夏の東北三大祭りのひとつである青森ねぶた祭りは、毎年8月に青森市で開催されます。
大小さまざまな「ねぶた」を、一生に一度は見てみたいと思っている方も多いのではないでしょうか?
毎年、延べ200万人以上もの人が訪れる青森ねぶた祭りの期間中は、駐車場・ホテルなど、大変混雑します。
そこで今回は、青森ねぶた祭り2019日程と観覧席、ホテルや混雑・駐車場情報などについて見ていきたいと思います。
青森ねぶた祭り2019の日程など概要と混雑状況
青森ねぶた祭りは、七夕祭りの灯籠流しの変形といわれていますが、その起源は定かではありません。
初期のねぶたの形態は「七夕祭」であったといわれており、そこに登場する練り物の中心が「ねぶた」と呼ばれる「灯籠」であり、七夕祭は7月7日の夜に穢れ(けがれ)を川や海に流す、禊(みぞぎ)の行事として灯籠を流して無病息災を祈りました。
これが「ねぶた流し」と呼ばれ、現在の青森ねぶたの海上運行に表れています。
青森のねぶたは、戦後、観光化という大きな流れに乗り、どんどん規模が大きくなりました。
青森ねぶた祭りは、毎年曜日にかかわらず、8月2日~7日にかけて開催されます。
約1週間に渡って開催されるねぶた祭りですが、毎日のスケジュールを見ていきましょう。
8月1日
18:00~21:00頃
前夜祭 (青い海公園特設ステージ ねぶたラッセランド)
翌日からのお祭りに先駆けて、明かりが入った大型ねぶたを見ることができます。他にもバケトの競演やミスねぶた・ねぶた師の紹介、ねぶた囃子演奏や囃子持久力コンテストなどが開催されます。
19:00~20:40頃
第71回浅虫温泉花火大会 (浅虫温泉)
8月2日・3日
19:10~21:00
子どもねぶた(約15台)と大型ねぶた(約15台)の運行
8月4日~6日
19:10~21:00
大型ねぶた(約20台)の運行
8月6日はねぶた大賞他、各賞が発表され、受賞したねぶたを見ることができます。
8月7日
13:00~15:00
大型ねぶた(約20台)の運行
19:15~21:00頃
第65回青森花火大会・ねぶた海上運行(6台予定)(会場:青森港)
受賞したねぶたが青森港を運行し、約1週間のねぶた祭が花火とともにフィナーレを迎えます。
ねぶたの運行コース
ねぶたの運行ルートは、青森市役所~青森県庁~新町通り~ホテル青森~国道4号となります。
8月2日~6日までは運行コース上にねぶたが待機し、一斉に全てのねぶたが動き出し、号砲の合図でねぶた運行が終了となります。
「青森ねぶた祭り」公式サイトより引用
参考:「運行マップ」(「青森ねぶた祭り」公式サイト)
⇒ https://www.nebuta.jp/info/docs/2019Nebuta_omote.pdf
PDFファイルです。
青森ねぶた祭り2019の混雑状況と交通規制
青森ねぶた祭りの期間中は、ねぶたのコースエリア内を中心に青森駅周辺などが大変混雑します。
しかし、この混雑は迫力ある大型ねぶたの時(4~7日)は混雑が激しいですが、小型の子供ねぶたの時(2・3日)はさほどでもありません。
青森ねぶた祭りに伴って、ねぶたのコースエリア内は下記の時間帯で、交通規制がかかります。(上の運行ルートの地図をご参照下さい)
8月2日~6日 18:30~21:30頃
8月7日 12:50~15:00頃
この時間帯にコースエリア内に車を停めてしまうと出られなくなってしまいますので、くれぐれもご注意下さい。
青森ねぶた祭り2019の交通規制の詳細は、こちらをご参照下さい。
⇒ 青森ねぶた祭り2019交通規制
(「青森ねぶた祭り」公式サイト)
青森ねぶた祭り2019の駐車場
青森ねぶた祭りが混雑するのはわかりましたが、そうなると駐車場の確保やゆっくり鑑賞できるか、などが気になってきます。
駐車場は、無料と有料ともに、8月2日~7日、普通車専用の駐車場を紹介します。
◎無料臨時駐車場
サンロード青森東側
10:00~22:00
最寄りのねぶた運行コースまで車で約10分
青森市緑3丁目9-2
◎有料臨時駐車場
青森操車場跡地北側
11:00~23:00
1回500円
ねぶた運行コースまで徒歩約15分青森県青森市中央3丁目
※ねぶたが終わるまで車を出せません。
青森ねぶた祭り2019の観覧席
大混雑はわかっていても、できれば座席を予約してゆっくり鑑賞したいと思う方は多くいらっしゃると思います。
そんな方のために個人と団体に分けて観覧席が用意されます。
10名様以上の団体観覧席と9名様以下の個人観覧席があります。
個人観覧席は、6月下旬より青森市内の指定旅行社窓口、全国のコンビニエンスストア他で販売予定です。
なお、10名様以上の団体観覧席は、すでに受付を開始しています。
個人観覧席の発売等の詳細は、6月中旬に決まります。
また、8月7日(水)は、ねぶたの海上運行があり、ねぶた(昼)と花火大会・海上運行(夜)の観覧席券をセットで販売しています。(ねぶた(昼)の観覧席のみの購入も可能)
※ねぶたと花火大会観覧席セット料金は7,000円です。
青森ねぶた祭り2019のホテル
青森ねぶた祭りは、夜に鑑賞するのがおすすめです。
となると時間も遅くなりますから、できれば、ねぶた観光から近いホテルが便利ですね。
おすすめのホテルを何件か紹介していきます。
◎ホテルサンルート青森
青森県青森市新町1-9-8 TEL:017-775-2321
◎ホテル青森
青森県青森市堤町1丁目1-23 TEL:0120-752-230
◎青森国際ホテル
青森県青森市新町1丁目6-18 TEL:017-722-4321
以上、代表的なホテルをあげましたが、他にも駅近辺には多くのホテルがあります。
下の地図中のマークをクリックして参考にして下さい。
立地のいいホテルからどんどん予約が埋まっていきますので、とにかく予約を早く取ることをおすすめします。
予約が取れない場合は、市街地から離れた場所やツアーに申し込むかといった形になってしまいます。
まとめ
今回は、青森ねぶた祭り2019日程と観覧席、ホテルや混雑・駐車場情報などについてまとめてみました。
約1週間の青森ねぶた祭りですが、期間中のねぶたすべてを見るのは時間的に無理がある方も多いかと思います。
その場合、大型のねぶたを見られる後半に行かれることをおすすめします。
さらにハイライトは海上運行と花火大会を同時に鑑賞できる最終日になるでしょうか。
運行ルートに近いホテルを早めに予約しておくのもポイントです。
いずれにしても大迫力のねぶたを一度は見ておきたいものです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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