初タイトルを獲得し、2017・2018年と防衛に成功しました。
棋風は居飛車党で、終盤の粘り強い受けが特徴です。
クラシック音楽やファッションに興味があることからニックネームは”貴族”で、将棋界でもその個性は際立っています。
佐藤天彦九段のプロフィールは、以下の通りです。
棋士番号
263
生年月日
1988年1月16日(32歳)
出身地
福岡県福岡市
師匠
中田功八段
プロ入り
2006年10月1日(18歳)
竜王戦
1組(1組:6期)
順位戦
A級(A級以上:6期)
ツイッター
@AMAHIKOSATOh
2020年度成績
7勝10敗(勝率:4割1分2厘)
※2020年10月20日現在の情報です。
藤井聡太VS佐藤天彦の第70期王将戦挑戦者決定リーグ~まとめ
今回は、藤井聡太二冠VS佐藤天彦九段の第70期王将戦挑戦者決定リーグのテレビ中継やライブ配信予定などについて見てきました。
藤井聡太二冠VS佐藤天彦九段の第70期王将戦挑戦者決定リーグのテレビ中継はCSの囲碁・将棋チャンネルで、インターネットによるライブ配信は囲碁・将棋チャンネルのインターネット配信「将棋プレミアム」と王将戦を主催している「毎日新聞社Webサイト」で、ともに対局開始から投了まで生中継の予定です。
10月20日の時点でともに3連敗中で王将戦挑戦者決定リーグでもともに勝ち星がない両対局者ですが、お互いにこれ以上負けられない対局でどんな戦いを見せてくれるのかが見どころです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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