藤井聡太七段のタイトル戦挑戦最年少記録がかかる王将戦挑戦者決定戦が、東京・将棋会館で2019年11月19日(火)に行われます。
藤井聡太七段がタイトル初挑戦まで、あと1勝に迫っています。
相手は広瀬章人竜王で、A級棋士でもある強豪棋士です。
はたして、藤井聡太七段の王将戦挑戦者決定戦の結果は、どうだったのでしょうか?
今回は、藤井聡太七段VS広瀬章人竜王の王将戦挑戦者決定戦の結果速報について見ていきます。
藤井聡太七段VS広瀬章人竜王の王将戦挑戦者決定戦の結果速報
対局の時点で、両者ともに順調に勝ち星を積み重ね、藤井聡太七段と広瀬章人竜王は4勝1敗で並んで最終戦を迎えています。
ともに勝てば王将戦のタイトル挑戦は初めてとなり、藤井聡太七段にはタイトル戦挑戦最年少記録が、広瀬章人竜王には複数タイトルへの挑戦がかかります。
対局は、東京・将棋会館で11月19日(火)10:00~、藤井聡太七段の先手で行われ、結果は、126手で後手の広瀬章人竜王の勝ちとなりました。
この結果、第69期王将戦の挑戦者は広瀬章人竜王に決まり、藤井聡太七段のタイトル初挑戦はなりませんでした。
● 藤井聡太七段 VS 広瀬章人竜王 〇
藤井聡太七段VS広瀬章人竜王の王将戦挑戦者決定戦~昼食休憩
12時少し前、両者は昼食休憩に入りました。
気になる藤井聡太七段と広瀬章人竜王の昼食メニューは、以下の通りです。
対局は、12時40分に再開となります。
藤井聡太七段:覚醒のねぎあんかけ炒飯と復刻創業餃子
広瀬章人竜王:魅惑の肉あんかけニラ玉炒飯
大阪王将杯王将戦最終局一斉対局の対局者の昼食は以下の通り。
広瀬竜王:魅惑の肉あんかけニラ玉炒飯
藤井七段・糸谷八段:覚醒のねぎあんかけ炒飯と復刻創業餃子
(つづく) pic.twitter.com/KhGJUINDyg— 毎日新聞・将棋 (@mainichi_shogi) November 19, 2019
藤井聡太七段VS広瀬章人竜王の王将戦挑戦者決定戦~戦型
対局は、予定通り、午前10時に先手・藤井聡太七段の7六歩で始まりました。
対する後手・広瀬章人竜王は8四歩で、戦型は大方の予想通り角換わりかと思われましたが、3手目の藤井聡太七段の指し手は6八銀。
戦型は角換わりではなく、矢倉となりました。
王将戦挑戦者決定戦2019の成績一覧
王将戦の挑戦者は、7名の棋士の総当たりによる挑戦者決定リーグ戦で決定されます。
リーグ最終戦は、一斉対局になりますが、最終戦までの成績は以下の通りです。
藤井聡太七段VS広瀬章人竜王の王将戦挑戦者決定戦概要
耕)第69期王将戦挑戦者決定リーグ戦の藤井聡太七段―久保利明九段戦は14日、藤井七段が157手で勝ってリーグ成績を4勝1敗としました。19日の最終戦で同じく4勝1敗の広瀬章人竜王と直接対決し、勝った方が渡辺明王将への挑戦権を得ます。藤井七段にはタイトル挑戦の最年少記録がかかります。 pic.twitter.com/jXVanWHfbR
— 朝日新聞将棋取材班 (@asahi_shogi) November 14, 2019
日程
11月19日(火)10:00~
対局場所
東京・将棋会館
持ち時間
各4時間
昼食休憩
12:00~12:40
夕食休憩
なし
テレビ放送
囲碁将棋チャンネル
9時46分~12時00分、13時36分~21時00分 生中継
解説:藤井猛九段、聞き手:中村桃子女流初段
※対局終了まで延長放送
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藤井聡太七段と広瀬章人竜王の成績
続いて、藤井聡太七段と広瀬章人竜王の直接対決や2019年度の成績を見ていきましょう。
データを見る限りは、藤井聡太七段に分があるようにも見えますが、広瀬章人竜王も黙って引き下がるわけにはいきません。
挑戦者決定戦には、何かしらの対策を用意して臨むことでしょう。
藤井聡太七段VS広瀬章人竜王の過去の対戦成績
藤井聡太七段と広瀬章人竜王の対局は過去に1局だけあり、藤井聡太七段が勝っています。
2018年の朝日杯将棋オープン戦の決勝で、藤井聡太七段が棋戦初優勝を飾ったメモリアルな1局です。
先手の藤井聡太七段が117手で勝ちました。
2018年2月17日 朝日杯将棋オープン戦決勝
〇 藤井聡太七段 VS 広瀬章人竜王 ●
戦型:角換わり 117手
藤井聡太七段の2019年度の成績
藤井聡太七段の2019年度の成績は、以下の通りです。勝率は0.7692と通算成績より落ちてはいますが、それでも4回に3回は勝っているという驚異的な勝率になります。
2019年度の成績:30勝9敗(勝率0.7692)
通算成績:146勝29敗(勝率:0.833)
※2019年11月18日現在
広瀬章人竜王の2019年度の成績
一方の広瀬章人竜王の2019年度の成績は、勝率0.6818で、ほぼ2勝1敗ペースです。
竜王戦では3連敗中、直近の将棋日本シリーズJT杯では渡辺明3冠に敗れて最近の調子はいまひとつかもしれませんが、王将戦挑戦者決定リーグ戦では好調を維持しています。
2019年度の成績:15勝7敗(勝率:0.6818)
通算成績:409勝224敗(勝率:0.646)
※2019年11月18日現在
まとめ
今回は、藤井聡太七段VS広瀬章人竜王の王将戦挑戦者決定戦の結果速報について見てきました。
勝てばタイトル戦挑戦最年少記録がかかった藤井聡太七段の王将戦挑戦者決定戦ですが、結果はどうだったのでしょうか?
結果は、126手で後手の広瀬章人竜王の勝ちとなり、惜しくもタイトル初挑戦はなりませんでした。
広瀬章人竜王の王将戦挑戦は、初めてとなります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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