ボクシング団体の種類が多すぎ!格付けと最強を決める統一戦は?

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ボクシングも最近は村田諒太選手や井上尚弥選手など日本人選手の活躍で、盛り上がりを見せていますが、ボクシング団体の種類が多すぎると思ったことはありませんか?

ひと昔前だとWBAとWBCぐらいしか聞かなかったものですが、最近では聞いたことがない団体名を耳にすることもあった同じ階級に何人も世界チャンピオンがいる状況になっています。

これではだれが最強で本当の世界チャンピオンなのか、わからないですよね。

それとも各団体で格付けのようなものがあるのでしょうか?

また、最強を決める統一戦をやってほしいのですが、そういう企画はあるのでしょうか?

今回は、「ボクシング団体の種類が多すぎ!格付けと最強を決める統一戦は?」と題して、増えすぎたボクシング団体と統一戦について見ていきます。

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ボクシング団体の種類が多すぎるけど、いくつある?

ボクシング団体の種類が多すぎる気がするのですが、いったいいくつあるのでしょうか?

世界チャンピオンを認定するボクシング団体は、いろいろ聞きますが現在のところ、主要四団体と呼ばれるWBA・WBA・IBF・WBOの4つが有名です。

これら4つのボクシング団体は、歴史も違えばルールなどにも若干の違いが見られます。

主な概要と違いを、以下に簡単にまとめました。

WBA(World Boxing Association世界ボクシング協会)

1921年設立と最も歴史が古く、90か国が加盟しています。
スリーノックダウン制(1ラウンドで3回ダウンした場合は即ノックアウト負け)を採用。

WBC(World Boxing Council世界ボクシング評議会)

1963年設立で最も多い161か国が加盟しています。
このボクシング団体の最大の特徴は4Rと8Rの終了時に採点を公表するオープン・スコアリング・システムを採用していることでしょう。
これによって選手の戦い方も変わり、観客の見方も変わります。
フリーノックダウン制(1ラウンドで何回ダウンしてもOK)を採用。

IBF(International BoxingFederation国際ボクシング連盟)

1988年設立で65か国が加盟しています。
フリーノックダウン制を採用。

WBO(World Boxing Organization世界ボクシング機構)

1983年設立で27か国が加盟しています。
スリーノックダウンを採用。

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ボクシング団体の格付け

これらボクシング主要四団体の概要はわかりましたが、格付けとなるとどうでしょうか。

いわゆる権威ともいえるものだと思うのですが、歴史だけ見ればWBAですが、歴史が長いから格付けトップということにはなりません。

いかに最強のチャンピオンがいるかという点からすると、加盟国161か国と群を抜くWBCは頭一つ抜けているのではないでしょうか?

やはり選手の数も多くなれば、強いチャンピオンが誕生しやすいのも自然なような気もします。

しかし、歴史は浅くてもIBF・WBOにも強いチャンピオンがいます。

なので、ボクシング団体の格付けは、ここがトップとは言い切れないのが現状と言えます。

ボクシング団体の種類が多い理由

ボクシング団体の種類が多いのには理由があります。

もともとはNBA(National Boxing Association全国ボクシング協会)という1921年設立のボクシング団体だけだったのですが、これが1962年WBAと改名しました。

しかし、当時のWBAがアメリカ主体のボクシング団体であったため、アメリカ以外の地域の選手とは公平性が保てなくなったため、1963年WBCが設立されました。

それに続いて1983年にIBF、1988年にはWBOが設立されています。

日本ボクシングコミッション(JBC)は、世界チャンピオンが乱立することを避けるためIBFとWBOの世界タイトルを認めていませんでした。

しかし、2013年IBFとWBOに加盟し、ボクシング主要四団体すべてに挑戦可能となりました。

振り返ってみると、WBAが以前からアメリカだけでなく、ワールドワイドで加盟国を増やしていれば現在のようなボクシング団体の種類が多いという状況は避けられたかもしれませんね。

ボクシング団体の枠を超えた最強を決める統一戦

これだけボクシング団体の種類が多くなり、同じ階級に何人もチャンピオンが乱立するとファンが望むのはただひとつ、”真の最強チャンピオンを決めてくれ” ということです。

いわゆる統一世界王者を決める統一戦の開催です。

統一戦は、選手にとってもファンにとっても真のチャンピオンを決める夢のカードでもあります。

統一世界王者は、WBA・WBC・IBFの統一王者を3団体統一王者WBA・WBC・IBF・WBOの統一王者を4団体統一王者といいます。

4団体統一王者はこれまでのところ、スーパーライト級のテレンス・クロフォード(アメリカ)、ミドル級のバーナード・ホプキンス(アメリカ)、ジャーメイン・テイラーアメリカ)、そしてクルーザー級のオレクサンドル・ウシク(ウクライナ)の4人しかいません。

統一世界王者を決めるには、主要四団体のチャンピオン同士がベルトをかけて統一戦を行うというのがこれまでの一般的な方法でした。

しかし、昨年から真の世界チャンピオンを決めようとWBSS(ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ)という主要四団体チャンピオンと選抜の強豪選手によるトーナメント戦が開催されています。

第1回は、スーパーミドル級とクルーザー級の2階級で行われ、第2回は、すでにバンタム級が進行しており、井上尚弥選手が初戦で鮮烈なKO勝ちを飾ったのは記憶に新しいところです。

このWBSSで各階級の最強が決まれば、ボクシング団体の格付けもある程度、はっきりしてくるのではないでしょうか。

WBSSの概要については、こちらの記事も合わせてどうぞ!
☞ エキサイトマッチ6月の放送カードと井上尚弥参戦のWBSSとは?

まとめ

今回は、「ボクシング団体の種類が多すぎ!格付けと最強を決める統一戦は?」と題して、増えすぎたボクシング団体と統一戦について見てきました。

ボクシング団体は種類が多すぎる気がしますが、主要四団体と呼ばれているのがWBA・WBA・IBF・WBOの4つで、格付けはどこが一番とは言い切れません。

また、最強を決める統一戦はWBSSという主要四団体のチャンピオン他によるトーナメント戦が開催されており、WBSSで各階級の最強が決まれば、ボクシング団体の格付けもある程度、はっきりしてくるかもしれません。

ボクシング団体の種類が増えた分、選手にとっては世界チャンピオンになりやすい時代になったかもしれませんが、ファンにとってはわかりにくくて世界チャンピオンが複数存在する状況は歓迎されません。

団体の枠を超えて、真の最強チャンピオンが誕生することを期待します。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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